(短編集)
冬の子 ジャック・ケッチャム短篇傑作選
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かなり期待したのだが、面白くなかった。これをモダンホラーと言われても、どこか釈然としないし、やはりキングの方が面白いし、なんか中途半端な内容な気がした。面白いと評価する人もおられるとは思うが、おれはだめでした。 | ||||
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大好きなケッチャム作品の短編集。 内容に入りやすいので、忙しくてもちょっとした合間に読むことができた。作品それぞれが全く別物な上、はずれがほとんどない。寝る前に読むと、ホラー、グロテスク、悲哀、情緒等々により、幾晩か寝つきが悪かった。 改めてケッチャムは他に類を見ない多彩で優れた作家だと感心する。まだまだ作品を発表してほしかった…。本当に惜しまれる。 | ||||
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ケッチャムといえば、「隣の家の少女」に代表されるグロテスクかつメランコリックな作品で知られるホラー作家ですが、この短編集には、表題作や「作品」「二番エリア」などのそうしたケッチャムの特徴が表れた作品だけではなく、著者の多彩さを示す短編が並んでいます。なかでも、もっとも心惹かれるのはブラム・ストーカー最優秀短編賞を受賞した「箱」です。 クリスマスを2週間後に控えた列車に、小学生ぐらいの息子ダニーとふたりの娘を連れた夫婦が乗っています。ひとり離れて座っているダニーの隣にプレゼント用の赤い箱を抱えた男がいて、ダニーは男に箱の中身が何かを尋ね、見せて欲しいと頼みます。たしなめる父親に対して男はかまわないと言って、蓋を少しずらして中身を見せるのですが、ダニーは困惑の表情を浮かべます。男は次の駅で降りてしまい、列車を降りたあとで夫婦はダニーに中身は何だったのか尋ねますが、なにもと答えるだけでした。その夜からダニーは一切食事を摂らなくなってしまいます。機嫌はいいのですが、どういうわけか食べ物だけはまったく受けつけないのです。そして... いやはや、とてつもなく怖いです。残虐さとは無縁なのに、背筋がゾワっとするような恐ろしさで、その余韻は長く尾をひきます。他にもオープンエンディングで想像力を刺激される物語など、出来のよい作品が揃っています。 | ||||
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面白くない、怖くない、つまらない、読まないほうがよい。 読んでいてホントにつまらないので途中で止めました。 特に「箱」が京極夏彦さんより怖いとのレビューがあり 期待していたのですが「魍魎の匣」「匣の中の娘」の 耽美な怖さと比べるとレベルが違い過ぎて落胆しました。 ありきたりの陳腐なストーリーと怖さの欠片もない短篇集です。 これまで読んできた小説でここまで評価と差があるのは初めてで 自分の感覚がおかしいのか不安になりますが好みの問題ですね。 | ||||
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表題の「冬の子」は自身の代表作『オフシーズン』と『襲撃者の夜』から派生したストーリーでケッチャムファンであれば120%楽しめる内容です。個人的に素晴らしいと感じたのは「母と娘」と「行方知れず」です。 「母と娘」は家が重要な役割を果す、ゴシック風味のある作品で、血が繋がっている故の悲劇というか、切なさというか……短編ながらテーマのスケールの大きさを感じさせます。 「行方知れず」は幼児誘拐をモチーフにした不気味な短編で、読後もずっとどんよりとした気持ちになります。所謂オープンエンディング的な終わり方なので、読み手により様々な解釈が成り立つ作品だと感じました。 自己言及的な「三十人の集い」もケッチャムやホラーファンとして、興味深い内容ですし、「火の舞」は神秘的な雰囲気で、ケッチャムの多彩な側面を存分に楽しむことができます。 | ||||
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