(アンソロジー)

ギフト異形コレクションLIII



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初公開日(参考)2022年04月
分類

アンソロジー

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ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)

2022年04月12日 ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)

全篇新作書下ろし! ますます注目度が高まる53冊目の《異形》 豪華執筆陣による《贈りもの》と《異能力》を巡る妖しくも美しい15の物語 飛鳥部勝則 井上雅彦 上田早夕里 空木春宵 黒木あるじ 黒 史郎 最東対地 澤村伊智 篠田真由美 斜線堂有紀 竹本健治 津久井五月 平山夢明 深緑野分 木犀あこ(「BOOK」データベースより)




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No.4:
(5pt)

続いて嬉しい。

知らない作者の発見が嬉しい。
ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)より
4334793460
No.3:
(4pt)

その刊行がギフトだと思う。

野分・だが感知しない霊はいないに同じ?五月・希望の押し付けは罪?勝則・その種明かしはマイナス要素?伊智・新解釈×ディストピア?あこ・平凡、平凡さに深み?雅彦・職人的技巧?対地・「メリーさんの電話」?夢明・そのオチはマイナス要素?史郎・ジェノサイドの宝箱やぁ~!有紀・様式美?春宵・終末の愛のストーリー?健冶・独り善がりな掌編…。早有里・魔はより多くの不幸より個人を糧にするか?真由美・あるいは3人の生け贄?あるじ・見事に紡ぎだされたある復活の物語!
ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)より
4334793460
No.2:
(5pt)

前人未踏のホラーアンソロジー!

2020年秋の刊行再開には驚いたが、その後順調に来て復活5作目。このままのペースで続くのだろうか。
亜流も含めて足掛け25年全100冊に及ぼうかという異例のアンソロジーといってよいと思う。
復活後の5冊、いちばん大きな変化に皆様はお気づきでしょうか…
それは、話数の絞り込み、換言すれば短編の中編化でしょうか。
かつての全盛期例えば「時間怪談」などを例にとれば話数は約半分になっている。
品質は変わらずと信じたいが、切れ良い短編を多く読みたい向きにはややきつい。
作家陣顔ぶれにもかなりの変化がある。いずれにせよ監修井上雅彦氏には敬意を感じる。
これまでの数々の出版社や企画を持ってここまで継続させる手腕はただ事ではない。
その間ずっと買い続けてきた私自身含めファンもいるのだなぁと…。
しかもどうしても手放すことが出来ない。
ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)より
4334793460
No.1:
(5pt)

読みごたえある魅力的な短篇がいくつもありました。大満足です。

五十三冊目の【異形コレクション】シリーズのテーマは、「ギフト(贈りもの)」。すべて書下(かきお)ろしの短篇ばかり、十五篇が収められています。本巻は、これまでのシリーズのなかでも読みごたえのある作品が多く、大満足の一冊。とても気に入りました。
収録作品は、以下のとおり。

◆深緑野分(のわき)  「贈り物」
◆津久井五月(いつき) 「肉芽(にくが)の子」
◆飛鳥部(あすかべ)勝則 「もう一つの檻(おり)」
◆澤村伊智(いち) 「鬼 または終わりの始まりの物語」
◆木犀(もくせい)あこ 「二坪に満たない土」
◆井上雅彦 「ラズベリー色の天幕」
◆最東対地(たいち) 「Cursed Doll」
◆平山夢明(ゆめあき) 「アトムの子」
◆黒(くろ)史郎 「可不可(カフカ)」
◆斜線堂有紀(ゆうき) 「痛妃婚姻譚(つうひこんいんたん)」
◆空木春宵(うつぎ しゅんしょう) 「死にたがりの王子と人魚姫」
◆竹本健治 「男娼チヒロ」
◆上田早夕里(さゆり) 「封じられた明日(あす)」
◆篠田真由美 「おまえの輝く髪を」
◆黒木あるじ 「L'Heure Bleue(ルール・ブルー)」

殊に気に入ったのは、次の八つの短篇。

第1位。澤村伊智「鬼 または終わりの始まりの物語」───圭太郎て登場人物のキャラが強烈。凄いインパクトがありました。〈桃太郎〉だとか〈願いを叶える〉だとか、色んなアイテムが上手く料理されていて、これ、面白かったです。

第2位。上田早夕里「封じられた明日」───円熟の境地とでもいうか、作品の出来栄えでは、これが一番だと思う。完成度、高いです。この手の上田さんの作品集、今後の刊行を強く希望します。

第3位。斜線堂有紀「痛妃婚姻譚」───主役の男女の愛の苛烈さ、痛切な姿が、胸に刺さりました。ぎゅっと心を鷲掴みにされてしまう、そんな半端ない恋物語でした。

第4位。飛鳥部勝則「もう一つの檻」───この話に出てくる〈雪女〉のキャラクター、かなり強烈かつ魅力的でしたね。また、凍死した死体の謎解きが、真面目なふりしてトンデモだったのが印象に残ります。

第5位。篠田真由美「おまえの輝く髪を」───英国怪談の味わい深い雰囲気、趣(おもむき)があって、これは良(い)いわあ。それまでのゆったりした話の展開が、終盤、一気に畳まれる辺りの緩急も素晴らしい。

第6位。空木春宵「死にたがりの王子と人魚姫」───女子高生ふたりの百合模様が魅力的でした。豚親爺が登場する以降の展開はイマイチでしたが、そこまでの話の中、百合のふたりのやりとりとかは気に入りました。

第7位。黒木あるじ「L'Heure Bleue」───「ルール・ブルー」とはフランス語で〈青の時間〉のこと。夜明け前の数分間、空が濃い青に染まる時間のことを指して言うこの言葉が醸し出す静けさとともに、それとは対照的な色が立ち上がってくるところ、印象に残りましたね。

第8位。井上雅彦「ラズベリー色の天幕」───サーカスの天幕(テント)を背景に繰り広げられるオムニバス形式の四つの話。「一寸法師」「鰐男(わにおとこ)」「髭女(ひげおんな)」「かぼちゃ頭」。とりわけ、最初と最後の話が面白かったです。

とにかく、私にとってこのシリーズは、とても大切な、かけがえのないアンソロジー。今回も、〈幻想〉と〈怪奇〉の色濃い、素晴らしき短篇の数々に、拍手
ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ギフト(異形コレクションLIII) (光文社文庫)より
4334793460



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