(アンソロジー)

蒐集家(コレクター)―異形コレクション



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初公開日(参考)2004年07月
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蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)

2004年07月31日 蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)

「闇を愛する異形の物語」の蒐集者のために奉仕する。それは、創り手である前に、読者でもある自分にも奉仕する使命【ミッション】でもあったと思っています。だからこそ……。通巻三十巻という記念すべき本書で、集めるべき短篇のテーマは《蒐集家【コレクター】》と決めておりました。 〈蒐集家〉をテーマとした作品は、闇を愛する物語に少なくありません。蒐集癖という本能にも等しい嗜好。偏愛。呪術的なフェチシズム。それ自体、他者からみれば異形の行為者である〈蒐集家〉であればこそ、そこには妖も、魔も、怪も、惹き寄せられ、図らずも蒐集してしまう……ことになるのかもしれません。 (「BOOK」データベースより)




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No.5:
(3pt)

グロテスクなものが多い

蒐集といってもいろんな種類があるわけですが、異形コレクションなのでありきたりのものにはなりません。
20作中よかったと思ったのは7作。

夢枕獏「陰陽師 蚓喰法師」
北原尚彦「愛書家倶楽部」
石田一「いちばん欲しいもの」
冲方丁「箱」
早見裕司「終夜図書館」
岬兄悟「記憶玉」
中島らも「DECO-CHIN」

「終夜図書館」は作家となった人の喜びと不安、恐れ、業界の裏事情などについていろいろと考えさせられました。
こちらのレビューで知りましたが、中島らもさんの作品はなんと急逝される3日前に書かれた遺作だったのですね。前半はすごく共感しながら読んだのですが、後半の強烈な展開が驚きでした。そうきたか・・と。
スプラッタなものも多く、特に平山夢明「枷」は凄まじすぎました。ここまで凄惨に描く必要があったのかと。これでもかとグロテスクさが迫ってくるので嫌悪感でだいぶ読み飛ばしました。ごめんなさいです。
今回はかなり尖った作品が多く、好みが分かれるかもしれません。
蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)より
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No.4:
(4pt)

きしゅうか

いろんなさっかさんがかいてます
むずかしかったり、おどろきがあったりします
蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)より
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No.3:
(4pt)

収録作品数がやや多い

大変密度の濃い20人の著者の書き下ろし20作品が収められているが、このシリーズの常でもある。それぞれの作品には著者の個性が遺憾なく発揮され、ほとんどの作品で予想もしなかった結末が用意されている。我々読者は読む楽しみに加えて、衝撃的な結末を含めた読後の余韻にひたるのも楽しみの一つだ。そういう観点から思うに、もう少し収録作品数を厳選して少なくする方が手軽で読みやすいかも知れない。

コレクターというタイトルは読者を裏切らない。このタイトルから、ちょっとした切手などのコレクションなどを想像する方はほぼ皆無だろう。それよりもコレクターという言葉に狂気じみた響きを感じる。内容はやはり、、、である。膨大な蔵書のコレクションであったり、色々な動物の目玉のコレクションであったりと、時には極度のお道楽、時には猟奇じみたりしている。ホラー・ミステリーファンにはたまらない内容だ。中島らも氏の遺作も収録されているが、これは大傑作だ。

収録作品数はやや多めだが、ハズレは一つも無い。

どの作品も一気に読めてしまう面白さで、結末が心に強く突き刺さる。
蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)より
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No.2:
(4pt)

遺作となった中島らもの短篇に唸る

世にも稀なるものを蒐集することに憑かれた人たち。
蒐集する行為が引き寄せてしまう人外魔境の妖しの世界。
書き手によって様々に料理された短篇の妙味を、随所に感じた。特に印象に残った作品は、浅暮三文の「參」と、中島らもの「DECO-CHIN」。
前者は、摩訶不思議な漢字が繋がっていく趣向が面白かった。後者は、急逝した中島らもさんが事故三日前に書き上げた遺作。書き手の魂が作品にこもった傑作。読後、「これは凄い!」と唸った。この二作以外では、夢枕 獏の「陰陽師 蚓喰(みみずく)法師」、北原尚彦「愛書家倶楽部」、沖方 丁「箱」、早見裕司「終夜図書館」、飛鳥部勝則「プロセルピナ」に、◎を付けた。今まで読んだ「異形コレクション」シリーズのなかでも、上位に置きたい一冊である。
この手のホラー小説、ダークファンタジーのアンソロジーがお好きな方に、ぜひ御一読をとお薦めしたい。
蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)より
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No.1:
(5pt)

中島らもの遺作も収録

中島らもが亡くなる3日前にFAXで原稿を送ったといういわく付きの作品「DECO-CHIN」も収録されている。グロテスクな内容が突然の死を思い出させ、「蒐集」をテーマに集められた短編集として異彩を放っている。どの話しもぞっとするものばかりで、夏の一夜に丁度よい、読み応えのある短編集だ。
蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)より
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