ニードフル・シングス



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.50pt (10max) / 2件

6.50pt (10max) / 2件

Amazon平均点

3.92pt ( 5max) / 13件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

23.00pt

0.00pt

0.00pt

64.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1994年05月
分類

長編小説

閲覧回数2,075回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

ニードフル・シングス〈上〉 (文春文庫)

1998年06月30日 ニードフル・シングス〈上〉 (文春文庫)

平穏な田舎町キャッスルロックに骨董屋が開店した。店主は素性の知れぬよそ者、でも客はみな目を見張る。欲しくてたまらなかった品々が格安で手に入るのだ。条件はひとつ、店主に頼まれた「いたずら」を実行すれば…。キング作品でおなじみの町に、またも怪異が襲い来る。かつてないスケールと破壊力をそなえた大破局が。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

ニードフル・シングスの総合評価:7.67/10点レビュー 15件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人々の欲望渦巻く町、その名はキャッスルロック

『図書館警察』所収の中編「サン・ドッグ」でも触れられていたように本書は長らくキングの数々の物語の舞台となったキャッスルロックの物語である。

ニードフル・シングス(Needful Things)、つまり「必要なもの」とか「必需品」を指す言葉だが、本書における意味はそれぞれの客にとって「無くてはならない物」、もしくは「喉から手が出るほど欲しいもの」である。

リーランド・ゴーントの店は客が集めている物や興味を持っている物、更には小さい頃に欲しくて手に入らなかった物などが置いてあり、客がそれに触れると物に宿った記憶が呼び起こされ、頭の中に映像として浮かび上がる。そしてそれが客の所有欲を掻き立て、欲しくてほしくて堪らない衝動に陥るのだ。
何もかも犠牲にしても構わないほどに。

そんな激しいまでの欲望をゴーントは利用し、客にそれを買わせる。相場よりも破格に安い値段と足らない分を町の住民への悪戯との引き換えに。

そしておかしなことにそれらは喉から出るほど欲しかったものなのに、誰しもが使うことなく、もしくは飾ることも見せることもなくそっとタンスや倉庫の奥にしまうのだ。それを見せることで生れる妬みや嫉み、もしくはそれを横取りされるのではないか、更には壊されるのではないかという猜疑心のため、結局その欲しかった物は明るみに出ることはない。手に入れた者はそれをひっそりと眺め、そして愛でて愉しむだけだ。

これはまさにコレクターの心理だろう。絵画や骨董品のコレクターは稀少品や高価な美術品は飾るのではなく、倉庫に入れて保管するという。もし誰かに披露したかったらわざわざレプリカを作るか購入して飾るのだという。本当に手に入れたい物は皆そんな風に秘密にしておきたいのかもしれない。

しかしそれらはやがて持ち主の心を支配する。欲しい物、ようやく手に入れた宝物は持ち主の執着心を煽り、やがてそこから聞こえる声に従うようになる。
それはリーランド・ゴーントの声で、彼は物に囚われた人たちの心を操るように約束した悪戯をするよう促すのだ。

つまり彼らの手に入れたニードフル・シングはリーランド・ゴーントの依り代であるのだ。

しかしよくまあキングは人の欲望について様々な視点から語るものだと感心した。

喉から手が出るほど欲しい物とは人それぞれによって様々だ。

例えば蒐集家は長らく探し求めていたレア物を目にしてどうしても欲しくなるだろうし、子供の頃の思い出の品を見つけると同様に欲しくなるだろう。

また大ファンのアーティスト関連のグッズもまた垂涎の的であろう。

一方で自分の人生が崩壊しようとしているまさにその時にその状況を打開できるものが現れれば、何を差し置いても手に入れるだろう。

また長年悩まされる病の苦痛を少しでも和らげてくれるアイテムがあれば最初は半信半疑だったとしても実際にその効用を感じれば、もう手放せなくなるだろう。

つまり「喉から手が出るほど欲しい物」の理由は実にヴァラエティに富んでいるのだ。

これら町の人が欲しがるもの、望むものを売る謎の骨董屋≪ニードフル・シングス≫の店主リーランド・ゴーントの正体はキャッスルロックに折に触れ蔓延るフランク・ドッド、クージョ、サド・ボーモントのような系譜に連なる存在だ。

