ダーク・ハーフ
- キャッスルロック (5)
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映像が見える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫裏の粗筋を読んだ時、キングはなんということを考えつくのだろうと、その奇抜さと着想の斬新さに驚いてしまった。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある作家の周辺で不可解な事件が頻発し・・・というお話。 作家のペンネームが人格を持って現象化し襲ってくる・・・という風に書くとネタバレですが、広告等で既に色々書かれているので、まぁいいでしょうか。実際にキング先生がリチャード・バックマン名義で作品を発表していた事実からネタが浮かんで作品にした模様です。 個人的には設定は魅力的に思えますし、ホラーの王道とも思いますが、人格化した主人公の片割れのキャラクターがあまり怖くないというか、恐怖をもたらす感じではなく、普通の悪党風に書いてある所が少し不満ではありました。本人のあとがきで、敢えてそうした様ですが、もっと人間に理解できないモンスター風にした方が怖かったのでは、とか思いました。 あと、すずめの大群のイメージがイマイチ私の頭に視覚的イメージとして喚起してくれなかったので、もう少し若い頃読んだ方が良かったと後悔しております。すいません。 中で登場する、人格化したキャラの事を「精神異常者」と訳しておりますが、キング・クリムゾンの代表曲の「21世紀の精神異常者」という曲の邦題が不穏当という事で「21世紀のスキゾイドマン」に変更になったそうで、この小説の場合は発売されてからクレーム等はこなかったのかどうか気になりました。その後文庫化で少し変更しているのかも。知っている人がいたら教えてください。日本で「精神異常」と「精神障害」が意味が違う様ですが、欧米ではどうなっているかも気になりました。 ネタは面白いけど、怖さが少し不足した感じの作品(決してつまらない訳ではないです)。機会があったら是非。 蛇足ですが、あとがきで影響をうけたというシェーン・スティーブンスの作品が私の知る限り邦訳がないと思うので、是非翻訳して頂きたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
翻訳版でKindle出してくれよ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今まで読書をして来なかった私は分厚さと中身を見て一瞬読むのを躊躇ったけど…何とか読み終えました。 想像しやすく書かれていたのでスムーズに読む事が出来ました。 やっぱり怖かったですね。ベランダにスズメが飛んでくると一瞬ドキッとします(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
‘Firestarter’、‘The Dead Zone’と並ぶ傑作なのではないだろうか。特に構成が魅力に富んでいる。 冒頭に描かれている主人公Thadが頭に手術を受ける部分から、後に作家となったThadとその家族を襲う悲劇の端緒が仄見えてくるところが、私にとっては非常におもしろかった。また「その手術はいったいいくらかかるんですか?」とThadの父親Glenが、重要な登場人物であるDr.Pritchardに質問している場面も、Kingらしい人間描写だな、と感じて思わずほほ笑んでしまった。 後年、作家となったThadが自分の影のペンネームGeorge Starkの墓を作って、自身がGeorgeである事を表明する。そのThadが双子に恵まれるのだが、KingがThadにその双子を観察させているところも見逃しがたい。また双子と同様に重要なモティーフであるスズメが死の国へのHarbingerとして描かれていることも伏線として楽しむことができた。 そしてこの小説の結末も、私にとっては映画のような情景を眼前に思い浮かべることができて決して裏切られたような感覚にはならなかった。Kingの作品の中では明快な決着のつけ方だったのではないだろうかと考えている。 Kingの数多くの作品の中でも一度は手に取って欲しい作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悪いことだけど、スタークの殺人シーンがかっこいい。 狡猾、破壊、スタークの行動は無駄がなくスマートだ。追い込まれるサド、支配力を増すスターク。 私もサドの様に震え、スタークの影に怯える。 そして対峙・・・ラストは好き嫌い分かれるだろうけど、 スタークのクールさに満足なので気にしません。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|