ブルックリンの八月
- 野球 (93)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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4分冊で刊行された短編集“NIGHTMARES & DREAMSCAPES”も本書でとうとう4冊目を迎える。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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稀代のストーリーテラー、スティーヴン・キング。 夜寝る前に『不眠症』を読んだら、あまりの面白さ故、読書 に没頭して、不眠と共に寝不足になってしまう・・・恐ろしい。 この短編集もバラエティに富んで全く飽きさせない。 特に、『ヘッド・ダウン』は最高の野球小説だと思う。 ホラーでも何でもない、少年野球チームの実話だが、さすが キングと唸らせる展開ぶり。泣ける。 こういう日常、どこにでもあるさりげない風景や人の営みを 巧みに描く上手さが凄い。 | ||||
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ええ、おもしろいのよ。 スタンドバイミーや デッドゾーンや クージョや イットや バトルランナーや トムゴードンに恋した少女や ミザリーや 呪われた街や ペットセマタリーや キャリーや ゴールデンボーイや 暗黒の塔シリーズなどに 感動や恐怖や絆や 痛みや悔恨や優しさや 苦しみや性や生や 悪や正しさや 許しや怒りや憎しみや 煌めきやユーモア その他もろもろを少しも感じずに ただひらすら長いと感じるなら 悪いこと言わないから、ライトノベルと言われるものや赤川二郎や 宮部みゆきや なんかそういう物を読んでればいいのです。 キングに手は出さぬことです。 | ||||
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昔のキングの短編集はSFチックでグロテスクで楽しかったが、この短編はなんだろう。実験的なとこもあり、日記のような記述もある。そして、あまり面白くない。これがキングじゃなかったら、誰もが途中で読むのを止めるだろう。というくらいに。 | ||||
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キングは書評、手ばなしで誉める読者たちが言うほどに面白いのか?俺はそうは思わない。少なくとも翻訳された長編ものの中で、その絶賛された評価に同調できたものは一冊もない。それでも周りがあまりに誉めるので、俺の感性が悪いのか、それとも頭が悪いのか、態度か、いや顔が悪いのか、と思い二回ほど読みなおしてみたのもあるが同じだ。ただ長いだけ。キングの和書ハードカバーの値段の高さは、きっとグラムいくらの量り売りの値段だと思っている。だが短編ものは結構いいのがある。この短編集の中の The Moving Finger のような人が狂っていく過程を書いた作品は、キングの独壇場で思わずうなってしまう。それとキングは翻訳よりも原文のまま、わからない単語は飛ばしながら読む。そうすると翻訳だとどうも気になるあのくどい描写が気にならない。結構わかった気になって不思議と翻訳で読むよりも面白い。まあ本なんてどれをどのように読んでなんと思うが人の勝手なんだけど・・・・ | ||||
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著者キングの覚書きによると、大学時代に校内新聞に書かれた作品や、発表されずに長い間戸棚に眠っていた作品もあるそうだ。長年にわたってホラーというジャンルで書きつづけてきた著者は、そろそろ「自己模倣」に陥るのではないかという恐れを抱いているらしい。もしかしたら、閉店前の棚卸しなのかもしれない。 確かに、以前の作品と似た形の作品「も」含まれている。これをマンネリととるか、相変わらずのキング節と喜ぶかは、読み手による。遊園地のジェットコースターのコースはつねに変わらない。それでも遊園地を訪れるたびジェットコースターに乗る人なら、読んでおくことをお勧めする。この一冊に盛り込まれた恐怖の多様な色合い、苦みから和みまでさまざまな読後感を楽しまれることであろう。この短編集に収められた作品のなかで「スニーカー」ともう一つの「ドロレス・クレイボーン」ともいうべき名作「献辞」はホラーアンソロジー『ナイトヴィジョン スニーカー』にも収録されているが、こちらのほうがわずかに記述が多く、わかりやすい内容になっている。 また「ナイト・フライヤー」も別のホラーアンソロジー『ナイト・フライヤー』に収録されている。 | ||||
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