ホワイトハートの殺人



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初公開日(参考)2025年08月
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長編小説

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ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)

2025年08月25日 ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)

藁葺きの家並みが美しい英国南西部の海辺の村で起きた殺人事件。 殺されたのは村の名物パブ〈ホワイトハート〉の店主で、裸で縛られ、 頭に王冠を戴くように牡鹿の枝角が括りつけられていた。 刑事ニコラは都会の組織犯罪部から転属早々、新米巡査と事件解明に奔走するはめになるが、被害者と村の住人の隠された“顔”が暴かれてゆくなか、百年前もこの地で鹿角を用いた連 続殺人があったことが判明し─―(「BOOK」データベースより)




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ホワイトハートの殺人の総合評価:8.29/10点レビュー 7件。Bランク


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No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

おどろおどろしくない猟奇ミステリー。

イギリスの売れっ子脚本家の小説デビュー作。都会に疲れた女性刑事が自分を立て直すために田舎に帰り、地元警察の一員として事件捜査に活躍する警察ミステリーである。
英国南西部の牧歌的な村で、裸で椅子に縛り付けられ、頭に鹿の角を付けられた死体が発見された。被害者は愛想が良くて人気者のジムという村のパブの店主。被害者と死体の異様さに誰もが驚いたこの難事件を捜査するのはリバプールから家族ぐるみで戻ってきた女性刑事のニコラで、転職時に聞かされていたのとは大違いのオフィス、人員、予算不足に悩みながら我武者羅に真相究明に突き進んで行く。それを助けるのがあまり期待されてなかった部下と、思いがけない証言者という、いわばお約束の物語構成だが、話の展開が早く、人物のキャラが明確なので最後まで飽きることがない。死体の猟奇的な姿とは裏腹に物語全体が柔らかい雰囲気なのは、代々住み続ける村人の気質や風光明媚な村が舞台だからだろう。また、ニコラを中心とした家族の愛情と葛藤というヒューマン・ドラマの側面も面白い。殺人の動機や謎解きに多少甘さがあるが、欠点と呼ぶほどではない。
読みやすく楽しめる警察ミステリーとして、どなたにもオススメできる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

英国の伝統を継ぐ、今どき貴重な警察捜査ミステリ

良い意味でシンプルなプロットで、最近の複雑な構成や叙述トリックを巡らせたミステリに食傷気味な身には、かえって新鮮に思える。作者は映像畑の出身らしいが、英国の警察捜査小説の伝統を継いだ真っ当な犯罪小説であり、主人公やその家族、バディとなる若手警官や端役に至るまで血の通うようなリアルで共感の持てる描写が成されている。
見立て殺人を思わせる発端こそ派手だが、ストーリーに飛躍や破綻は無く、とても手堅い仕上がり。シリーズ化されるなら是非読みたいと期待させる一冊。
ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)より
4302101032
No.5:
(4pt)

惜しい!

とても読みやすく、次々と期待してしまう作品。残念なのはこの殺人の成し遂げ方に無理を感じる点。
ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)より
4302101032
No.4:
(3pt)

悪くはないけど無視できない引っかかりも感じてしまう一冊(ネタバレなし)

ややクセのある性格の女刑事と、若い男の巡査コンビによるオーソドックスな警
察小説です。登場人物の造形や舞台設定などは割と好みだったので、ダレること
もなく読めたのですが、ミステリとしての完成度はそこまで高くないと思います。

多くの視点から語る構成になっていて、かつ序盤では時間軸が戻ったり進んだり
するので読むのに難儀します。あと若干独特なノリが出てくる時があって、それ
をどう受け取るかでも印象が変わってきそうです。私はちょっと気になりました。

そして事件解決に至るプロセスでは、それはさすがに…と思ってしまう点が複数
あり、また事件の真相についても、犯人が何故このような事件を起こしたのか?
という所に無理があると感じました。そこまでのプロットが良いだけに残念です。

そういうわけで、評価としては星三つにしましたが、小さな田舎町とそこで暮ら
している人々の様子や終盤までのワクワク感など、決して悪い寄りの作品ではな
いので、あっさりめの警察小説が好みであれば手に取ってみても良いと思います。
ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)より
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No.3:
(5pt)

全体バランスの取れた読みやすいミステリー

全体的にあっさりめのミステリー(コジーではない)ですが、アンソニー・ホロヴィッツ作品のようなテンポ良い展開とエンターテイメント性、アン・クリーヴス作品のような地域性や人間関係が楽しい一冊です。
著者が脚本家というのも納得!全体的な構成が上手く読みやすいです。映像化や次作にも期待したいです。
ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)より
4302101032
No.2:
(4pt)

イギリスの田舎が舞台ですが、日本人にも抵抗なく読めます

奇抜な雰囲気の犯行現場の警察小説。非現実的な話かと思いきや、現代社会が抱える様々な問題を描いている。結婚して家庭を持っている人も、独身を貫いている人もそれぞれ辛い日々を過ごしている。決して「イギリスに住む特別な人達」の話などではなく、日本に住む普通の人達も「自分に近い境遇の登場人物」に共感出来ると思う。
ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ホワイトハートの殺人 (ハーパーBOOKS)より
4302101032



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