追われる男



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    追われる男 (文春文庫)
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    初公開日(参考)1995年05月
    分類

    長編小説

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    追われる男 (文春文庫)

    1995年05月31日 追われる男 (文春文庫)

    身を潜めるのにイスラエルとは考えたものだ。何かとアメリカと近いわりに、追手からすれば盲点だ。そのうえ女性観光客がよりどり見どり、かくして逃亡生活もけっこう優雅なものとなる。ある日、情事にしけこんだホテルで火事があり、人命救助に大活躍。本国の新聞にバッチリ写真が出たために、一転、追いつ追われつの日々が始まった。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点10.00pt

    追われる男の総合評価:8.00/10点レビュー 3件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (10pt)

    やはりシンプルなレナードが一番!

    本書も『ミスター・マジェスティック』同様、レナード初期の作品。本書も初期作品群の例に洩れず物語は非常にシンプル。
    ある事情でアメリカからイスラエルに亡命していた男が3人の殺し屋から命を狙われ、逃亡しまくるお話。

    まず舞台はイスラエルとレナード作品の中では異色である。
    発表されたのは1977年であり、この頃ハリウッド映画で流行ったロード・ムーヴィー張りのカーアクションとガンファイトが盛り込まれて非常に派手。それゆえに今の作品には無い面白さを兼ね備えている。
    特に今回は主人公デイヴィスがカッコよく、最後のセリフも見事決まる。
    本当にアクション映画を観ているような作品である。
    こういう作品こそ、レナードの真骨頂だと思うのだが、売れなかったからやっぱり捻った作品を書いてしまうのね。まあ、レナードに云わせりゃ、登場人物が勝手に動くだけなんだってことなんだけど。

    こうやって一連のレナードの作品に対する私の評価を見てみると、世間の評判と必ずしも、いやほとんど一致していないことが解る。特に『このミス』のランキングとは全く違う。『このミス』では20位圏外に位置しているレナード作品の方が面白く読めた。
    まあ、これらの作品を読んだのは20代半ばの頃だから、大人のウィットよりも痛快さ、明快さを求める傾向にあったのかもしれない。
    しかし最近刊行されているレナードの新作を読んでも、途中はすごく面白いのに、最後の一捻りがどうも合わない。
    だからといってレナード読まなくなることはないんだけど、この『追われる男』のシンプルさと痛快さを知っている私はこの頃の作風の方がやっぱり好みなのである。

    Tetchy
    WHOKS60S
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (3pt)

    登場人物の悪人度低し

    イスラエルを舞台に、命を狙われている男と、その男を守ろうと奮闘する海兵隊員の物語。

    登場人物の悪人度が低く、レナードの作品としては物足りない(というか、誰の作品であっても物足りない)。

    知人ぐらいの間柄にもかかわらず、自分の命を賭して救うという正義感に納得性がないのだ。敵役も迫力不足。

    深く考えなければ、追いつ追われつの逃走劇と、クライマックスのマカロニウエスタン的なドンパチは愉しいだろうか。単調なストーリーでラストはあまりにあっけないのだが、チラリといい奴の悪人顔を垣間見ることはできる。
    追われる男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:追われる男 (文春文庫)より
    4167254115
    No.1:
    (4pt)

    人間関係と逃亡劇が入り混じった大作だと思う

    主人公のローゼンを愛するアシスタントのタリ。その恋心がわからないローゼンが惹かれる女性が観光客のイーディー。奮闘するタリを助けようとローゼンに助言するデイヴィス。人間関係が複雑なわりに、ハードな逃亡劇。物語後半はその人間関係の核心に迫ります。
    追われる男 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:追われる男 (文春文庫)より
    4167254115



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