マイアミ欲望海岸



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    初公開日(参考)1988年01月
    分類

    長編小説

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    マイアミ欲望海岸 (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)

    1988年01月31日 マイアミ欲望海岸 (サンケイ文庫―海外ノベルス・シリーズ)

    引退したギャングのボス、フランク・ディシリアが死んだ。未亡人カレンには、400万ドルとフロリダの豪邸が遺された。ただし、条件があった。フランクは、カレンが浮気しないよう遺産管理者に命じて、彼女に近づく男たちを脅迫するようにしたのだ。そこへ2人の男があらわれた。用心棒ローランドと流れ者のマグワイア。400万ドルとカレンの魅力に目がくらんだ男たちが火花を散らす、これこそまさしくレナードの真髄、人間味あふれる悪党たちの物語だ。 (「BOOK」データベースより)




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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
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    これはいただけない

    クライムノヴェルの大御所と呼ばれるレナード。私にとってクライムノヴェルは初体験であり、合うかどうか不安な状態で読んだら、これが当りだったので、勢い込んでとりあえず当時出ていた全てのレナード作品を買い込んで、しばらくレナード漬けになることにした。
    『キャット・チェイサー』の面白さに機嫌よくした私は引き続いてこの作品を読んでみた。

    亡くなった元ギャングのボス、フランクの未亡人が莫大な遺産を相続することになった。そしてそういう輩の奥さんというのは得てして美人というのが相場だが、このカレンもそう。美人でしかも金持ちとくれば、男達が群がるのも当然だが、フランクは遺産管理者に命じてカレンをフロリダから出してはいけないこと、浮気をしてはいけないことを条件に遺産を相続させることとし、しかも用心棒をつけて男どもを近づけさせないようにさせた。しかしそれでも言寄ってくるタフな男2人、ローランドとマグワイア。この2人の争奪戦の行方は?

    タフな男、一攫千金、美女というのはレナード作品の三本柱だというのが後々作品を読んでいくうちに解ってくるのだが、本書はまさにその典型だといえる。それらのキャラクターが織り成す権謀詐術、プライドを賭けたやり取りが物語にツイストを与え、全く予想もつかないストーリー展開を見せるところにレナードの真骨頂があるのだが、この作品はなんだかグダグダ。
    カレンの天然とも思えるあっけらかんとしたキャラクターはよしとしても、レナード作品で要とも云える一流、二流、三流の悪党たちの造形がなんとも響かない。
    そしてあんぐりのラストは途中で作者がストーリーを変えたのか、いやもっと云えば途中で放棄してしまったとしか思えなかった。
    題名もすごくチンケだし(ちなみに原題は“Gold Coast”。マイアミの海岸とカレンの遺産をかけたらしい)、それも含めやっつけ仕事としか思えない駄作だ。

    Tetchy
    WHOKS60S
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