グリッツ
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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あまり面白くなかったです。 | ||||
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この『グリッツ』もレナードのレナードの傑作の1つとされている。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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マイアミ・ビーチの刑事が異郷の地でプライベートな捜査を繰り広げるハードボイルド作品。 静養中のプエルト・リコで知り合った娼婦が、アトランティック・シティでホテルからの墜落死を遂げた。下着の中には主人公に助けを求めるメモが。主人公は、真相を探るべく、彼の地へ向かう…。 刑事としての身分がないアブナイ街で、ヤバい奴らと渡り合う主人公。洒落た会話と個性的な悪党どもが絡み合うレナードらしい(レナード・タッチな)人気作である。 マフィアの利権にさえ単身切り込んで行く主人公を、執拗に狙うマザコンの連続殺人暴行魔。ネオンでピカピカ(グリッツ)なカジノの街を舞台に、口と度胸で悪党どもを時に魅了し、時に怯えさせる、捜査の過程が愉しい。まさに往年のハリウッド映画の世界だ。 清廉潔白とはいかない主人公がたどり着いた真相は、不本意な結末を迎え…となったとろこからのクライマックスが見所。ラストのオチが効いてる。 | ||||
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よかった | ||||
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本書「グリッツ」は、日本だけでなく本国アメリカでもレナード人気を決定づけた作品として有名で、日本でも良く売れたとききます。 私自身も数十年前、本書でエルモア・レナードを知ってからレナード文学にはまり、それから過去の作品を十数冊溯りながら読み続け、その後は翻訳が出るたびにタイムリーに読み続けてきたお気に入りの作家です。 レナード亡き後も、村上春樹が昔の西部小説「オンブレ」を翻訳するなど、まだまだ未翻訳作品がたくさん残っているので、今後も翻訳作品が出版されることを期待しています。 さて、本書の主人公は休暇療養中の刑事ヴィンセント。 カジノのマネージャーであるジャッキーガーボがヴィンセントを次のようにうまく評しています。 「もっと注意を払うべきだったね、あんた独特の流儀、あの身の処し方に。アタシは自分に言ったね。あの男は水が流れるように行動する。決してごり押ししない。人の話によく耳を傾けて、勘所をおさえる。決してむかっ腹をたてない、頭を低くかまえる。が、人の話はよく聞く。これこそが成功のカギだと思ったよ。あんたを見ていて」 レナード作品の主人公は、あたふた慌てることなくじっくりと構えて冷静な態度をとることが多いのですが、その前提として、耳を澄ませて相手の話をよく聞いているようで、特に本書の主人公ヴィンセントは、悪党が粋がって、いかにもタフぶった口調でまくしたてるのを聞くのが好きで、それを見物しながら楽しんで聞いているのが、なんとも痛快です。 特にギャングのリッキーの乗る車に近づき「この車、窓ガラスが割られているぜ」とリッキーに声をかけ、リッキーが「どこも割れてねえじゃねえか」と言い返したとたん、ヴィンセントが石塊を力任せに振り下ろし粉々にし、リッキーを振り返って「ほら、割れてるだろうが。なあ?」とやり取りする場面などは最高に可笑しいです。 歌姫リンダ・ムーンの存在も良いですね。 オープニング場面がエンディングでしっかり生きてくる構成も巧いなあと思わせます。 | ||||
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私はエルモア・レナードの作品を数多く読んできたが、この本はなかなか手に入らず、困っていたところ、Amazon.co.jpで簡単に探せたので、わくわくしながら読みました。やっぱりレナードの良さは主人公以外の登場人物が実に魅力的に描かれている点ですね。ただ、今回4つ★だったのは、ゲットショーティー等の最近の物の基礎を築いた作品だろうと思い、ゲットショーティー、追われる男、ラブラバ等を5つ★だとすると、この作品を4つ★にとどめる事になってしまったというわけ。 本当にそろそろレナード作品は読み尽くしそうなので、是非最新作を。 角川さん、高見さんお願いします。「アウト・オブ・サイト」の和訳が読みたい!! ちなみに、ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー、ジェニファー・ロメ 㡊 ¹主演の映画「アウト・オブ・サイト」はレナード作品を原作とする映画の中で、現在の中では断トツ一位です。 | ||||
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