深夜勤務
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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キング初の短編集。日本では本書と『トウモロコシ畑の子供たち』の二分冊で刊行された。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ステイーブンキングの10篇から成る初期の短編集。 1.「地下室の悪夢」⇒地下室の掃除にゆくと、そこにはネズミ帝国が、、、、、。 2.「波が砕ける夜の海辺で」⇒コロナ禍の現在にピッタリ?未知のウイルスの攻撃で、、、。 3.「やつらの出入口」⇒キング版の『寄生獣』! 4.「人間圧搾機」⇒クリーニング工場のマシーンに悪霊が憑りつき、キング版『陰陽師』! 5.「子取り鬼」⇒キングお得意のクロゼットの中にいる何かが、、、、。 6.「灰色のかたまり」⇒父親が、得体の知れないスライム様物体に変わりゆく恐怖。 7.「戦場」⇒斑点の付いた小箱から出撃して来た小兵隊軍の総攻撃で始まる恐怖。 8.「トラック」⇒トラックたちが意思を持ち、人間に襲い掛る。キング版『突撃』! 9.「やつらはときどき帰ってくる」⇒兄を殺したやつらが、再び、殺しにやってくる! 10.「呪われた村」⇒吸血鬼の住み着く前のセイラムズ・ロット村にあった呪いの話。 一番怖かった作品は9。 面白く読めたのは6。 読みずらさ一番は10。 Stephen Kingホラー作品のすべての恐怖要素がここにある気がした。そんな短編集。 | ||||
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何とか読みましたが、字が思ったより小さくて(汗) 夜は目が疲れて読めなくて時間かかりました。 あまり書くとネタバレになりそうなのでやめておきますが 面白かったです。 | ||||
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なかなかいいです! | ||||
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先日来、世界的に騒ぎになっている北欧の少女グレタ何某、 ファナティックな環境で生まれ育ち、純粋培養されたファナティックさを臆することなく全世界に露出してしまった近年稀に見る特異なキャラクタだと思う、 彼女の視界に見える世の中すべては憎悪と悪意に満ちており、憎悪と悪意は彼女自身に直接向かってくると教育されてしまった、 そして自身に向けられた悪意と憎悪を拭い去るためには彼女自身が全方位に憎悪と怨嗟を投げつける以外の手段を持たないようにも仕付けられていることになる、 彼女の表情、声音、声量、アクセント、すべてが憎悪と怨嗟で満ちているように見える、 世界史は、特にフランス革命以降は、そんな憎悪と怨嗟が暴虐を振るった歴史でもある、 フランス革命時、彼女と同じ憎悪と怨嗟に固まった革命派が何をなしたか、 続くロシア革命以降の社会主義革命政権が同じ憎悪と怨嗟を自分の国の国民に向けて、いったい何人の犠牲者を、いったいどのような方法で出したか、 己を省みることなく排他性に満ちた傲慢さが噴出させてきた非道な歴史を彼女の姿から連想すべきなのである、 彼女と同じ派閥に属する連中がまっさきに旬の話題として取り上げたが、すぐに沈静している分、現在の日本人は冷静なのだと思う、 彼女の姿から憎悪や怨嗟を読み取らずとも、彼女の不健康さ、不健全さに素直に反応できるだけの健全な市民が多いのだと思う、 芸能人の大小さまざまな不祥事から、はては内面・外面のギャップの激しさから辞職する国会議員のスキャンダルまで情緒に問題のあるキャラクタの映像をたくさん見慣れている日本人にとってグレタ某の不健全さは一目瞭然なのかもしれない、 フォックスTVのキャスタが彼女を見て”トウモロコシ畑の子供たち”と同じだと発言したそうだ、 言い過ぎたとすぐ取り消したとも報道されているが、核心を突いた発言であることは間違いない、 私は映画「キリングフィールド」に登場するクメール・ルージュ(カンボジア共産党)の子供たちを思い出した、 本書は短編集なので書き込みはあっさりしたものであり、キャスタが想起したのは映画版かもしれないと思うが、 キリスト教徒の価値観で暮らしていると思われるキングだが、作品から強い信仰心があるキャラクタとは思われない、 だから狂信を描写しながらも、なにか軽みが消えないのがキング作品の良さでもあり、物足りなさでもある、 本書は1988年が初版だが、現在では忖度しなければならない単語が頻出しているので再刊は難しいかと思う、 興味のある方はこの文庫でぜひ確認を、 | ||||
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スティーヴン・キング氏の真骨頂は短編だと個人的には感じていますが、その中でも「ナイトシフト」シリーズはずば抜けて面白いですね。 奇想天外な発想とシチュエーション、非日常でありながらも荒唐無稽でなく、そしてスリリング。一つ一つの作品に手に汗握ることでしょう。 さて、ナイトシフトシリーズの前巻となる「深夜勤務」には11編が収録されていますが、なかでも「灰色のかたまり」、「戦場」は漫画の「ジョジョの奇妙な冒険」の愛読者ならおぉ〜と感じるのではないでしょうか。虹村兄弟の元ネタがあります。 それ以外の作品もオススメですが、荒木飛呂彦さんの短編集が好きな人であれば、ナイトシフト2「トウモロコシ畑の子供たち」に収録されている「超高層ビルの恐怖」も間違いなく楽しめると思います。 | ||||
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