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K・Nの悲劇



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【この小説が収録されている参考書籍】
K・Nの悲劇
K・Nの悲劇 (講談社文庫)
K・Nの悲劇 (文春文庫)

K・Nの悲劇の評価: 5.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

K・Nの悲劇の感想

内容が重すぎて少しつらい感じです。
「13階段」も同じく重い内容でしたが、比較してしまうとどうしても残念な感じは否めません。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1:
(6pt)

K・Nの悲劇の感想

「中絶胎児が人間として認められれば、日本人の死亡率トップはガンではなく、人工妊娠中絶ということになります」

避妊や中絶の問題がテーマとなります。
この問題、責任の所在はほぼ男性側にあると言っていいでしょう。
この作品では、経済的に問題を抱える夫婦の妊娠、そして産むべきか中絶すべきかという苦悩が描かれていますが、不思議な事に、描かれている苦悩は主に男性視点からのものです。
「有無を言わさず言いなり」という女性側の現状を象徴しているように感じました。
そこで作者は、女性側の反撃として「ホラー」で返しています。
ホラーの部分には、当然リアリティはありませんし、作者の回収する意思も感じられません。
兎に角「思い知れぇ!」って感じ。 結構怖いです。
それだけ恐ろしい思いをさせなければ気が済まない、無責任な男はいなくならない。
そういう作者の怒りが感じられた作品でした。

梁山泊
MTNH2G0O

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