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ペット・セマタリー



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ペット・セマタリーの評価: 4.49/5点 レビュー 43件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.49pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全43件 21~40 2/3ページ
No.23:
(5pt)

恐ろしいが哀しい

主人公の家族にこれから襲うだろう不幸が、小さな異変の前触れと哀しみで襲う。後半の不幸の連続と家族を愛していたからこそ、起こしてしまった過ち。最終的に(娘以外)を喪った状況は、恐怖なのだが哀しみがある。帰ってきた家族が、以前と違う「なにか」になってしまった表現には力が入っていたと思う。以前に、映画を観たが改めて原作を読むと「あの場面はああいうことか」とわかる。もう1度映画を見直したい。
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.22:
(4pt)

ジェットコースターホラー

キングのホラー小説はほぼすべてジェットコースターだ。
落ちる落ちる落ちるぞ……ほら落ちたー!!と、緩急は絶妙にして盛り上げるだけ盛り上げてどん底に突き落とす、よくできた遊園地のアトラクションのような構成。
それ故に、彼の作品で恐怖を感じたことはない。
一時期ハマって読み漁ったのだが、「IT」も「シャイニング」も「呪われた町」も、モダンホラーの傑作と絶賛される完成度の高さは認めるが、お話としてはよくできてる、エンターテイメントとしては大満足、と感心しながら、真実の恐怖を味わったことはいまだない。
それよりはむしろ「刑務所のリタ・ヘイワース」や「11/22/63」のようなヒューマンドラマに重きをおいた作品のほうが長く余韻を残すし、同じホラーでも「ミザリー」のようなサイコパスを描いた作品の方が暴走する狂気に慄く。

本書もまたしかり。超自然的な力に翻弄される幸せな一家を主軸にした話で、不吉な雰囲気は序盤から漂っている。
手製の墓が並ぶペットセメタリ―や、その奥のインディアンの聖地の異教的な描写にはぞくぞくするし、スリルは十分ある。
しかし上巻では学生の事故死と猫の復活と豹変以外に特筆すべき変事はおこらず、冗長にも感じられる。
そのぶん幼い子供を抱えた一家の幸せな日常がたっぷり尺を割いて描かれている。エリーとゲージの成長、姉弟のじゃれあいは微笑ましく、ゲージと凧を揚げる終盤のシーンはじんわりする。
キングの作品にままあることだが、「○○が二週間後に死ぬとは誰も思わなかった」とか「○○の命はこのあと二か月しかもたなかった」など、まだ何も起きてない時点の地の文であっさりネタバレされるので、人によっては興ざめするかもしれない。

気になったのは主人公の飼い猫チャーチへの仕打ち。
死んで初めて愛してたことに気付いたと独白してるが、その割には「なに死んでくれてるんだ」と罵声をとばすし、自分の身勝手で甦らせたのちは殴る蹴る虐待するで、猫好きならずともペットを可愛がってる人にはキツい。
良くも悪くも今ほどペットが尊重されてない時代の価値観で書かれている。
ジャドに至ってはお前が元凶だろ!!!!!と全力でツッコミたい。名伏しがたい力に操られてたのはわかるけどさあ……

上巻は起承転結の起承だけで、下巻の転結から面白さが加速するが、個人的にはスッパリ潔く救いのないラストでもよかった。
というか、あのオチじゃ生き残った彼女が可哀想。
ルイスが破滅するのは自業自得だが、その眼中から零れ落ちた存在のその後の人生を想像すると切ない。
一番ぞっとしたのは超自然的な邪悪ななにかや不気味な墓地、食屍鬼よりもなにより、ジャドの愛妻・ノーマの真実だった。

なお「ペットセマタリー」のタイトルは、共同墓地に子どもがかけた看板の誤字をそのまま引用したもの。
この遊び心が憎い。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.21:
(5pt)

これぞ傑作

ホラーとして、そのカテゴリーとして判断して欲しくない作品です。
『これぞキング!』的な作品です。
“死”についてであり、“愛する者への思い”です。
この作品は、恐怖がテーマではありません。
圧倒的な恐怖は【ミザリー】です。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.20:
(5pt)

いや~怖かったけど面白くて止まらなかった!

