ゲット・ショーティ
- ハリウッド (3)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点10.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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数あるレナード作品の中で最も好きな人物を挙げよと云われたら、私は迷うことなく本書の主人公チリ・パーマーを挙げる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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年齢が年齢なので、いつまで新作が読めるか心配していたのですが、2013年8月、訃報に接し落胆しました。 レナードは、私にとっては、のめり込むほど愛着がある作家ではなかったのですが、多くの作品で、タフな主人公がおとぼけな雰囲気を醸し出すのが共通していて、会話の妙を味わうのが好きでした。 あまり面白くない作品もありましたが、本作は、最初がやや退屈でも、途中からページをめくる手が止まらなくなるほど、ストーリーに引き込まれました。 レナード作品の中では、もっともよかったと思います。 | ||||
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レナードの作品は映画化されたものが少なくないが,原作の面白さが映画にうまく表現されているかというと どうもそうとも限らないようだ。 本作も映画化されトラボルタは,はまり役でしたが,映画としてはもうひとつでした。 そんな気分ばかり味合わされてきた原作者レナードだけに,映画に対する思いは人一倍で,レナードの映画に対する思いが本作には溢れんばかりに充満しています。 高利貸しで生計をたてる男チリ・パーマーは,ボスに取り巻くタフぶった阿呆な奴らに飽き飽きし,徐々に高利貸しから撤退を考えていたところ,ひょんなことがきっかけでハリウッドに進出することになり,その持ち前の度胸と隠れた才能で映画制作に関わることになります。 このチリ・パーマーという男,過去のレナード作品中,最高のキャラクターです。 レナード作品にはどこか憎めないワル,というキャラクターは多数登場しましたが,今回のチリ・パーマーに関してはレナード自信も気に入ったようで,続編「ビ・クール」が執筆されました。 本作はレナード作品の最高傑作ですが,レナード作品に共通して言えることは,派手な物語の展開やあっと驚く結末,ミステリーとしての謎解きを楽しむのではなく,随所に織り込まれる登場人物たちの語り合いの面白さをニヤニヤしながら楽しめるか否かということにつきます。一度はまるとすべての作品を読まずにおれなくなる面白さで,どちらかといえば通好みと言えます(レナードの小説は,作家が好きな小説の上位に常にランキングされるそうです)。 最後に,私の好きなレナード作品を本作以外で5作紹介します。レナードの面白さにはまった方には一読をお奨めします。 ○フリーキーディーキー(文藝春秋 単行本) ○バンディッツ(文言春秋 単行本) ○スプリットイメージ(創元推理文庫) ○グリッツ(文春文庫) ○タッチ(ハヤカワ文庫) | ||||
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カッコイイアメリカを、みせてくれる。レナード、今度もありがとう。トラボルタ主演で映画化された作品。映画のほうもおすすめ度は星4つ。とぼけたキャラで笑わせてくれるのも、レナードならでわのいい味です。レナード作品に出てくるダサイファッションだけはさけています。 | ||||
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