ペット・セマタリー
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.50pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は死を意識したのはそう、中学生の頃だっただろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔話題になり映画化もされたが、一切触れる事がなかった。『シャイニング』を読んでからスティーブン・キングの小説の面白さを知り(今更)『ペット・セマタリー』を読み終わって思ったのは、恐ろしくも悲しい物語だった。主人公ルイスは家族四人仕事場近くの新居に引っ越して来るが、ルート15を挟んだ向かいの隣人ジャドと親子のように親しくなる。倍率の高い職場に就け美しい妻と可愛い娘エリーや息子のゲージ、ペットのチャーチと尊敬でき頼もしい隣人のジャドとの先行き明るい未来が詰まったラドロウの地。しかし出勤初日に起きた出来事から何かが狂った・・・もしくはレールに敷かれたのか。残念な事に人とはいとも簡単に狂ってしまうし、魅力的な物には目を背ける事が出来ない。深く考えさせられる物語だった。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今頃になってキングにはまっています。「ジョイランド」「呪われた町」に続いて読むのは3冊目です。 そこに埋めたら死んだものが甦ってくるという魔性の土地。けれど甦った者に元の善良さはなく、何かとてつもなく邪悪なものとして現れる。それが薄々わかっていても愛する者を失った悲しみは耐え難く、再生を願わずにはいられない・・そんな人間の煩悩と執着、そして死とは何かを描いて秀逸です。 長いですが飽きることなく引き込まれ一気読みしてしまいました。 しかし・・突っ込みどころというかご都合主義に思える部分もあります。まず納得がいかなかったのは、聡明な隣人の老人ジャドはどうして主人公ルイスにあの禁忌の土地を教えたのか?亡霊になったパスコーが「ここを超えて行ってはいけない」と忠告したのは正しかった、けれど気味の悪い亡霊よりも目の前にいる人間のジャドを信頼するのは当たり前のこと。ルイスがジャドに連れられてそこを超えてしまったのは無理もありません。知ってしまえばいつか使わずにはいられないとジャドはわかっていたはずなのに・・。 そしてルイスが息子を甦らせようとしたことも、すでに猫の例でもわかっているのに、ダメに決まっているのに・・当然結果は最悪のバッドエンドに。なのにさらに同じことをするかな・・ネタばれするのであまりかけませんが、こうなってくると主人公の自業自得じゃないのかと思ってしまいます。 つまりは悪の力が増大しているから・・ジャドやルイスの愚かな行為はすべてそれで説明できると?そのあたりがどうもしっくりこず無理があると感じてしまいました。 邪悪な何者かが存在するという根源的な恐怖は、キリスト教圏独特のものでしょうか。 北米の事情には疎いのですが、かつてインディアンと呼ばれ現在はネイティブ・アメリカンと言われている人たちには呪いのようなものがあったのか。それともこの小説の舞台の場合、たまたまインディアンと州や国との係争地に”悪い土地”があったということでインディアンとは関係がないのか?何か民間伝承のようなものがあるなら興味深く、知りたいと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
和訳がひどいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Kindle版で購入しました。 読んでいくうちに、ドンドン話しに引き込まれ、途中から恐怖を感じましたが、夢中で読みました。本を読み終えた後、映画を見ましたが本で内容がわかっているにも関わらず、映画は本より数十倍怖かったですが、スリラー好きには、本と映画、両方ともお勧めします。 秋の夜長にスリラーはいかがですか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻から転じて下巻は一気に話が展開。 ルイスそれあかん、の連続。 それやっちゃうのはわかるけど、予想より上行く悪い結果がついてくる。 読んでいて辛い...救いがない最後。 苦しくなったけど、読むのが止められず、 ああ、なんて読後感。 誰も悪くないのに...なんで家族の幸せは差し出されてしまったのか。 特にエリーの今後を思うとたまらない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最近スティーブンキングに再度はまってます。 上巻はこれから起こるであろうことの、伏線がたっぷりと語られます。 主人公の子どもと妻との幸せな生活、通りの向こうに住む良き老夫婦、ペット霊園にまつわる話... 下巻で何か起こりそうな雰囲気プンプンで終わるので、幸せな暮らしが語られれば語られるほど、この先の展開が怖いです。キングであればジェットコースターのように、上巻のストーリーを回収しながら下巻を展開していくんだろうなあ。楽しみです。 ところで途中途中でる地名のデリーや狂犬病の話は、他作品とつながってるのかな。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 36件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|