映画のポスターなどのイメージが非常に悪くて、小説もB級なのかと思いきや
すっごく面白かった。
スティーヴン キングの作品、特にこの作品の核には家族の愛が基本にあって、
皮肉にも、その家族愛が恐怖を呼んでしまうというストーリー。
「そんなことしちゃいけない!でも仕方ない、私がこの主人公だったら同じことをするかも!」
というような共感と「でも怖い、その結果がどんな恐怖を連れてくるかも分かっている・・・」
の間で揺れ動くわけです。いや~こんな面白いのは久しぶりです。
日本の作家でここまで面白い作品が書ける人はいるかなぁ?と思ってしまう。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.19:
(4pt)

おもしろい

状態がよい。 送られてくる方法も面倒でなくよかった。 ポストに投函してくれたから。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.18:
(4pt)

壊れていく人間

ある程度の歳を取っていくと人間が簡単に狂気にはしる構造も理解できるようになる。 正気と狂気は紙一重でそれを隔てる日常はかなり薄っぺらいものらしいということを・・。 家族愛ももちろん一旦剥がされればそれが正気を保つ壁ではなかったことに気づかされる小説だ。 まともな人ほど狂気にはしる可能性を示していることで怖い話である。 作中にあるセリフ、「みんな歳をとってくると若い時ほど死を怖がらなくなるんだよ」・・それが狂気への一里塚だ。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.17:
(4pt)

哀切に満ちた物語

訳者があとがきに書いているようにこのお話しは「哀切」という言葉に代表されるかもしれません。
随分と前に映画の方を観た私は「ペット・セマタリー」に関してあらすじを知ったと当然思いました。
その後、次々とS・キング原作の映画を観た私は知人から「キング映画の出来は総じて良くない」と聞かされ、それならばと文春文庫をアマゾンの中古本で買って読み始めました。(新刊はあまり出回っていなかったのです)
この小説を最近になって読んでみて感じたのは「キングの小説を読まなければやはりキングは理解できない」でした。
映画には無い心の動きや森や動物霊園の闇の深さが見事に文章で表現されていたのにはキングの筆力を目の当たりにしました。
他の作品の映画で見たシーンをキングの原作ならどう表現されているかを読書で体験したいと思っています。
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.16:
(5pt)

独身のうちはなかなか理解できない内容かもしれない

発表されてすぐの頃,独身のころに読んだときは「大切なものを護るために,より大きな損失をかかえてしまう人間の性」というような評論家的なスタンスで読んで,それなりに教訓めいたことをこの本から得るとともに,一番怖いのは人間そのものだという認識をさせられたものだった.

月日が流れ,子供ができたあと,たまたま読み返すことが,あった.
なるほど,人間はおかれた環境でいろいろなものの受け止め方が変わるものだなぁと痛感した.
以前は「愚かな」と多所冷ややかに読んでいた父親の行動も,子供のいる今なら理解できるし,同じような状況であれば,自分も同じようなことをしてしまうかもしれない.いろいろと考えながら読んでしまった.

かけがえのない大切なものを持てばもつほど,人間は臆病にもなるし,それを失ってしまえば,他人から見れば狂気としか思えない光藤を取ってしまう.

「大切なものを護るために,より大きな損失をかかえてしまう人間の性」を分かりつつ,同じ道を選んでしまうかもしれないし,それを止められないかもしれない,自分の心が非常に恐ろしい.

ホラーではありますが,切ない愛の物語です.
映画化もされていますが,そちらもお勧めです.
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.15:
(4pt)

後味の悪いキング流ゾンビ・ホラー

これは言ってみればキング流のゾンビ・ホラーだが、構成が本当に巧みだ。並みの作家がゾンビ・テーマで書いたらスプラッタかドタバタか、あるいは陳腐なパロディにしかならないだろう。キングは“ペットの霊園”を前面に打ち出すことで、この危険を巧妙に避けている。
 原題の綴りは sematary だが、これは cemetery=共同墓地 の誤り。つまり子供が書いた間違いという雰囲気を出したタイトル。

 死んだペットが生き返る? じゃあ人間はどうなの? という誘導の仕方はまったく巧い。しかも全体のテーマが家族愛なので、ゾンビの陳腐なイメージが読者の中に起こらない。
 けれど、どうにも救いのない内容だ。というのも、オチはきれいに決まっているが、それはもっと悪い未来につながっていくのが確実だから。ということで、読後感はすっきりせず重苦しい。いわゆる「後味の悪い」小説だ。

 訳者あと書きによると、キング自身が「汚くて胸くその悪くなる作品」と評したらしい。個々の描写(特に墓を暴く第2部以降)だけではなく、全体のトーンにもそういう感じはある。この感覚は、愛するものの死による打撃が濃厚に書き込まれていることと、復活させた対象がペットであれ人間であれ、もはや元のままではなく悪鬼であるという設定からくるのだろう。

 加えて、単純なエンタメ小説が好きな読者からすると、心理描写、状況説明、そして喩えや言い換えが過剰なように感じられる。もっとシンプルにすっきりと整理させたら、もっと怖くもっと深い余韻が出たのではないだろうか。後味の悪さも減じたかもしれない。
 作品の出来が傑作級かどうかはわからないが、印象の強さはキングの緻密な構想力と文学的な筆力からきていると思う。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.14:
(4pt)

