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白雪姫には死んでもらう
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白雪姫には死んでもらうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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事前情報皆無状況期待感ゼロで手にした作品でした。20才年上夫のソーセージ工場の仕事を手伝いながら平凡な40代の女性が執筆した小説らしい。実際に彼女の生まれ故郷を背景にストーリーが始まる。30週以上ドイツで1位の小説に相応しく普通に没頭出来て、いつの間にかドイツの村を訪れたかのように頭の中で描かれる。劇展開も華やかにスピード感あり、内容もしっかりしていて良かった。人類史は女の嫉妬によって変わって来たと言う言葉も戯論では無いように思える小説でした。 | ||||
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エリス・ピーターズのカドフェル修道士シリーズから、ミステリを読み始め、 ピーター・トレメインのフィデルマ修道女、コリン・デクスターのモース警部、 ヘニング・マンケルのヴァランダー警部、アラン・ブラッドリーの少女探偵フレーヴィア・・・ もちろん、R.Dウィングフィールドのフロスト警部も大のお気に入りでした。 その他、数々の作家を読んでみましたが、すでに亡くなっている作家、シリーズの終了宣言を された作家、なかなか新作を書いてくれない作家・・・という事で、これからも自分を 楽しませてくれるだろう、若くて勢いのある作家のお気に入りを見つけようとしています。 レビューの評価を参考に、先ず「深い疵」を読み、なかなかの歯ごたえを感じたので、 次に、この作品をチョイスしてみました。 確かに面白い。読んで2作目になると、オリヴァーとピアにも馴染みができて、魅力を 感じるし、ストーリー毎のテーマも興味深い・・・けれど? なぜか、この作家のシリーズの最初から全部読んでみよう!という気にならない。 面白かったけれど、次は、別の作家を試してみようかな、という気持ち。 なんなんだろう。読んでいる時も、読み終えた直後も、満足感、充実感はあったのに。 ところどころ、何か違和感、適切な表現ではないけれど、火曜サスペンスの雰囲気を 感じてしまったからかも。重い作品なのに、軽~い、安直な部分があって、それが どうもひっかかる。 この作品も、「深い疵」も、読んで損はないです。すごく楽しめます。お勧めします。 ただ、私個人の好みでは、シリーズでそろえるとか、そういうお気に入りには ならなかった、かな? ミネット・ウォルターズは、もう書かないのかなぁ・・・? | ||||
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ネレさんの本は、謎の多い事件を、登場人物の生活感をあふれさせながら進めていきます。 今回は4作目ということで、常連たちを活躍させづらそうでした。なによりみんなをひっぱっていく存在のオリバー警部が妻に浮気されて 全く元気がありません。事件に集中しなければならないのに、部下のピアに指揮を取ってもらったり、励まされたりしても失敗ばかり。 行方不明者が殺されようとしていても、妻の事ばかり気にしていて、読んでいるこちらまで、事件に集中できなくなってしまいました。 オリバーだけでなく、すべて人物描写が浅く、引きつけられませんでした。 それでも最後まで読ませてしまう文章力は健在です。ですので☆3つ。 | ||||
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ノイハウスの小説は内容が深いです。次作も読みたいと思います。 | ||||
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最終局面までは面白いのだけれど、標準以上の作品だと思うがそれでも、本来ならばもう終わりとなる部分以後がくどい。もちろんその必然性はあるのだけれど、いかにもという感じで、要するに、だらけてしまうように思われる。冤罪の青年、主任の捜査刑事、その女性部下を軸に話は展開するのだが、そのエピソードがもう一つ掘り下げられていない。サスペンスの面白さを狙ったのか、人間模様を描きたかったかも不明。 | ||||
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全体を通して少女マンガ的でした。 それが悪いというのではなく、 少女マンガをわざわざラノベに書き下ろしたような読後感です。 「深い疵」も同時に買って読みましたがやはり同じ感想です。 この手のテーマは個人的に重厚感が欲しいので残念でした。 | ||||
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タイトルがあまりに秀逸だったので購入しました。 小さな村で11年前に起きた少女2人の殺人事件。犯人とされた青年が刑期を終え戻ってきたことから村は不穏な空気となり、やがて再び悲劇がという話で、書きぶり次第ではいくらでも陰惨になりそうですが、そんな印象は受けません。村社会の陰湿さは確かに描かれていますが、短い視点の切り替えが繰り返されるためそこが必要以上に深掘りされないのと、外部者である捜査官たちの人間味溢れる描写のおかげでしょう。この主人公2人の警部の話はシリーズ化されているようですが、恋仲ではなく適度に距離がありながら暖かい、とても魅力的なコンビです。 本筋のミステリー部分も上質です。トリックやロジックで目を惹くタイプではなく、「登場人物がみな自分を守るため様々な嘘をついている」ことから真相が見えなくなっています。人間描写の奥に真相があり、複雑なストーリーなのにリーダビリティが高く、陰惨になりすぎずユーモアも忘れない点に、クリスティに通じるものを感じました。 | ||||
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閉鎖的な村社会のどろどろとした人間関係、10数年前に起きた二人の少女の失踪事件、間違われた男、未成年の少女に対するセックスクライム、地元の有力者を巻き込んだ不祥事・・・ さすがにここまで王道路線で来られると、この手のものを読み慣れた読者の間には、先の展開を予想してしまい、事前に世評を聞いて高まっていた期待値が一気に萎んでしまった人も少なくないかもしれない。 少なくとも私の場合はそうでした。 最近この手のものが多すぎる気がするし、そうでなければナチスの戦争犯罪とか、新鮮なネタがほかにないのかと思ってしまう。 そういうわけで、最初の100ページ近くは、素材にいまいち目新しさが感じられなくて、目が離せないというほど熱中できなかった。 それが少しずつ変わっていったのは中盤を過ぎたあたりからかな。 凡百のミステリは、役者が一通り出揃って、各人のプロフィールが明らかになると 人間の描き方にチェスのコマ以上の関心が見られないために、 犯人捜し以外の興味が急速に失せてしまう場合が多いのですが、これは違った。 むしろ事件解明の鍵を握る主要人物の輪郭が明らかになるにつれて、誰もが互いの顔を知っている小さな村の厭な部分がどっと噴き出してきて、痴情と裏切り、陰謀の物語にぐんと人間的な厚みが増してくる。 その点、さすがに普段から身の周りの観察を怠らない女流作家らしく、閉ざされた環境での女性同士の熾烈なエゴの争いや男性中心社会の陰で抑圧されてきた女性特有のじめじめとした嫉妬や積年の恨み辛みなど、なかなかうまく描けている。 子供の頃からちやほやされて苦労知らずに育ったために、脇が甘くて簡単に騙される二枚目の女たらしたちへの痛烈な皮肉や、窮地に陥った仲間を助ける振りをして陰で自分の利益を増すことばかり画策している隣人たちなど、さらりと流しているものの、これが結構リアルで生々しい。 世間体を気にして自分の保身のために古くからの隣人・友人を素知らぬ顔をして裏切るくだりなど、遠い国の出来事ながら身につまされるものがあった。 私個人は、このようなクライムノベルの場合、犯人がどこの誰だとかよりも、むしろ事件に至るまでののっぴきならない事情と一線を越えてしまう人間の心理に興味があるので、その意味では、一応期待に応えてくれるものでした。 勤勉で規律正しい国民性のために日本人と比較されることの多いドイツ人ですが、旧態依然とした村社会の切っても切れないしがらみのなかに、その負の部分、闇の部分を厭らしいほど凝縮させてそれなりに読み応えのあるサスペンスに昇華させてみせる著者の手腕はなかなかのものです。 強いて難を言えば、視点の切り替えしが多すぎること、そのために本来持続し高まるはずの緊張が逆に散逸してしまっている箇所が(特に数ページごとにぶつ切りになる終盤に向かって)多分に見受けられるところかな? 目まぐるしく捜査が二転三転する最後の数十ページがどこか舌足らずでまどろこしく感じられるのは、数が多過ぎる登場人物の描き方にムラがあって、一つの鮮烈な印象を残すほど有機的に結びついていないせいもあるのかもしれない。 特に準主役的なヒロインであるアメリーの大団円でのお粗末なさばき方は不満だった。 ひと癖ありそうな反抗期のゴス娘のキャラが肝心な場面で全然活かされていないと思うのは私だけでないでしょう。 そもそも当事者の口を借りて一息に事件の背後にある因果関係を説明されても、事件解決のカタルシスが感じれない。 いくらミステリだとはいえ、終わり方が雑だと、せっせかくそれまで丹念に組み立てきたものが台無しになってしまう。 | ||||
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息をつかせぬ展開でとても面白く読みました。 本も綺麗で、新品みたいでした。 | ||||
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この小説家と同じエリアに住んでいるので、場所などを容易に想像で来て楽しく読みました。 | ||||
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ドイツミステリーがこんなに面白いとは。ドイツの2014年ワールドカップ優勝とは何の関係もないが、 ワールドカップ開催中に読みました。この前観たドイツ映画も面白かったし、ドイツに興味を持って 来ました。 | ||||
