オンリー・チャイルド
- 虐待 (178)
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連続殺人事件と絡めての解決だろう、本事件だけに絞ってもよかったのに、という私の浅はかな予想は見事に外れた。つくづく自分は凡人だと思い知らされる。 ありきたりにはならないエンディング。後味の悪さもさすがケッチャムだ。 読了直後は納得できず腹が立ったけど、時間を置くにつれて、これも現実かもと思えてくる。 警察も司法も頼りにならない、息子を何としてでも守るために、たったひとりででも、法に逆らってでも、立ち向かう母親の無償の愛。リディアの達成感には、驚きとともに確かにそうだろうと納得でき、本当に強い女性だと尊敬できる。 こういうものを描けるケッチャムは本当にすごい。…もう新作を読めないことがつくづく惜しまれる。 虐待されて育った子供はやはりその子供に虐待する、というのは定説のようになっている。 さらに、日本では折しも40代の女が子供を殺したことがニュースになっている。他にも3人の子供が不審死を遂げており、この子供が母親の暴力を訴えたときに児童相談所は問題視したのだが、家庭裁判所は証拠がないとして却下したとのこと。この判断が違っていればこの子の死亡は防げたはず。今後はこの点を掘り下げるべきだ。 本作を読みながら、同時にニュースを耳にしながら、普段は温厚そうに見受けられたというこの母親と、終始私はアーサー像が重なっていた。 | ||||
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他のケッチャム作品より読みやすかったです。 暗くつながる因果なのに、なぜかストンと腑に落ちる不思議な感覚を味わいました。 | ||||
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幼い子供の異常行動に悩む母親。その原因が地元の名士である夫の性的虐待であることに気づく... ケッチャムお得意のアブない奴登場だが、本作品は児童虐待がテーマなので痛々しくなってしまう。単なるキワモノに終わっておらず物語として読ませてくれるのはさすだが、読んでいて気分はよろしくはない。 我が子を守りたい母親と偏執的な愛着を示す夫は、やがて法廷での闘争を繰り広げる。沸騰感たっぷりのの法廷シーンはなかなかのもので、ラストに向けての期待を煽ってくれる。 ケッチャム作品は間を置いて読むべきだね。疲労... | ||||
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児童虐待の真実に気付いた時の胸糞の悪さがずっと付き纏い「いやこれはさすがにハッピーエンドになるだろう」と思って読み進め、そしてラスト…。 ケッチャムはやっぱりケッチャムでした。 欲を言うなら連続殺人の方をもう少し掘り下げて欲しかったが、後味の悪さはやはり一級品。 オフシーズンのような残虐さは控えめだが、家族、親子(母子、父子)、児童虐待に焦点を当てた残酷な小説。 | ||||
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1円でした。 ケッチャムにはまっているところだったので、 お得に買えてよかったです。 中身もとてもきれいでした。 ありがとうございました。 | ||||
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