バトルランナー
- デスゲーム (83)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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キングがリチャード・バックマン名義で出した4作目の作品はアーノルド・シュワルツェネッガーで映画化もされた本書。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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初めて読んだのは学生の頃だったかな。 近未来を舞台にしたデスゲームでしたが、やっぱりブレードランナーを意識したかと思いますが、そこはスティーブンキングw スピード感あふれる文章が良いと思います。 当時買った本がボロボロだったので追加して買いました。 | ||||
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メデイアを使ったシビリアンコントロール、教育の機会を奪うことで成り立たせる格安&危険労働など、社会に対する批判や警鐘といった部分も興味深いですが、単なる逃亡サスペンス劇として読んだ場合でも無頼の面白さ。 どうすれば生き残れるかについて、超絶アクションや御都合主義ではなく、アイデア勝負であるところがいいですね。 主人公も、すごく頭がいいというわけではなく、口汚く感情的。家族思いの一般的(そして反組織・反社会的)で人間味溢れる感じで親近感が湧きます。 誰が味方で誰が敵か。 追われるものの逃亡生活、中盤以降の心理戦。そして衝撃のラスト。 読み始めたら止まらない極上のエンターテイメント。 | ||||
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本当は、洋書の「The Running Man」を読んだのだけれども、この洋書のレヴューのコーナーが混乱しており、改善されないままなので、日本語版にレヴューを掲載させていただくことにしたので、ご了承いただきたい。 Bachmanシリーズは、Kingの著書としては、結構出来不出来の差が激しいように感じるのだが、この「The Running Man」は、「The Regulators」と並んで最もよく出来ているのではないだろうか。Arnold Schwarzeneggerが主人公として登場する同名の映画(日本語では、「ブレードランナー」)もあって、この本はよく読まれているようだ。 プロットも分かりやすいし、書き出しもすばらしい。また「The Long Walk」では希薄だった人間描写も、ここでは主人公のBenjamin Richardsをはじめとして、よくできている。だが設定が非常に暗いので、人によっては救われない気になるかもしれない。ちょうど「Pet Sematary」みたいに……。 東京を描写した文章も、登場する。とんでもない都市として………。 「---------- Man, did you know that everybody in Tokyo had to wear a nose filter by 2012? ----------」 | ||||
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これまで読んだキング作品では、実質的な処女長編らしいが、バックマン名義の「ロングウォーク」がいちばん好きだ。初期のものは表現がシンプルで、展開はキビキビしていて切れがあり、読後感が良い。それに対し中期以降の作品は、ストーリー周辺の書き込みが多すぎて読みにくく、何かアブノーマルなところがあって読後感、後味が良くない。 バックマン名義で書かれたこの「バトルランナー」も、変にディテールを書き込んだり心理描写をしたりしないのでものすごく読みやすく、かつ爽快に面白い。性格破綻している主人公のキャラや敵役のゲーム統括会社の担当重役のキャラ設定もよくできているし、追われる主人公の凄まじい逆襲はスリリングだ。 近未来のディストピア社会で、本物の人間狩りゲームに大衆が熱狂するという設定は「ロングウォーク」とまったく同じだが、歴史改変SFの要素が「ランナー」にはない。その分、ストーリーが現実寄りで、社会システム批判が明確になっているように感じる。 終盤、反撃に転じた主人公が旅客機に乗り込むところでオチは見えてしまう。また、全体の出来としては「ロングウォーク」の方が上だと思う。しかし、本作も予想を裏切る展開の連続で、読者をうまく引っ張っている。十分にA級エンタテイメントといえる仕上がりだ。 ただ一つ不満というか、キングのミスだろうが、主人公との対決が予告されている(ように思える)ゲーム本部専属の《ハンター》メンバーが、なぜかぜんぜん登場しないのは残念。あと書きによるとキングはこの本を72時間で書いた、ほとんど手を加えないまま出版したとある。本当だろうか? | ||||
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昔、同じ本を買った事がありましたが素晴らしい出来です。 同じ作者の死のロードウォークという本も読みたいのですが 売っていないですね・・・・・・。 | ||||
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