キング曰く、汚い物語

娘の飼っていた猫の事故死を、娘にどう伝えるべきか……実生活のそんな出来事の直後に構想が纏まったと言う逸話のある作品です。
この本を買った時の事は、今でもよく覚えています。
大学生だった頃の夏、神保町の古本屋で上下巻のセットを見掛けて即買いし、近くのコーヒーショップの喫煙室で「昼休みの間だけ……」と読み始めたのに、結局、午後の講義をサボって一日で読破してしまいました(笑)
死者を蘇らせる――本来あってはいけない事と知りつつも、喪った者への愛執から、禁忌へと足を踏み入れてしまう人々……。

キングらしく、日常をじわりじわりと恐怖か浸食して行く様子を、こってりたっぷりの描写力で描き出し、引き込んでくれる本作は、『S・キングのホラー』として自信を持ってお薦め出来る作品だと思います。

ただ、タイトルにも書いた通り、原作者をして『クージョと並んで嫌いな作品』と言わしめる内容でもありますので、それなりに腹を据える必要はあるかと思われます。何せ、キング自身が頑なに映画化を拒み、親友であるジョージ・A・ロメロが口説き落として漸くO.K.を出した、と言う話があった位ですので、かなり好き嫌いが別れるでしょう。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.13:
(4pt)

やっぱりキングはおもしろい

映画のほうは十数年前ビデオで見ていましたが、結末を忘れていたのでドキドキしながら読みました。後味がわるい終わり方だが、やっぱりおもしろかったです。
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.12:
(5pt)

ゾっとする内容で面白いですが身の回りで怪現象が・・・。

ホラー要素をいくらか絡めながらも、家族や近隣の友人との平穏で輝く日々を描いた上巻。
 下巻ではそれを一気にこき下ろすように急転落していきます。
 次々と身に降りかかる悲劇。大切な人を失った悲しみを抑えられない主人公は・・・。

 アメリカ映画や小説の王道は最終的に巨悪なり、負の感情をバッサバッサと倒し、
 「ドドドドド!!おっしゃ倒した!俺正義!正義勝つ!ハッピーエンド!凄いぞ~かっこいいぞ~!美男美女カップルがチュッチュ♪」
 で脳内お花畑な ~HAPPY END~ で第3部完!なものが多いのですが、この作品は全然違った。

 持ち上げ、こき下ろし、粉々に打ち砕く・・・。こんな残酷なストーリーがアメリカにあったなんて・・・。
 どこまでも何度も冷水を叩きつけられるような絶望を感じてみたい貴方にお勧めです。

P.S. この本を読んでいるうちに、物が壊れる、仕事が上手くいかない、先生に怒られまくる、後輩に馬鹿にされる、下痢が止まらない等の不幸な出来事が続き、心身共に体調を崩しました。著者はまだ存命のようですし、特に曰く付きの本でもありませんが、何分鬱な本なので読む際にはご注意をお願いします。
ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈下〉 (文春文庫)より
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No.11:
(5pt)

狂気の本質

 あなたが今まで読んだ本で一番怖かったのは? と聞かれたらためらわずに本書をあげる。私が唯一読了後、明かりを消して眠ることができなかった小説だ。
最後の一文を思い出すだけで、今でも奥歯の後ろから嫌な唾が滲んでくる。
 この本の恐怖は、死者が蘇るという伝説に踊らされる人間の愚かさでも、蘇ったゾンビに襲われるパニックでもない。
愛する者を失う、それも自分の過失(と本人は思っている)に近い状態で愛する者を目の前で失った人間がどれほどの苦しみと後悔を味わい、それを償う為なら魂などくそくらえと思う。
 誰でもが明日にでも経験するかもしれない狂気の本質が、そこに延々と綴られているからに違いない。
 
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.10:
(5pt)

テーマは、家族愛・死・禁忌。キングの長編でもっとも救いのない話

正月に読み返しました。
ずいぶん久しぶりに・・・。
大学生のころハードカバーで発売された本書を読みふけるあまり、
高速バスのバス停を乗り過ごし、
夜道を歩いて帰る途中に墓場に遭遇。
髪が逆立った経験があります。
今読んでも怖いです。
主人公が家族を愛するあまり、
禁忌に取り込まれていく様子がリアルです。
本作、キングのいわゆるモダンホラー長編の中では、
もっとも暗い。救いがないストーリーです。
善と悪の戦いというような分かり易さはありません。
主人公は「愛のために」破滅の道を進んでいくしかない。
切ない話です。
この小説の大テーマは、
ふたつあると思います。
ひとつは「家族愛」。
二つ目は「死」そのものです。
さらに小さなテーマとしては、
「タブー(禁忌)」=「聖域」があります。
モダンホラーの傑作、
「シャイニング」、「クリスティーン」よりも、
テーマの重複性がストーリー展開に面白さをもたらしています。
ペット霊園の背後に広がる森の不気味さは、
まさに異界。
下巻で主人公が壊れていく様子は、
怖いし、面白い!
みなさんにじっくり読んでほしいと思います。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.9:
(5pt)

