ペット・セマタリー
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| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.50pt | ||||||||
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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私は死を意識したのはそう、中学生の頃だっただろうか。 | ||||
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昔話題になり映画化もされたが、一切触れる事がなかった。『シャイニング』を読んでからスティーブン・キングの小説の面白さを知り(今更)『ペット・セマタリー』を読み終わって思ったのは、恐ろしくも悲しい物語だった。主人公ルイスは家族四人仕事場近くの新居に引っ越して来るが、ルート15を挟んだ向かいの隣人ジャドと親子のように親しくなる。倍率の高い職場に就け美しい妻と可愛い娘エリーや息子のゲージ、ペットのチャーチと尊敬でき頼もしい隣人のジャドとの先行き明るい未来が詰まったラドロウの地。しかし出勤初日に起きた出来事から何かが狂った・・・もしくはレールに敷かれたのか。残念な事に人とはいとも簡単に狂ってしまうし、魅力的な物には目を背ける事が出来ない。深く考えさせられる物語だった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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| 下巻でまず驚いたのは、冒頭の第36章ですね。文庫本の上巻からじかんがぽんと跳ぶんですわ。しかも、かなりショッキングなシーンに。私、上巻と下巻の間で脱落した章がもしやあるのではと、章番号を確認したくらいです。 あとはもう、主人公ルイス・クリードが、魔の手に襟首ひっつかまれて、それこそ〝猿の手〟に捕まれて引きずられて行くのを、呆然と見つめるしかないのでした。 そのぞくぞく感、ぞわぞわ感たるや、半端なかったです。読み手の私も襟首掴まれて最後まで引っぱってかれてましたから。 ラスト二頁もものすごく恐くて、読み終えて思わず、「うげっ❗」て呻いてました。 訳文はそんなに読みにくくはなかったですが、いくつかのカタカナ語の表記に違和感を抱きました。 〈ハイティ〉p.74とあるのは、ハイチ。〈ドクター・ソイス〉p.144とあるのは、ドクター・スース。そう、脳内で変換して読みました。 あと、いくつか〈ルイ〉p.256ほか、とあるのは、ルイスのことでしょう。なぜ、ルイスの〝ス〟が欠けているのか、単に脱字てことなのか分かりませんでしたが。 あとひとつだけ。 下巻の文庫本表紙イラスト(藤田新策氏の作品)なんですが、私はこれ、ネタバレしちゃってるんじゃないかと、読んでいて引っかかったんですよね。後ろ姿の男性は、主人公のルイスでしょう。とすると、彼が手に抱いているのはあれでしかないじゃないですか。それをこのイラストで、これから読む人に見せて明かしてしまうってのはどうなんだろう、興を削いでしまうことになりはしないかと、私はそこ、疑問に思いました。 | ||||
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| 全編を〝死〟の影が覆う、おぞましくも忌まわしいホラー小説。キングでは初期になるのだろうか、1983年の作品。 死が身近なものになりつつある還暦を過ぎた歳になったせいか、じんわりと重たく、胸に迫ってくるものを感じますね。 一方でこの作品、家族やペットの死がはらむものが実に生々しく、不吉な影を帯びて描き出されていくので、嫌悪感を抱く読み手も結構いるのではないかと思いました。 暗く不吉な〝死〟の影に覆われた話の中、文庫本上巻の「第一部 ペット・セマタリー」の最終盤に、父親と息子の素敵なワンシーンがありました。このシーン、後年の『ジョイランド』(2013年)にもよく似た情景が出てくるんですよね。「おっ!」となりました。 訳文は、意味不明の言葉も二、三ありましたが(〝トボガン〟とかね。これは、リュージュという滑走用そりのこと。カタカナ語辞典に載ってました)、文章はおおむね意味の掴みやすいものでした。特に読みづらいといったことはなかったです。 あと、文春文庫本の表紙のデザインがセンスいいすね。殊に、下巻の日本語タイトルが薄いブルーになってて、左下のほう、斜めってる原題が濃紫なところ。気に入りました。坂田政則さん、グッジョブ | ||||
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| キングの死生観が最もよく表れているのはこの作品であろう。主人公の小児科医クリードは「信条」という象徴的な名前を持っている。引っ越してきた先で科学者の彼は徐々に黒魔術に傾倒していく。ペットの猫チャーチを失い娘を悲しませないためにクリードは猫を裏山の「どーぶつれーえん」と呼ばれる一角に埋める。猫は蘇るが元通りではない。本当にチャーチなのか?何か別のものが体内に入ってチャーチのふりをしているのか。やがて最愛の息子を交通事故で失ったクリードは彼をも「どーぶつれーえん」でよみがえらそうとする。次第に精神のバランスを失っていく主人公の姿がこわい。 | ||||
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| キングの手にかかれば平凡な事物、たとえば水道の蛇口からぽたぽた落ちる水音も繰り返しによってホラーとなる。クリードは裏山から帰ってきた息子を迎えるが、こどもも以前のようではない。はっきりと悪意に満ちた存在となっている。クリードは息子もどきを撃退するが息子に殺害された妻をも裏山に埋める。怪物がっ戻ってくるとわかっていながらクリードは妻を自宅で待つ。医学者、科学者から変貌していく主人公の姿が一番怖い。 | ||||
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| ただただ怖い | ||||
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