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ペット・セマタリー



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ペット・セマタリーの評価: 4.49/5点 レビュー 43件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.49pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 1~20 1/3ページ
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No.43:
(5pt)

本を読んでこんなに恐い思いをしたのは、本当に久しぶりです。そのくせ、目が離せないんですよね。何かに引きずられるようにして読んでました。

下巻でまず驚いたのは、冒頭の第36章ですね。文庫本の上巻からじかんがぽんと跳ぶんですわ。しかも、かなりショッキングなシーンに。私、上巻と下巻の間で脱落した章がもしやあるのではと、章番号を確認したくらいです。

あとはもう、主人公ルイス・クリードが、魔の手に襟首ひっつかまれて、それこそ〝猿の手〟に捕まれて引きずられて行くのを、呆然と見つめるしかないのでした。
そのぞくぞく感、ぞわぞわ感たるや、半端なかったです。読み手の私も襟首掴まれて最後まで引っぱってかれてましたから。
ラスト二頁もものすごく恐くて、読み終えて思わず、「うげっ❗」て呻いてました。

訳文はそんなに読みにくくはなかったですが、いくつかのカタカナ語の表記に違和感を抱きました。
〈ハイティ〉p.74とあるのは、ハイチ。〈ドクター・ソイス〉p.144とあるのは、ドクター・スース。そう、脳内で変換して読みました。
あと、いくつか〈ルイ〉p.256ほか、とあるのは、ルイスのことでしょう。なぜ、ルイスの〝ス〟が欠けているのか、単に脱字てことなのか分かりませんでしたが。

あとひとつだけ。
下巻の文庫本表紙イラスト(藤田新策氏の作品)なんですが、私はこれ、ネタバレしちゃってるんじゃないかと、読んでいて引っかかったんですよね。後ろ姿の男性は、主人公のルイスでしょう。とすると、彼が手に抱いているのはあれでしかないじゃないですか。それをこのイラストで、これから読む人に見せて明かしてしまうってのはどうなんだろう、興を削いでしまうことになりはしないかと、私はそこ、疑問に思いました。
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.42:
(5pt)

忌まわしくも不吉過ぎる話なんだけど、ぞくぞくしながら頁をめくるしかありません。いつの間にか読み手を話の中に引きずり込んでるストーリーテリングは、この作家ならでは❗ さすがっすね。

全編を〝死〟の影が覆う、おぞましくも忌まわしいホラー小説。キングでは初期になるのだろうか、1983年の作品。

死が身近なものになりつつある還暦を過ぎた歳になったせいか、じんわりと重たく、胸に迫ってくるものを感じますね。
一方でこの作品、家族やペットの死がはらむものが実に生々しく、不吉な影を帯びて描き出されていくので、嫌悪感を抱く読み手も結構いるのではないかと思いました。

暗く不吉な〝死〟の影に覆われた話の中、文庫本上巻の「第一部 ペット・セマタリー」の最終盤に、父親と息子の素敵なワンシーンがありました。このシーン、後年の『ジョイランド』(2013年)にもよく似た情景が出てくるんですよね。「おっ!」となりました。

訳文は、意味不明の言葉も二、三ありましたが(〝トボガン〟とかね。これは、リュージュという滑走用そりのこと。カタカナ語辞典に載ってました)、文章はおおむね意味の掴みやすいものでした。特に読みづらいといったことはなかったです。

あと、文春文庫本の表紙のデザインがセンスいいすね。殊に、下巻の日本語タイトルが薄いブルーになってて、左下のほう、斜めってる原題が濃紫なところ。気に入りました。坂田政則さん、グッジョブ
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.41:
(4pt)

ニューイングランドの田舎町はこわい

キングの死生観が最もよく表れているのはこの作品であろう。主人公の小児科医クリードは「信条」という象徴的な名前を持っている。引っ越してきた先で科学者の彼は徐々に黒魔術に傾倒していく。ペットの猫チャーチを失い娘を悲しませないためにクリードは猫を裏山の「どーぶつれーえん」と呼ばれる一角に埋める。猫は蘇るが元通りではない。本当にチャーチなのか?何か別のものが体内に入ってチャーチのふりをしているのか。やがて最愛の息子を交通事故で失ったクリードは彼をも「どーぶつれーえん」でよみがえらそうとする。次第に精神のバランスを失っていく主人公の姿がこわい。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.40:
(5pt)

何かが道をやってくる・・・キングってすごい!

キングの手にかかれば平凡な事物、たとえば水道の蛇口からぽたぽた落ちる水音も繰り返しによってホラーとなる。クリードは裏山から帰ってきた息子を迎えるが、こどもも以前のようではない。はっきりと悪意に満ちた存在となっている。クリードは息子もどきを撃退するが息子に殺害された妻をも裏山に埋める。怪物がっ戻ってくるとわかっていながらクリードは妻を自宅で待つ。医学者、科学者から変貌していく主人公の姿が一番怖い。
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No.39:
(5pt)

ステキンさすが!

ただただ怖い
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.38:
(5pt)

ステキン最高!

とにかく怖い
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.37:
(5pt)

キング最高〜!!

怖くて切なくて最高に面白い!!
ラスト、ぞ〜っとした。
映画版はダメよ。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.36:
(4pt)

愛情ゆえに禁忌を犯す人間の愚かさが邪悪なものを目覚めさせてしまった

今頃になってキングにはまっています。「ジョイランド」「呪われた町」に続いて読むのは3冊目です。
そこに埋めたら死んだものが甦ってくるという魔性の土地。けれど甦った者に元の善良さはなく、何かとてつもなく邪悪なものとして現れる。それが薄々わかっていても愛する者を失った悲しみは耐え難く、再生を願わずにはいられない・・そんな人間の煩悩と執着、そして死とは何かを描いて秀逸です。
長いですが飽きることなく引き込まれ一気読みしてしまいました。

しかし・・突っ込みどころというかご都合主義に思える部分もあります。まず納得がいかなかったのは、聡明な隣人の老人ジャドはどうして主人公ルイスにあの禁忌の土地を教えたのか?亡霊になったパスコーが「ここを超えて行ってはいけない」と忠告したのは正しかった、けれど気味の悪い亡霊よりも目の前にいる人間のジャドを信頼するのは当たり前のこと。ルイスがジャドに連れられてそこを超えてしまったのは無理もありません。知ってしまえばいつか使わずにはいられないとジャドはわかっていたはずなのに・・。
そしてルイスが息子を甦らせようとしたことも、すでに猫の例でもわかっているのに、ダメに決まっているのに・・当然結果は最悪のバッドエンドに。なのにさらに同じことをするかな・・ネタばれするのであまりかけませんが、こうなってくると主人公の自業自得じゃないのかと思ってしまいます。
つまりは悪の力が増大しているから・・ジャドやルイスの愚かな行為はすべてそれで説明できると?そのあたりがどうもしっくりこず無理があると感じてしまいました。
邪悪な何者かが存在するという根源的な恐怖は、キリスト教圏独特のものでしょうか。

北米の事情には疎いのですが、かつてインディアンと呼ばれ現在はネイティブ・アメリカンと言われている人たちには呪いのようなものがあったのか。それともこの小説の舞台の場合、たまたまインディアンと州や国との係争地に”悪い土地”があったということでインディアンとは関係がないのか?何か民間伝承のようなものがあるなら興味深く、知りたいと思いました。
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No.35:
(4pt)

発送には何の問題がありませんが

和訳がひどいです。
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.34:
(5pt)

引き込まれました

Kindle版で購入しました。
読んでいくうちに、ドンドン話しに引き込まれ、途中から恐怖を感じましたが、夢中で読みました。本を読み終えた後、映画を見ましたが本で内容がわかっているにも関わらず、映画は本より数十倍怖かったですが、スリラー好きには、本と映画、両方ともお勧めします。
秋の夜長にスリラーはいかがですか?
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No.33:
(5pt)

後半はそれやったらあかんの連続...

上巻から転じて下巻は一気に話が展開。
ルイスそれあかん、の連続。
それやっちゃうのはわかるけど、予想より上行く悪い結果がついてくる。
読んでいて辛い...救いがない最後。
苦しくなったけど、読むのが止められず、
ああ、なんて読後感。
誰も悪くないのに...なんで家族の幸せは差し出されてしまったのか。
特にエリーの今後を思うとたまらない。
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.32:
(4pt)

下巻が楽しみ...

最近スティーブンキングに再度はまってます。
上巻はこれから起こるであろうことの、伏線がたっぷりと語られます。
主人公の子どもと妻との幸せな生活、通りの向こうに住む良き老夫婦、ペット霊園にまつわる話...
下巻で何か起こりそうな雰囲気プンプンで終わるので、幸せな暮らしが語られれば語られるほど、この先の展開が怖いです。キングであればジェットコースターのように、上巻のストーリーを回収しながら下巻を展開していくんだろうなあ。楽しみです。

ところで途中途中でる地名のデリーや狂犬病の話は、他作品とつながってるのかな。
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No.31:
(5pt)

自分も同じことをするかもしれない

この作品は恐怖小説というよりも、家族愛についての物語だと思います。しかも、かなり論理的に記述されている点も美点だと思います。
この作品のような特別な埋葬地があることを知っていたら、(日本は火葬だから無理だけど)自分も同じことをするかもしれない。禁断の行為だとわかっていても、最悪の結果を招くかもしれないとわかっていても、その誘惑(魔力)に勝てないかもしれない。さすがのストーリー・テリングです。
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No.30:
(5pt)

特別な埋葬地の不可思議さ

一時期、この作品のKINDLEが入手困難になっていましたが、今回、入手出来てよかったです。
上巻では、死とは特別なものなのか、自然なものなのかという論争と、それを超自然的に乗り越えてくる特別な埋葬地の不可思議さが描写されます。
キングの描写は具体的であり、かつ観念的でもあり、作品世界に圧倒されます。ただし、大きなドラマは下巻で動きそうです。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.29:
(4pt)

そこまで怖くはなかったけど読んで良かった!

怖すぎて出版できなかったという噂を聞いて、おそるおそる読んでみました。結論から言うと眠れなくなるほど怖いことはないです。ただ、悪夢はみました。それくらい心にズドンとくるストーリーでした。ちょっと不思議な感覚です。下巻からストーリーがどんどん展開し、一気に読み終わりました。
上巻のレビューも書きましたが、しっくり入ってこない日本語訳もあったりしましたが、最後はそれが気にならないくらい引き込まれて、まるで自分が経験してるような不思議な感覚でした。リメイク版の映画は見てないですが、トレーラーを見る限り小説とはだいぶ話が違いますね。
別物としていつか映画も見てみたいと思います。
ロックダウン中で人とも会えずなんの刺激もない毎日を過ごしているので、普段読まないジャンルに手を出してみましたが、読んで良かった。何故かこれを読み終えた自分が誇らしい気持ちです笑
Kindleさまさまです。
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No.28:
(3pt)

日本語訳?

日本語訳の問題なのか、スッと入ってこない部分が多々あった。下巻からストーリーが動き出しそう。楽しみ。
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No.27:
(5pt)

素晴らしい作品

陰惨で恐ろしく、哀しい物語です。
キングの真骨頂でもあり、じわじわと蝕まれていく主人公とともに、読書である私たちも希望のない夜に引き込まれていくようです。

そして
深町さんは訳者として申し分のない方です。
手をくぼめた→川から水を汲むような、両手をあわせ容器にするような形です

口のはた→口の端っこです。普通の表現です

おくびを噛み殺す→おくびとは「げっぷ」噛み殺すとは「我慢する」

なにひとつ間違えていませんし、ジョギングするひとをジョガーというのも普通の表現です
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No.26:
(4pt)

kingの本来の恐怖!!!原点です。

最近のStephen King 作品も多々読みましたが、kindleで、
今回、再読した「ペットセマタリー」の恐怖は、やっぱり
群を抜いてグイグイと攻めて来ますね。沸々と湯が沸くように
ラストにむけて、恐怖度が上がってゆく。
これを読むと、また、彼の作品を読みたくなるのですが、、、
最近の作品は、当たり、ハズレが結構ありますね。
やっぱり、初期の作品が、私は好きなのかなあ~。
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No.25:
(2pt)

