本の背骨が最後に残る



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    9.25pt (10max) / 4件

    Amazon平均点

    4.75pt ( 5max) / 4件

    楽天平均点

    4.19pt ( 5max) / 70件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2023年09月
    分類

    長編小説

    閲覧回数935回
    お気に入りにされた回数2
    読書済みに登録された回数4

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)

    2023年09月21日 本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)

    読まないほうがいい。虜になってしまうから……。その国では、物語を語る者が「本」と呼ばれる。一冊につき、一つの物語。ところが稀に同じ本に異同が生じる。そこで開かれるのが市井の人々の娯楽、「版重ね」だった。どちらかの「誤植」を見つけるために各々の正当性をぶつけ合う本と本。互いに目を血走らせるほど必死なのはなぜか。誤植と断じられた者は「焚書」、すなわち業火に焼べられ骨しか残らないからである。表題作の他「痛妃婚姻譚」「『金魚姫の物語』」「本は背骨が最初に形成る」など7編収録。要注目の新鋭作家にして若きビブリオマニア・斜線堂有紀が、凶暴な想像力を解放して紡いだ、絢爛甘美な七つの異界。あなたも、この物語の一部になる。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    本の背骨が最後に残るの総合評価:9.50/10点レビュー 4件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.4:
    (5pt)

    美しい作品

    斜線堂有紀戦線の作品は今回初めてなのですが、読みやすく届いたその日で読み終わりました。
    ダークファンタジーが好きな方は特にオススメです。
    本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)より
    4334100511
    No.3:
    (4pt)

    美しさとは。。。

    とても奇妙なホラー小説です。

    一つ一つの物語が重く暗いのに、輝いている。

    もう一冊読んでみたいと思いました。
    本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)より
    4334100511
    No.2:
    (5pt)

    ただ凄惨では無い、現代に置き換える事ができる考えさせられる物語

    レビューはタイトルが全て、以下感想
    作中人物に会いに行きたくなってはや4度目の読み返し、十に恐らく惹かれている私的な感想ですがこの短編集で最も人間らしい美しい醜さを持っている 
    恐らく私は十に魅入られてしまっている
    本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)より
    4334100511
    No.1:
    (5pt)

    書き下ろしの一篇がどうしても読みたくて‥‥。ますます〈十(とお)〉に魅せられました。

    グロテスクでありながら美しい。おぞましいのに、なぜか目が離せなくなっている。〝黒衣の悪女〟を彷彿させる作品の数々に魅了されました。

    なかでも、〈十(とお)〉という名の異形のキャラのインパクトが強烈な表題作「本の背骨が最後に残る」と、その姉妹篇「本は背骨が最初に形成(でき)る」の二篇が素晴らしかった。いずれが正しき物語を身内に刻んでいるかを論じ合う〈版重(はんがさ)ね〉の場面は、ぞくぞくする読みごたえがあってしびれました。
    両作品のタイトル。〝残〟と〝形成〟の字面が、あたかも韻をふんでるみたいな趣(おもむき)があって、著者の心配りの細やかさいうのを感じましたね。
    この〈十(とお)の版重ね〉の物語、シリーズにならへんやろか。もっとあれこれ読んでみたいっす。

    上述した二篇以外では、「痛妃婚姻譚(つうひこんいんたん)」の話が印象に残ります。
    〝愛〟と〝死〟が表裏一体となったその苛烈さぶりに、胸えぐられるような痛みを覚えました。

    書下ろしの「本は背骨が最初に形成(でき)る」以外の短篇は、【異形コレクション・シリーズ】(井上雅彦・監修、光文社文庫)のアンソロジーに収録されたものばかり。収録作品は一度読んでいたのですが、今回再読してみて、改めてその魅力に酔いしれました。

    収録作品ならびに初出は、以下のとおり。
    ■ 本の背骨が最後に残る 『蠱惑(こわく)の本 異形コレクション』2020年12月刊
    ■ 死して屍(しかばね)知る者無し 『秘密 異形コレクション』2021年6月刊
    ■ ドッペルイェーガー 『狩りの季節 異形コレクション』2021年11月刊
    ■ 痛妃婚姻譚(つうひこんいんたん) 『ギフト 異形コレクション』2022年4月刊
    ■ 『金魚姫の物語』 『超常気象 異形コレクション』2022年12月刊
    ■ デウス・エクス・セラピー 『ヴァケーション 異形コレクション』2023年5月刊
    ■ 本は背骨が最初に形成(でき)る  ※書き下ろし
    本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)Amazon書評・レビュー:本の背骨が最後に残る (文芸書・小説)より
    4334100511



    その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク