K・Nの悲劇



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

5.50pt (10max) / 2件

6.15pt (10max) / 27件

Amazon平均点

3.58pt ( 5max) / 57件

楽天平均点

3.84pt ( 5max) / 92件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
7pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2003年02月
分類

長編小説

閲覧回数8,195回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数50

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

K・Nの悲劇 (講談社文庫)

2006年02月16日 K・Nの悲劇 (講談社文庫)

若くして成功した夫との新しい生活。だが予期せぬ妊娠に中絶という答を出した時から、夏樹果波の心に異変が起こり始める。自分の中に棲みついた別の女―精神の病か、それとも死霊の憑依なのか。治療を開始した夫と精神科医の前には想像を絶する事態が待ち受けていた。乱歩賞作家が描く、愛と戦慄の物語。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

K・Nの悲劇の総合評価:7.10/10点レビュー 59件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

K・Nの悲劇の感想

内容が重すぎて少しつらい感じです。
「13階段」も同じく重い内容でしたが、比較してしまうとどうしても残念な感じは否めません。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1:
(6pt)

K・Nの悲劇の感想

「中絶胎児が人間として認められれば、日本人の死亡率トップはガンではなく、人工妊娠中絶ということになります」

避妊や中絶の問題がテーマとなります。
この問題、責任の所在はほぼ男性側にあると言っていいでしょう。
この作品では、経済的に問題を抱える夫婦の妊娠、そして産むべきか中絶すべきかという苦悩が描かれていますが、不思議な事に、描かれている苦悩は主に男性視点からのものです。
「有無を言わさず言いなり」という女性側の現状を象徴しているように感じました。
そこで作者は、女性側の反撃として「ホラー」で返しています。
ホラーの部分には、当然リアリティはありませんし、作者の回収する意思も感じられません。
兎に角「思い知れぇ!」って感じ。 結構怖いです。
それだけ恐ろしい思いをさせなければ気が済まない、無責任な男はいなくならない。
そういう作者の怒りが感じられた作品でした。

梁山泊
MTNH2G0O
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.57:
(5pt)

最初の方ホラーですね。

序盤はヘビーでなかなか読み進まなかった。
最後まで読んで良かったです。
高野作品、全部読んでしまった。
やっぱジェノサイドが個人的にイイです。
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134
No.56:
(4pt)

怖いです

13階段でファンになった高野さんの本なので、手にしました。 専門職ですが、その視点からも非常に良く書けていると思います。 男としては、怖い内容が含まれていますが、どんどん引き込まれていきました。 ただ、表紙の絵がインパクトが強すぎで、周りの目が気になりました。
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134
No.55:
(3pt)

母性と憑依妄想

思わぬ妊娠に対し中絶を決意した夫婦に,妻の不可思議な変化が生じる.
休職中の精神科医がその治療に当たるが・・・.

怪奇現象をあくまで精神症状としてとらえる精神科医は
医師としてのプロフェッショナルの姿でもあり,
また,根底にある母性を精神科医の言葉として表現するストーリーにもなっている.
設定や展開にはやや強引なところもあるものの,
作者の真摯なメッセージを伝えようという意図が感じられる.

一方,後先考えずに避妊を怠り,怪奇現象が怖いから中絶を取りやめるという夫の行動には浅薄さは否めない.
このあたりがテーマ性を減じる一因になっているような気がする.
また,いくつかの謎が解決されていないマイナスポイント.
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134
No.54:
(3pt)

中絶というテーマについての作者のメッセージ

13階段が素晴らしかったので、他も読みたい!という衝動にかられて何冊か一気に読んだ。
共通して思うのは、メッセージを作品を通して読者に伝えようという意思がとても感じられるという点。
本作はオカルト風の色合いを帯びていて、あまり馴染めなかったが、中絶というテーマについてのメッセージ性を伝えるという意味では成功しているのかなと思う。ただ、氏の作品は「説教くさく」なくて、白黒つけがたい問題を、無理矢理白にしてしまったり黒にしてしまったりするのでなくて、読みながら一緒にどうしたものかと悩ませてくれるところが好きだ。
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134
No.53:
(1pt)

読まない

話のスケールが小さいし、大きな展開が予想できなくファンタスチックでない
K・Nの悲劇Amazon書評・レビュー:K・Nの悲劇より
4062117134



その他、Amazon書評・レビューが 57件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク