ビッグ・バウンス



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    初公開日(参考)2025年08月
    分類

    長編小説

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    ビッグ・バウンス

    2025年08月28日 ビッグ・バウンス

    ミシガン州の湖畔のリゾート地にやってきた流れ者ジャックは、季節労働者として農場主のレイのもとで働いていたが、レイの愛人でありながら農場スタッフのボブ・ジュニアをも誘惑している娘ナンシーと出会ってしまう。ナンシーは他人の家の窓ガラスを割ったり不法侵入したりといったスリルを求め続け、ビーチリゾートの便利屋としてまじめに働きはじめていたジャックを巻き込もうとする。そして、農場労働者の給料を盗む計画をナンシーがもちかけてきたとき、恐るべき陥穽がジャックを待ちうけることに――。ウェスタン小説の名作『オンブレ』を書き終えたレナードが出版・映画各社にプロットをもちこみ、1969年にようやく出版と映画化が決まったという、はじめての現代ノワールにして記念碑的傑作。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    巨匠のターニングポイントになったというクライム・ノベル

    元野球選手で、渡り労働者の主人公が、曰くのありそうな男女に出会い・・・というお話。

    訳者あとがきに、レナードの創作の仕方が書いてありますが、先にキャラクターを作ってから、それがどういう風に展開していくか、という感じで書くそうで、結末もレナード自体が判らないそうです。なので、キャラクターが人間味あふれ(情緒的で曖昧な部分が多い)、中での盛り上げ場もいいですが、人物同士の絡み合いが読みどころになっている様に思えました。

    昔、ミステリのベストテンを決める媒体のアンケートにジョージ・V・ヒギンズの「エディ・コイルの友人たち」を挙げていたそうで、それに触発される感じで、西部小説から現代が舞台のクライム・ノベルに鞍替えしたらしいですが、本書を読むと、クライム・ノベルやパルプ・ノワールの要諦はしっかりと把握していた様な気がします。

    クライム・ノベルの殆どの作品が翻訳されていると思っていたので、まだ未訳があったとは寡聞にして仄聞、というか得した気になります。海外名作発掘枠には感謝です。

    個人的には「グリッツ」や「スティック」が最高に面白かったですが、本書もまだ未完ではありますが、十分に面白かったです。

    巨匠のターニングポイントになったというクライム・ノベル。是非ご一読を。
    ビッグ・バウンスAmazon書評・レビュー:ビッグ・バウンスより
    4102201424



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