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リーチャーを助ける憲兵少尉(女性)がりりしく、しかも強い。2人でヨーロッパからアメリカ西海岸まで縦横に移動し、悪役に踊らされるFBI等の手をかいくぐって真相に迫る。一級のエンタメでした。 | ||||
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事件が解決した後、リーチャーは民間人への暴行で少佐から大尉に降格の憂き目にあう。こうなったこと降格についてはすでに、シリーズのほかの本でも書かれている。その理由だが、基地の軍曹の告発による。リーチャーは弁解せず、それを受け入れる。ただし、軍曹はこの本の本筋の証拠をリーチャーが探すのを邪魔にするために告発をしている。リーチャーが誤解した民間人の行動も、この軍曹による。軍曹の妨害は多岐にわたる。とすれば、告発は捜査を妨害するためのものであって、善意によるものとは言いがたい。しかも、事件解決の時点でくだんの軍曹は死んでいる。反対尋問もできない。「告発は悪意の関係人によるもので証拠能力はなく、告発自体が無効」と主張すれば、事案の調査に入る必要もなく、降格はなかったのではないか。法律家の方、いかがでしょうか? | ||||
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憲兵時代の話で閉鎖的な軍隊の状況と1990年を取り巻く国際情勢を含めて、練りに練られたプロットだと思う。自分も元自衛官で将校の端くれだったから階級の重みもよくわかるし、アメリカ軍の持つ事情も海兵隊に知人がいたのでそれなりに推測できるけど、これも取材の賜物か? 米軍でも大佐以上になると権力は絶大になる。だから、階級章がイーグルであり自由に飛び回れることに象徴なのだ。閑話休題、軍隊内部の階級闘争は階級だけにとどまらず、兵種にも及ぶことや、軍隊内部のマイノリティの問題を軸にしてうまく伏線を張っている。また、途中に挟まれる母にまつわるエピソードもフランス人を引き合いに出して(アメリカ人から見たフランス人なんだが)リーチャーの出自にまつわる話としてうまく挟み込んでいる。上下二巻になる長編でありながら一気読みさせる面白さは、そうしたエピソードの幅広さによるのだろう。彼自身が軍以外の世界を知らない事情が、その後の作品にもリアリティを与えているし、軍だけで生活できてしまう人種がいることを、日本人が知ってもいいことだと思う。 | ||||
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概ね綺麗な本であった。 内容も面白い。 | ||||
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本の下1/5ほどが日に焼けて茶色く変色しておりグラデーションになっていた。 全て変色している方がましで、非常に読み辛いコンディションの本であった。 本の内容は面白いのに残念。 | ||||
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