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GOD―異形コレクション
- 異形コレクション (56)
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自分の好みは、どちらかといえば編者である井上雅彦氏風の耽美・幻想、または日本、海外どちらが舞台でも、ごくごくストレートで古典的な怪奇小説なのですが、そういう好みから言うと、今回ははずれてしまったようです。好みに近かったのは、どこかかわいらしいSFホラー恩田陸「冷凍みかん」、僻地の村の猟奇的な儀式を描いた田中哲弥「初恋」は凄みがありました。それから、たまたま滞在するはめになった漁村でみつけた小さな祠が禍々しい加門七海「小さな祠」もよかったです。 あと、普段ならまず挙げない雰囲気のもので、このぶっ飛んだ個性はすごいと思えた作品がいくつかありました。笑いながら読んでしまった歩き回る大黒さんの話、大場惑「大黒を探せ!」は傑作でした。とんでもないいきさつから異星の恐竜に脳を移植されることになった俳優を描いた田中啓文「怪獣ジウス」は、よくまあこんな気持ち悪いものが書けるとびっくりの想像力と表現力がすごかったです。また、菊池秀行「サラ金から参りました」も、異様な神様を祀る新興宗教へ、貸した金を取りたてに行く不敵なチンピラを描いてなかなか秀逸でした。 作家さんごとにまったく違う個性の作品が並びました。なかなか読み応えがある巻だと思います。 | ||||
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半年ほど前から異形コレクションに出会ってずっと、 トイレの中では、これ読みっぱなし。 俺様の好みとしては、RPGでも小説でも、映画でも、 現実離れしてようが、突拍子もない世界観でも、 リアリティがあって、その設定の世界観がしっかり構築されてたら、 ええ。 しかもそのイメージが、全く新しい出会いであったり、 インパクトの強いモノやったら、なお、よし。 だいたい異形コレクションシリーズで、一つか、二つ、 うならされるような短編にであうんやけど、 この「GOD」では、そんなええ奴がごろごろあった。 おもろかったぁ。 この一冊で出会った作家をもとにその人の作品も あさるようになって、読書幅ひろがったしな。 | ||||
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