(短編集)
五本指のけだもの: W・F・ハーヴィー怪奇小説集
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
五本指のけだもの: W・F・ハーヴィー怪奇小説集の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書にも収められている一番有名な『炎暑』を始め、アンソロジーなどにはぽつぽつと訳されていたハーヴィーの怪奇小説9編がまとめて読める短編集。 初訳も3編ありますが、他にも入手困難な作品もあって、私は半数以上が未読だったのでそこも良かったです。 時期としては20世紀前半の作品で、超自然要素が前面に出てくるというよりも、何か見えない力が背後で働いていると感じさせるものや、狂気や妄想といった方向でも解釈できる作品も。 さらにそれらが組み合わさった『道具』が個人的なベストでした。炎暑も大好きですが、何度も読んでいるので。 他にも、有名なモチーフの変奏がペイガニズムの雰囲気をまとう『ミス・アヴェナル』や、これだけわかりやすいモンスターホラーな表題作『五本指のけだもの』も良かったです。 後者はタイトルがユーモラスなオチとなっているところもいい。アンソロジーで読んだ『旅行時計』もコミカルなラストで印象に残っているし、そういう終わらせ方が好きなのかもしれません。 ちなみに最後に既訳リストがありますが、解説で触れられていたThe Arm of Mrs. Eganも「幻想と怪奇10」に訳されていたかと。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
平井呈一訳の「炎天」に慣れすぎて、今ひとつしっくりこなかった。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|