彼は人の心を読み、そしてその人の欲望を、願望を掻き立てる品物を提供することで人の心を操る。そして人の前から姿を消すこともできる能力をも持つ。

そんなゴーントの特殊能力を見抜く力を持った者がいる。その一人が保安官のアラン・パングボーンだ。

彼はキング作品に登場する“きらめき”という特殊能力を持った人物ではない。敢えて云うならば普通の人間だ。しかし彼には保安官の任務に対する忠実さという芯があり、そして怪異を目の当たりにした経験を持つ。
『ダーク・ハーフ』でサド・ボーモントという作家が生み出したもう一つの人格という異形の者を目の当たりにしたことで、彼にはその存在を認識したのだ。つまりリーランド・ゴーントにとって容易に操る事の出来ない、寧ろ自分の正体を見破る恐れのある人物、即ち天敵として立ち塞がる。

人間には2種類あると云うが、私にとってそれは“それを知る者”と“知らない者”だ。
“それ”とは何でもいい。例えば野球をやった者とやったことない者の2種類としよう。この2つの人間の隔たりはごく小さな違いなのだが、実は大きな差がある。プロ野球観戦1つ取っても野球をやった者とやったことのない者の知識の差や肌感覚、勝負の見どころや展開の予想はかなりの差があるのだ。

つまり経験の差ほど大きなものはない。従って怪異を経験したアラン・パングボーンは“それを知っている”がゆえに他者と異なるのだ。

それが如実に出てくるのが最後の対決のシーンだ。

誰しも近隣住民との間に何らかの不平不満を抱いているものだ。それは性格的に合わない、生理的に受け付けないといった本能から由来するものでいわゆる苦手意識から来るものだったり、表層化したいざこざや諍いが今に至って尾を引いていたりと、大小様々だ。

人はそんな負の感情を仮面に隠して世間に向き合い、近所付合いを続けている。
しかし自分に何か不利益なことや謂れのない悪戯といった害を被るとそれが引き金となって潜在下で押し留められていた不平不満が鎌首をもたげたかの如く、頭をよぎり、そして証拠もないのに犯人だと確信に変わる。

もしくは相思相愛だと思っていた関係もたった1枚の写真と手紙で愛から憎しみへと変わる。

または隠しておきたい背徳的な趣味嗜好を明らかにされることで怒りが生まれる。

我々の住む生活圏とはこんな些細な異物で狂う歯車のような微妙なバランスの上で成り立っているのだ。

キングはこの人間たちが持つ感情の機微を実に的確に捉えるのが非常に上手い。

例えば野球カードを集める少年ブライアン・ラスクは稀少なカードを破格の値段で手に入れる代わりにリーランド・ゴーントからウィルマ・ジャージックに悪戯を仕掛けるよう頼まれ、洗濯したシーツに泥を投げつけ、泥だらけにする。

攻撃的な主婦ウィルマ・ジャージックはそれを見て、犬の鳴き声で散々苦情を述べた女性ネッティ・コッブが犯人だと決めつけ、彼女に報復を図る。

幼い頃父親が車のアンテナに括りつけていたキツネのしっぽを手に入れた飲んだくれの労働者ヒュー・プリーストはその代償としてネッティ・コッブに悪戯を仕掛けるよう頼まれる。しかもシーツを汚した報復だとまるでウィルマの仕業であるかのように見せかけて愛犬のレイダーを万能ナイフで刺し殺す。

そしてブライアン・ラスクは再びゴーントに脅迫されるままにウィルマ・ジャージックの家に石を投げつけ、ガラスや家具、電化製品などを破壊する。まるでネッティの報復であるかの如く手紙と一緒に。

そしてそれが引き金になってネッティとウィルマはお互い憤怒に駆られて包丁で決闘し、絶命する。これがゴーントによる仕掛けの最初の犠牲者となる。

上に書いたネッティ・コッブとウィルマ・ジャージックの諍いはほんの一例に過ぎない。

保安官連中と利害関係と正義の狭間でいがみ合っている町の行政委員ダンフォース・キートンは横領の罪を暴かれぬよう次第に皆殺しへのシナリオを描き始めるし、教師のサリー・ラトクリフは同じ教師仲間で恋人のレスター・プラットの浮気現場の写真と手紙を盗み読んで嫉妬の炎を燃やす。