訳が雑

内容は面白いのですが、訳が適当すぎて没頭できません。
英文出身だからというのもあるかもしれないのですが、
「くぼめた手」とか「口のはた」とか「おくびを噛み殺す」とか意味不明な日本語が出てきます。

あと訳が面倒なのか、ジョギングしている人、と書けばいいのに「ジョガー」とか。
ジョガーってなに? ジャガーかと思い混乱しました。

ちょっと手抜きじゃないですか?
別の版を買った方がいいです。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.24:
(5pt)

人の心の土壌はもっと固いものだよ。人はそこに何でも植えられるものを植える。そしてそれを大事に育てる

本書は1983年に発表されたスティーブン・キング初期傑作群の一つで、この作品に至るまでにキングは1975年「呪われた町」77年「シャイニング」78年「スタンド」79年「デッドゾーン」80年「ファイアスターター」81年「クージョ」82年「バトルランナー」83年「クリスティーン」と、よくぞこれほどと思えるほど長編作品を連発(「スタンドバイミー」といった中編作品もあり)しており、しかもいずれもクオリティーが高いです。
 
 本書では上巻の多くを割いて、主人公ルイスと妻レーチェル、娘エリーと息子ゲージとの愛情豊かな日常的やりとりや、父親的存在の隣人ジャドとの関係をじっくりと入念に描き、ホラー的要素としては、破滅の予感をちらりと感じさせる程度でゆったりと物語が進行していきます。
 キング作品には、ホラー的な部分(もしくはSF部分)が始まるに至るまでの過程がしっかり描かれることが多く、それがキング作品の魅力でもあり、その意味でも本書上巻は非常に魅力的で、やっぱりキング巧いなあと感心します。
 たとえば、主人公ルイスが妻の態度に唖然としてしまい、ルイスが次のように考える場面があります。
「いかによく伴侶を理解したつもりでいても、往々にして人は空白の壁にぶつかったり、落とし穴に落ちこんだりする。それまでぜんぜん気づかなかった何らかの態度、ほとんど異常にさえ思える心的態度。それにぶつかったら、なるべくそっと歩くしかない。おのれの結婚生活と心の平和とを大事にするなら、努めて自分に言い聞かせるしかない。そういう発見に対して腹を立てるのは馬鹿げている。そんなのは、人と人が互いに理解しあうことが可能だなどと全面的に信じている愚か者のすることだ」
 まさに的を得た考えで個人的に非常に共感できる場面です。
 
 ところが下巻に入った途端、本書は一気に悲しみにつつまれ、邪悪な力に囚われたルイスは、もうどうにもならない悲劇的な道に落ち込んでいきます。
 「それをするのは、あの場所に取り憑かれてしまうからだ。なんとかそのための口実を見つけ出す。そいつはりっぱな理由に思える。一度でもあそこに行くと、あそこはあんたの場所になり、あんたはあそこに属するようになる」
「あの場所は力を増している。それはお前の悲しみを食い物にして成長してきた。それも食い物にするのは悲しみだけではない。そいつはお前の正気も食ってきたんだ。弱みはただ一つ。現実を受け入れられないこと」
 したがって、本書下巻は、キング作品の中でもとくに暗くて救いがない印象を受けます。
 
 さて、本書は再映画化され2020年に日本での公開されることにあわせて第13刷として出版されており、手持ちの文庫本が経年でヤケが目立つことから綺麗な本を買い直すことができとても嬉しい気分です。
 キングの作品は初期作品にこそ傑作が多いにも関わらず、映画化などの条件がないと中々再販されないのが残念です。特に新潮文庫から出ている「デッドゾーン」「ファイアスターター」「クージョ」「クリスティーン」など今では中古本でしか手に入らないのが残念です。手持ちの本は経年でどんどん古くなっています。
 新潮文庫さん、綺麗な本で再販されれば私は買いますよ!
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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