物語に一貫した切なさ

この物語は、本当に救いの無い展開になっている。
おそらく評価は読み手によって大きく二分されるだろう。
しかし、何かしら読み手の感情の琴線に触れるものがあると思う。
ホラー好き、キングファンに関わらず色々な人に読んでほしい作品だ。
この「ペット・セマタリー」がキングの初期の小説にしては異色の作品と呼ばれるゆえんは
ただこの作品が未知の物への恐怖のみに焦点を当てているだけでなく、
その恐怖に主人公の家族愛を絡めていることだろう。
家族をモンスターから守らなければならないという話ではない、
家族が徐々に「気味の悪い」対象になってしまう恐怖である。
それも、主人公の愛するものを取り戻したいという想いに反して
その愛するものは次々に異形の者と成り果てついには最悪の結果を迎えてしまうのだ。
それゆえにストーリーの衝撃はエグさをもって読み手の心に直球で突き刺さる。
描写には一貫した「切なさ」が感じられる。
一度この小説を読んでしまうと、
主人公の愛する妻や子供とのふれあいも、隣人との間に築き上げた友好関係も、
すべては破滅への道に向かっていくのだということを仄めかしているように思える。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.8:
(3pt)

分量=作品の質なのか ?

本作のテーマは結末のシーンを見れば一目瞭然で「不滅の愛」である。S.キングの小説は長いことが一つの"売り"なのだが、それにしても上記のテーマを書くにしては長い。長すぎる。
それと多分、日本人と欧米人との恐怖に関する感覚の相違なのだろうが、S.キングが延々と綴る恐怖のシーンは私にとっては単に胸クソが悪いだけだった。墓堀のシーンを何故あんなに得々として書く必要があるのだろう。
それと"聖地の丘"はどうやら聖書(キリスト教)に関係があるらしく、その神聖な場所で「あれ」が起こることが、キリスト教徒にとっては特別の意味を持つらしいことが察っせられるが、無宗教の日本人には関係がない。
「これだけの量を読了したぞ」と読者に自己満足させる作風は感心できないなぁ。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.7:
(5pt)

あ、小説って面白いんだ。

しばらく読んでみて、タイトルの言葉が普通に出ました。以来、中高生の時のように「小説」にハマっています。いくつかの海外小説を読んでの偏見とは、げに怖ろしいですね。
みなさーん、小説って面白いんですよー!
そう言いたくなりました。天の邪鬼にならず、本物の匂いがするベストセラーは読むべきですな。おかげで続きが読みたくて家に帰る日々を送っています。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.6:
(5pt)

どこか現実的な恐怖

この物語においてキングは直接的な恐怖描写をほとんどしていない。いつもと変わらないはずの日常のはずなのに、何か違和感を感じる。そんな描写なのである。このような表現の結果、読者は自分の想像力によって物語をイメージし、その恐怖の正体を探らねばならない。そして、それが少しずつ理解できてくると同時にキングの張りめぐらした恐怖がじわじわ襲ってくるのである。 自分の家族(しかも姿形はまったく同じ)のはずが、実は「まったく別物の何か」だったらという恐怖。想像してみてください。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
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No.5:
(5pt)

ホラーと思わずに、、

映画を見ただけでこの本を読んでいない方には、是非、手にとってほしい作品です。この作品を安易に「ホラー映画」と評価するには早すぎます。キングの原作には、人のさまざまな感情を、畳み込むように、あるいは、一枚一枚、むき出しにしていく様に、ある行動に移るためのその過程が描かれている作品が多々あります。シャイニングやミザリーなど、映画化されても、すばらしい作品もありますが、この作品は、本で読まなければ絶対にわからない心理描写があります。読後は、引きずり込まれた後遺症で、夜、目が冴えて眠れない事でしょう、、、。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
416714803X
No.4:
(3pt)

巨匠の作品

決して面白くないわけではありません。確かに物語は著者の豊かな筆力によって哀しくも美しい展開を見せていきます。しかし、怖くないのです。言うまでもなくホラー作品にとって怖くないということは致命的です。それでは、一体なぜ怖くないのでしょうか。いろいろと考えてみたのですが、どうも私はこの物語に出てくるような食人鬼のようなものの存在を、たとえそれがフィクションにせよ、受け容れることが苦手なようです。そしてそうであれば、これは作品の側というよりも私の側の鑑賞能力に問題があるのかもしれません。
ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ペット・セマタリー〈上〉 (文春文庫)より
416714803X

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