またカトリック派とバプティスト派の宗教の違いによる反目もある。

他にも数々の住民たちの些細で潜在的に抱いていた嫌悪感や怒りをチクリと刺し、増殖させる。

全ての人が全ての人とうまく付き合えるわけではない。複数の人が集まるコミュニティではそりの合う人合わない人がどうしても出てくる。

ゴーントはそんな人間関係の歪みを巧みに利用して全く関係のない客に品物を売る代償として悪戯という形で後押しすることで小さな火種を自らを焼き尽くす業火にまで発展させる。

やがてそんな悪戯が町の住民たちの猜疑心を生み、そして町の暴動を生む。
アメリカで、中国で起きた警察に対する、政府に対する暴動はそれぞれが小さな発端から市を、州を、国中を、そして世界中を巻き込む抗議活動に発展し、そして暴動へとエスカレートしていった。

さてキングは町の人々を、「その日」が来るまでの顛末を濃密に描く。

そのためキングの饒舌ぶりは今回拍車が掛かっている。上下巻ページに亘って語られるこの奇妙な骨董品を中心にした作品には随所にキングの与太話が詰まっている。

例えば新しい店が開店するだけでキングはそういう時の都会と田舎の人々の反応の仕方、もしくは知人が開く場合と外部の人が開く場合の対応などを4ページに亘って語る。

また出戻りの女性で裁縫屋を営むポリー・チャーマーズがキャッスルロックを身重の身で出て行き、17年後に戻ってくるまでの間のことを延々18ページを使って語る。

また保安官アラン・パングボーンの天敵ダンフォース・キートンがかつては生真面目な役人であったが、それまで縁のなかったギャンブルに嵌り、やがて公金を横領してまでギャンブルに染まっていく様を15ページに亘って描く。

そして『スタンド・バイ・ミー』に登場したキャッスルロック一の不良エース・メリルも物語の中盤になって現れる。既に齢四十八となったエースのキャッスルロックを離れ、戻ってくるまでの物語も11ページ費やされる。

つまりキングが選んだ主役はその住民たちだったのだ。
彼ら彼女らはそれぞれそこで生まれ、育った者もいれば、他所から来た者もいる。そして彼ら彼女らは一様に何の問題もなく、それまで生きてきたわけではない。

保安官アラン・パングボーンは町の有名人だった作家サド・ボーモントの奇妙な事件の後、妻と子供を事故で亡くし、哀しみに未だに浸り、そして遺された長男との関係に亀裂が入った状態だ。彼は妻と息子の事故が自分が彼女の状況に、脳腫瘍で頭痛に悩まされていた事に気付かなかったせいだと呵責の念に囚われている。

彼の恋人で裁縫屋を営むポリー・チャーマーズは若い頃の過ちで子供を妊娠し、キャッスルロックを出て行った。その後一人で子供を産み、育てていたが、ベビーシッターの不注意によってアパートが火事になり、子供を喪って町に戻ってきた。そして彼女は慢性的な両手の関節痛に悩まされている。

人は皆物語の主人公だという言葉があるが、キングは本書でまさにその言葉通りに皆が主人公の物語を紡いだのだ。

それを可能にしたのがキングの見事なまでのキャラクター造形の腕前だ。とにかく全てのキャラクターが立っている。

人にはそれぞれ個性と主義、信じる宗教など様々な相違がある。社会はそんな多種多様な人間が形成して創られる。それは人という輪っかが織り成す重なる部分、つまり公約数によってなされている。従ってその重なる部分以外はそれぞれが抱く他との異な部分であるのだ。
それはつまり護るべき自分のテリトリー、不可侵領域と云っていいだろう。そしてそこに土足で踏み入るような行為をした時、人はそれを護ろうとして攻撃的になる。

