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ニードフル・シングス
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ニードフル・シングスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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新品でした | ||||
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欲しかったので助かりました | ||||
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素晴らしい。 | ||||
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メイン州キャッスルロックに個店商が現れ・・・というお話。 キング先生が長年使っていたキャッスルロックの最後の物語という事で、期待しながら読みましたが、やはりキング先生もキャッスルロックを総括するにあたって意気込んで書いたのが判りました。 「クージョ」「デッド・ゾーン」「スタンド・バイ・ミー」などの懐かしいキャラクターが出てきて、マニアならにやにやしながら楽しめますが、知らないでも十分読めます。 この後のキング先生の小説の舞台ではキャッスルロックは全くでてこないかどうか、寡聞にしてよく知りませんし、なぜ総括したのかも判りませんが、とりあえずキャッスルロックは終わったのは判りました。何らかの理由で総決算しないといけない事がキング先生の心にあったのでしょうか。 馴染みの舞台を総括した力作。機会があったら是非。 | ||||
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私はこの本を読んで20年近く経ちます。 お金がなかった学生時代に初めて読んだ海外作家の小説。 正直に言うと、ちょっと読みにくかったです。 でも、そんなの関係ねぇ!! 先の見えない展開に、もっと読みたくなる。 次のイタズラを知りたくなる。 1回しか読んでいませんが(引っ越しで行方不明)、大まかなストーリー等は覚えています。 もう一度読みたい本です。 その後、キング氏の本をいくつか読みました。 短編集も読みやすかったです。 そちらもオススメ。 | ||||
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「あんた、初めてじゃないね」 この言葉から、読者はひとつの町が崩壊するまでの様を観ることになる。 キャッスルロックに新しくできた骨董屋「ニードフル・シングス」。 ニードフル・シングスとは「必需品」という意味。 この店では、誰でも自分の欲しいものを見つけることができる。 ただ欲しいもの、というよりも魅せられるように人々は品物を手にする。 「ニードフル・シングス」店主のゴーントは人々が欲しがる品物をお手ごろ価格+いたずらで取引する。 それぞれの希望や幸せを具現化したかのような品物にとりつかれた人々は、心に嫌な感じを残しながらも品物(すなわち希望や幸せ)を失いたくない一心でいたずらを仕掛ける。それがどんな事態を引き起こすかも知らずに・・・。 キング自らキャッスルロックにケリをつけるべく書いた物語。 | ||||
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「スタンド・バイ・ミー」「クージョ」等など、これまでに広く親し まれて来たキャッスルロックという街に、キングは最低のオトシマエを 付けてくれた。 作家としてのキングの実力の凋落ぶりは1990年代に入って以降著しい が、その先触れともなったのが本作である。狂犬クージョがドナとタッ ド母娘を襲った街、若き日のエース・メリルが肩を怒らせて闊歩した 街、フランク・ドッドが殺戮を繰り返した街、クリス・チェンバーズが ブルー・ポイント食堂を銃撃した街…。ざっと思い出せる分だけでも、 これだけの「物語り」の舞台となった街である。キング自身にとっても 蓋し重要な位置を占めて来た街であっただろうに(他の読者に関しては 言うまでもあるまい)、その街をキングは、いとも簡単に未練もなく破 壊し去ってしまった。しかもその手法は、デビュー作「キャリー」とほ とんど変わりがないではないか。 私はこの小説を読み終えた瞬間、怒りと言うよりは脱力感を覚えた。 細かい点を見て行っても、ゴーントさん、則ち悪鬼を調伏するだけの 力が、なぜ一介の保安官に過ぎないアラン・パングボーンに備わるの か? など、疑問点が山積している。それにしても、ゴーントさんの指 示に唯々諾々と従うエースの姿の情けないことと言ったら…。 これこそキャッスルロック最後の、そしてサイテーの小説であること に疑いはない。 しかし、特筆すべきは翻訳者の芝山幹郎氏の手になる文章である。ブ ラック・ユーモアの塊とも言うべきキングの作品を見事に俗悪な日本語 で表現している。特に笑えたのは、「シェケラ・ベイベー」というエー スの台詞だ。内田裕也じゃあるまいし。 翻訳の内容は特A、小説の内容はB-、といった所だろうか。 | ||||
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初めて読んだキング本でした。 登場人物それぞれの立場を俯瞰した視点から描写していく手法は、他の作品でもよく使われますが、これほど人同士が憎み合い対立していく過程を克明にとらえた作品はないと思います。争いごとなんてどれも客観的に見ればこんなものなのかもしれませんね。人がいかに自分のことしか考えていないか、思い知らされます。 映画の主演エド・ハリスはアラン役なんですね、悪役イメージが強いのでてっきりゴーントさん役かと勘違いしてました。 | ||||
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まさしくkingと言う作品です。映画の方を先に見たんですが、楽しめました。どこにでもある人間の深層心理を鋭くついた作品で、日常経験した人も少なからず居ると思います。読み進んでいくうちに、だんだんと怖くなってきます。kingのファンは必読の作品です。 | ||||
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king作品の中でも、トップクラスの作品でしょう。先に映画を見たんですが、それでも十分楽しめました。人間の深層心理に鋭くメスを入れたkingworld炸裂。人間の持つ先入観、相性を独特の文章で表現した、ファン、ビギナー共必読の作品だと思います。 | ||||
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こんな店があったら、私は多分日参しているだろう。そして、自らの「欲望」が引き起こす血なまぐさい事件に翻弄されてこの小説の登場人物達のように・・・物欲や好奇心の塊の私にはそれもまた悪くないかも知れないとさえ思う。もしかしたらこの店、どこかに本当にあるんじゃないかしらん。古ぼけて、全てのものから忘れられたような、客なんて全然入らないんじゃないかと思うような店、ありませんか? その奥にいる店主は暗い店内で目を光らせて、獲物を待っているのかも。網を張った蜘蛛のように。 | ||||
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小さな町の中でそこの住人を中心としてストーリーが進むのだけれど、なかなか人間の心理をついていて面白い。私は不気味な描写がどうしても苦手(引いてしまう)なのだけれど、それを抜かしてもかなり楽しめた。 | ||||
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この本の中にある世界は決して、この話のためだけに創られた世界ではなく、Kingを知る人なら誰でも「行ったことのある」世界。その世界で再び事件が起こる。この世界に足を踏み入れた読者はきっと最後まで戻って来られないだろう。あのKingの絶妙の描写で描かれる怪しい店主の顔がまるで写真を見るように、いや「会ったことがあるように」浮かんでくるはずだ。そう自分達がずっと昔に見たあの恐い夢で出てきた「何か」のように。もちろん読者の期待を裏切らないスピードで話しは展開していくが、残念なのは最後に「ファンタジック」に話しが終了しているところ。ちょっと現実味から離れた「ある生き物」が犯人だった・・・ココがひっかかるが、それ以外の描写、テンポなど申し分ない内容である。 | ||||
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