ビッグ・バウンス
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あらすじ
ミシガン州の湖畔のリゾート地にやってきた流れ者ジャックは、季節労働者として農場主のレイのもとで働いていたが、レイの愛人でありながら農場スタッフのボブ・ジュニアをも誘惑している娘ナンシーと出会ってしまう。ナンシーは他人の家の窓ガラスを割ったり不法侵入したりといったスリルを求め続け、ビーチリゾートの便利屋としてまじめに働きはじめていたジャックを巻き込もうとする。そして、農場労働者の給料を盗む計画をナンシーがもちかけてきたとき、恐るべき陥穽がジャックを待ちうけることに――。ウェスタン小説の名作『オンブレ』を書き終えたレナードが出版・映画各社にプロットをもちこみ、1969年にようやく出版と映画化が決まったという、はじめての現代ノワールにして記念碑的傑作。(「BOOK」データベースより)
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評判
ビッグ・バウンスの評価:
8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク
ビッグ・バウンスの総合評価:
9.00/10点 レビュー 4件。
感想一覧
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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ウェスタンものでデビューしたレナードが1969年に初めて書いた現代物ミステリー。本邦初訳でようやく読める喜びを感じさせる「レナード・タッチ」のクライム・ノベルである。
元野球選手で流れ者の農園労働者のジャック、農園主に囲われているハイティーンのナンシー、リゾートヴィレッジの経営者で町の判事でもあるマジェスティックの三人が出会い、行き当たりばったりに小さな悪事や騙し合いを重ねて行くストーリーは、多少のテンポの悪さはあるもののレナード・タッチの萌芽を感じさせる。大きな犯罪物語ではなく、いかにも小悪人がやらかしそうなエピソードの連打で最後まで飽きさせない。
記念碑的作品としてレナードファンは必読。現代ノワールのファンにも期待に違わぬ面白さでオススメできる。