キングが本書で描いたのはほんの些細なことで人は不可侵領域に押し入り、そして諍いが起きて社会が崩れ去る様だ。
我々の共同体とはなんとも脆い楼閣であるのか。そして物語とは云え、その一部始終を上下巻1,300ページ強を費やしてじっくりとねっとりと見せつけられる後ではやはり人は心底信じあえることはできないのだと痛烈に嘲笑している作者の姿が目に浮かぶようだ。

私はこの作品を読んで想起したのが小野不由美氏の『屍鬼』だ。あの2500ページ強の超大作はキングの『呪われた町』のオマージュとされているが、吸血鬼を彷彿させる屍鬼の登場による外場村の崩壊を描いた濃密さは本書に通ずるものがある。
つまり『屍鬼』は『呪われた町』と本書のハイブリッド小説だったのだろう。

また本書の中で気になった点をいくつか挙げておく。

まずはエルヴィス・プレスリーだ。このエルヴィス・プレスリーは殊更アメリカ人にとって特別な存在であるようだ。クーンツもオッド・トーマスに登場させているくらいだ。

そして彼はキング・オブ・ロックンロールと呼ばれており、通称キングと云えば彼を指すらしい。しかし作者もまたキングと同じであることを考えるとどうもこのプレスリーの扱いに関しては作者自身の潜在下の何かが表出しているように思えるのだが、穿ち過ぎだろうか。

またポリー・チャーマーズがゴーントから買ったアズカの中に入っていた生き物が蜘蛛だったことについて。

この蜘蛛、割れたアズカから出てきたときは小さかったが、その後どんどん大きくなり、猫の大きさまでになってポリーと対決する。

このシーンを読んで想起したのが『IT』だ。デリーを恐怖に陥れた殺人ピエロ、ペニーワイズの正体もまた大きな蜘蛛だった。そして主人公たちは死に物狂いでその蜘蛛を退治するのだ。

尋常ならざるものの正体に2つの作品で蜘蛛を使うあたり、キングにとって蜘蛛というのは最大なる恐怖の対象なのだろうか?確かにキング以外にも蜘蛛は悍ましい恐怖の対象物としてよく扱われるのだが。

さて私は本書に対して思うところがある。
それは本書はキングにとって作家生命の再生の物語でもあったのではないかということだ。

この長らく親しんできたキングが生み出した架空の町キャッスルロックを舞台にしたこの物語はつまり当時スランプに悩んでいたキングが再生を図るための物語であったのではないだろうか。

登場する人物や舞台はそれまでのキング作品で登場したものばかりだ。
そしてキングもまた意識的にそれを作中で謳っている。

本書の前夜祭とも云える中編「サン・ドッグ」に登場するポップ・メリルの話から遡り、『ダーク・ハーフ』でサド・ボーモントと対峙したアラン・パングボーン保安官、彼はその後妻と子供を亡くしている。
『デッド・ゾーン』に登場する連続殺人鬼フランク・ドッドに「スタンド・バイ・ミー」に登場する不良エース・メリルは「刑務所のリタ・ヘイワース」の舞台となったショーシャンク刑務所に入ったこともある。
そして彼が叔父のポップ・メリルが町中に埋めたお宝探しに焦点を当てるのは『クージョ』の舞台はキャンバーの家は廃屋になっている。

つまりそれらキングのキャッスルロック・サーガを意識的に取り上げることでデビュー作と同様の栄光を掴み、作家として更なるステップアップを望んだのではないだろうか?

しかし全てを葬り去るために費やした分量はあまりに多すぎた。なぜならデビューの時とは異なり、キングの描いた世界には上に書いたようにキャッスルロックの住民、そしてそれに関わる人物が大勢いたからだ。

とはいえ、やはり上下巻合わせて1,315ページは長かった。
多くのキャッスルロックの住民が登場するが、最後の方はどんな人物なのか解らない者も大勢いたからだ。大量死の中に「その他大勢」と埋没させぬようキングは出来得る限り登場人物の多くに名を、職業を、役割を与えたが私の記憶力では追いつかなかった。
これから読む方はメモを取ることをお勧めしよう。

