ビッグ・バウンス
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元野球選手で、渡り労働者の主人公が、曰くのありそうな男女に出会い・・・というお話。 訳者あとがきに、レナードの創作の仕方が書いてありますが、先にキャラクターを作ってから、それがどういう風に展開していくか、という感じで書くそうで、結末もレナード自体が判らないそうです。なので、キャラクターが人間味あふれ(情緒的で曖昧な部分が多い)、中での盛り上げ場もいいですが、人物同士の絡み合いが読みどころになっている様に思えました。 昔、ミステリのベストテンを決める媒体のアンケートにジョージ・V・ヒギンズの「エディ・コイルの友人たち」を挙げていたそうで、それに触発される感じで、西部小説から現代が舞台のクライム・ノベルに鞍替えしたらしいですが、本書を読むと、クライム・ノベルやパルプ・ノワールの要諦はしっかりと把握していた様な気がします。 クライム・ノベルの殆どの作品が翻訳されていると思っていたので、まだ未訳があったとは寡聞にして仄聞、というか得した気になります。海外名作発掘枠には感謝です。 個人的には「グリッツ」や「スティック」が最高に面白かったですが、本書もまだ未完ではありますが、十分に面白かったです。 巨匠のターニングポイントになったというクライム・ノベル。是非ご一読を。 | ||||
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