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(短編集)

五本指のけだもの: W・F・ハーヴィー怪奇小説集



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【この小説が収録されている参考書籍】
五本指のけだもの: W・F・ハーヴィー怪奇小説集

五本指のけだもの: W・F・ハーヴィー怪奇小説集の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

嬉しいハーヴィーの個人短編集

本書にも収められている一番有名な『炎暑』を始め、アンソロジーなどにはぽつぽつと訳されていたハーヴィーの怪奇小説9編がまとめて読める短編集。
初訳も3編ありますが、他にも入手困難な作品もあって、私は半数以上が未読だったのでそこも良かったです。
時期としては20世紀前半の作品で、超自然要素が前面に出てくるというよりも、何か見えない力が背後で働いていると感じさせるものや、狂気や妄想といった方向でも解釈できる作品も。
さらにそれらが組み合わさった『道具』が個人的なベストでした。炎暑も大好きですが、何度も読んでいるので。
他にも、有名なモチーフの変奏がペイガニズムの雰囲気をまとう『ミス・アヴェナル』や、これだけわかりやすいモンスターホラーな表題作『五本指のけだもの』も良かったです。
後者はタイトルがユーモラスなオチとなっているところもいい。アンソロジーで読んだ『旅行時計』もコミカルなラストで印象に残っているし、そういう終わらせ方が好きなのかもしれません。

ちなみに最後に既訳リストがありますが、解説で触れられていたThe Arm of Mrs. Eganも「幻想と怪奇10」に訳されていたかと。
五本指のけだもの: W・F・ハーヴィー怪奇小説集Amazon書評・レビュー:五本指のけだもの: W・F・ハーヴィー怪奇小説集より
4336074208
No.1:
(2pt)

新訳は、どうも

平井呈一訳の「炎天」に慣れすぎて、今ひとつしっくりこなかった。
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4336074208

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