本書の後には『ドロレス・クレイボーン』、『グリーン・マイル』といった映画化もされた作品が生まれ、復活を遂げている。更にその後また低調期を迎え、2010年代に再び傑作群を物していく。

破壊と再生を繰り返す作家キング。彼がなぜ再び傑作群を発表するようになったのか、本書以降からそれまでの作品の変化を追う興味が湧いてきた。

物語の最後、ゴーントが去る馬車の腹には次のような一文が書かれていた。

“すべては買い手の責任”

何かを手に入れれば何かを喪う。
欲望に駆られて衝動的に買い物をすればそれには大きな代償を支払うことになる。
本書は物欲主義に陥った資本主義に対する警告を促す作品か。それとも単に何でも欲しがる子供たちに向けての説教のための物語なのだろうか。

ともあれ何かを買うときは慎重に考えることにしよう。
でないととんでもない代償を払わされることになる。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

Tetchy
WHOKS60S
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

媚薬がお好みなら

お薦めします。

内容を一つ一つつぶさに観察すれば、かなり楽しめる作品ですが
あまりにも長く長く長く・・・・
登場人物の半分に絞って組み立てなおしたら、面白い小説だと思います。

しかし、キング氏は凄いの一言です。
たぶん(執筆の姿を拝見していないのでハッキリと断言できませんが)
頭の中に浮かぶ文章を(あまり手直しせずに)タイピングしたのではないかと思われます。

或いは、ジェフリーディーバー氏の描く敏腕捜査官?リンカーンライム氏如く、秘書に(実際いるのかいないのが全く存じ上げませんが)ホワイトボードに登場人物を細々と書かせ
それを見ながらタイピングしたのかもしれません。

小説の長さには閉口ですが
ここまで書き上げるキング氏はやはり天才のメダルを差し上げたい。
もちろん、ニードフルシングスで買い求めたメダルですが。


ももか
3UKDKR1P
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(3pt)

キレイ

新品でした
ニードフル・シングス〈上〉Amazon書評・レビュー:ニードフル・シングス〈上〉より
4163147802
No.12:
(3pt)

美品

欲しかったので助かりました
ニードフル・シングス〈下〉Amazon書評・レビュー:ニードフル・シングス〈下〉より
416314790X
No.11:
(5pt)

恐るべし

素晴らしい。
ニードフル・シングス〈上〉Amazon書評・レビュー:ニードフル・シングス〈上〉より
4163147802
No.10:
(4pt)

馴染みの舞台、キャッスルロックを総括した力作

メイン州キャッスルロックに個店商が現れ・・・というお話。

キング先生が長年使っていたキャッスルロックの最後の物語という事で、期待しながら読みましたが、やはりキング先生もキャッスルロックを総括するにあたって意気込んで書いたのが判りました。

「クージョ」「デッド・ゾーン」「スタンド・バイ・ミー」などの懐かしいキャラクターが出てきて、マニアならにやにやしながら楽しめますが、知らないでも十分読めます。

この後のキング先生の小説の舞台ではキャッスルロックは全くでてこないかどうか、寡聞にしてよく知りませんし、なぜ総括したのかも判りませんが、とりあえずキャッスルロックは終わったのは判りました。何らかの理由で総決算しないといけない事がキング先生の心にあったのでしょうか。

馴染みの舞台を総括した力作。機会があったら是非。
ニードフル・シングス〈上〉Amazon書評・レビュー:ニードフル・シングス〈上〉より
4163147802
No.9:
(5pt)

記憶に残る本

私はこの本を読んで20年近く経ちます。

お金がなかった学生時代に初めて読んだ海外作家の小説。

正直に言うと、ちょっと読みにくかったです。

でも、そんなの関係ねぇ!!

先の見えない展開に、もっと読みたくなる。

次のイタズラを知りたくなる。

1回しか読んでいませんが(引っ越しで行方不明)、大まかなストーリー等は覚えています。

もう一度読みたい本です。

その後、キング氏の本をいくつか読みました。
短編集も読みやすかったです。

そちらもオススメ。
ニードフル・シングス〈上〉Amazon書評・レビュー:ニードフル・シングス〈上〉より
4163147802



その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク