(短編集)

アルマジロの手: 宇能鴻一郎傑作短編集



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    初公開日(参考)2023年12月
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    アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)

    2023年12月25日 アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)

    彼は「手が……アルマジロの手が」というばかりだったのですーー。不気味な緊張感を孕む怪奇な作品「アルマジロの手」、美しい姫君に恋をした狸の哀切「心中狸」、むさぼり喰らう快楽にとり憑かれた男の無上の幸福「月と鮟鱇男」の他、「海亀祭の夜」「蓮根ボーイ」「鰻池のナルシス」、そして甘美な爛熟世界に堕ちた男を描く傑作「魔楽」を収録。官能の深みと生の哀しみを短編に昇華させた七編。(「BOOK」データベースより)




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    No.8:
    (5pt)

    さまざまな性と生、秀逸な作品集(ただのエロ作家ではない)

    この作品集にも感動しました。
    さまざまな生と性が詰まっていました。
    メキシコのあるいはインドの、日本の。
    「アルマジロの手」と「魔楽」が特に秀逸でした。
    アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)Amazon書評・レビュー:アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)より
    4101030529
    No.7:
    (5pt)

    満足

    記載通りで満足です
    アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)Amazon書評・レビュー:アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)より
    4101030529
    No.6:
    (5pt)

    性と食

    宇能鴻一郎氏の小説は露骨で露悪的に見える。実際に、書かれているのは際どい内容で、とてもPTAのお墨付きは得られそうにない。お上品な方々が眉をひそめるような物語ばかりである。宇野氏は小説のなかで性と食について、執拗と思えるほど微に入り細に入り書くのだが、それは性と食こそが生きることの源泉であるからに他ならない。性と食という具体的行為が生を支えるという、物理的な作用によって人間は存在しているのであるから。(そして、肉体をもった人間が存在することによって精神もまた存在しているのだから)

    宇野文学のよさというのは、お高くとまった狭量なイデオロギーに毒されていない点にあるのではないか。それは、多感な少年期に敗戦を満州で迎え、一夜にして天地がひっくり返るような経験をしたこととけっして無縁ではないだろう。思想的にも、今まで右といっていたものがなんの弁解もないままに左に変わっていく様を目の当たりにして、思想信条というものの頼りなさやいい加減さを嫌というほど味わったに違いないのである。

    本書は「姫君を喰う話」に続き、宇能鴻一郎傑作短編集第二弾として新潮文庫から出版されたものである。収録された7編は、怪異譚、民話風の話、滑稽味のある物語など宇能鴻一郎氏のヴァリエーションの広さを示しているが、共通して感じられるのは男のマゾヒズムである。その点で、表現手法は異なるが、谷崎潤一郎的と言えるかもしれない。そのマゾヒズムのほとんどが悲哀を伴いつつ肯定的に捉えられているのも興味深い。7編のなかでとくに気に入っているのは、悲劇的な物語が水彩画のような透明な美しさで彩られた「蓮根ボーイ」である。
    アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)Amazon書評・レビュー:アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)より
    4101030529
    No.5:
    (3pt)

    知らない世界を覗く

    人間が悦楽をむさぼり続けると、最後はどうなるか。
    そのような、興味ありつつもおぞましい思いに捕らわれつつ読みました。
    アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)Amazon書評・レビュー:アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)より
    4101030529
    No.4:
    (5pt)

    食と性。

    作者は芥川賞を受賞してから官能小説を書き、それが評価されたそうですが、
    美味しそうな「食べること(食べ物)」の描写と、それに絡めた「官能的な性描写」が、絶妙でした。
    昨今の芥川賞受賞作家も見習ってほしいなぁと思いました。
    アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)Amazon書評・レビュー:アルマジロの手:宇能鴻一郎傑作短編集 (新潮文庫 う 28-2)より
    4101030529



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