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500ページ超の作品ですが、一気に読むことができました。 かなり登場人物が多いのですが、描き分けがはっきりしており、混乱することもなかったです。 ただ、ストーリーの中心になる閉鎖的な村社会には、何か暗澹たる気持ちになりますし、警察官たちの私生活についても同じような気持ちになりました。 一つだけ、不満というか疑問を書いておきます。 ピアが11年前の事件の調書を読み、ある点に疑問を感じるのですが、この部分が当時の捜査で追求されず、その後の裁判でも問題にならなかったことを考えると、一人の人間を裁くことに対して、あまりにも安易というしかありません。日本の司法でもこういった“安易”さがあるだけに、ドイツでもそうなのか、と考えてしまいました。 | ||||
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前作「深い疵」のほうがより構成は緻密な気がしますが、この作品もたくさんの人間のいくつもの短いエピソードが交錯しながら、徐々に交錯して結末に、、、という筆運びがうまいと思います。白雪姫という言葉が、ドイツの地方の閉鎖性や人間関係の狭隘さのイメージ喚起になっている部分もいいです。この手のネタは最近の推理小説に多いよなあという気はするのですが、構成や筆運びだけでなく、作者の人間関係の書き方やここのキャラクターの書き方が上手いので、読まされてしまう。特に作者が女性のせいなのか、女性陣のほうが個性的でたくましい(たくましすぎる?)のがいいです。ピアがけっこうお気に入り。オリヴァー、もうちょっとがんばれ。 | ||||
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<退屈で面白くもない牧歌的な聚落アルテンハインに、優しそうな仮面をかぶった無慈悲で残酷な怪物たちが住んでいる。> ドイツの女流ベストセラー作家ネレ・ノイハウスは前作「深い疵」で、60年もの時間をかけてドイツの暗く深い疵を複雑な人間模様の中で暴きだす傑作で読者をうならせた。 ドイツ中西部の地方警察警部オリヴァーと同僚女性警部ピアが活躍するシリーズ第4作目である。 プロローグで「彼」は独白する。<「やあ、白雪姫」彼は小声で言った。> なまあたたかい甘い香りのする地下室の奥に横たわっている娘に向かって。 <娘が死んでいることは、もちろんわかっていた。> このオープニング3頁の謎が解き明かされるのは、数多くの登場人物たちの人間ドラマが描かれつくした長大な物語の最後である。 物語は少女連続殺人犯として服役していたトビアス・ザルトリウスが出所し、故郷へ戻るところから始まる。彼は冤罪を主張していたのだが同じ頃、空軍基地跡地から少女の白骨死体が発見される。それは11年前の行方不明になった少女の一人だった。 オリヴァー警部とピア警部は捜査開始早々、トビアスの母親リタが歩道橋から何者かに突き落とされたことを知る。故郷の村は閉鎖的な社会だった。聞き込みは住民のほぼ全員に行われたが何かが隠されている。 本作は前作以上に人物を綿密に描き分け、緊迫したドラマ構成がさらに深くなり、山場の連続で読む者を圧倒する。 オリヴァー警部は14時間働いて疲労困憊で家に帰っても、妻も子も出かけていておらず迎えてくれるのは愛犬だけだ。妻コージマは仕事に飛び回り、隠れて電話するなどオリヴァーの心は穏やかではない。ピア警部の私生活もかなり満足していたのに、突然家の土地問題がもちあがり精神的なダメージを受けている。 そして村の人々。10年間殺人罪で罪を問われていたトビアス・ザルトリウス。父ハルムートは村八分状態に追い込まれ、母リタは村を出ざるをえないほどの迫害を受けていた。 被害者とされるシュテファニーとラウラ。その父母。村に住む実業家クラディウス・テアリンデン、その妻、双子の息子ラースとティース。テアリンデンの主治医ダニエラとその夫であり州文化大臣のグレゴール。そして幼馴染で現在女優となったナージャ。好奇心旺盛な女子高生アメリー・フレーリヒ。 登場人物全員が感じている<悲痛、絶望、不運、不安。>とは何なのか。 <11年間あのことを隠してきた。> <隠しておくべき秘密があまりに多すぎる。> 小さな村で、人々の壮大なドラマが幕を閉じるとき、物語の背後に広がる奥深い闇。まるで全体主義の恐怖。つまり個人から自由を奪い、人間を根底から否定するものが最後に暴かれるのだ。 | ||||
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実はかなり陰惨なお話しなんですが、出てくる男性登場人物すべてが”だめんず” で、笑ってしまう箇所多数。 さすが、女性著者だけのことはあります。 事件の黒幕は、かなり早くわかってしまうのですが、せまい村落の人間模様、義理人情のしがらみがこの一冊のキモ? いやっ、とにかく! ぞろぞろ出てくる”だめんず”たちを笑ってやってください! (ドイツの警察機構に疑問を抱かせる一冊でもあります。) | ||||
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前作にあたる「深い疵」が面白かったのでこちらも読みました。 事件が小さな村落という狭いコミュニティーで起こるのが怖いですね。 「村八分」って日本的なものかと思っていました。 貴族刑事オリヴァーと天才的なひらめきの持ち主の部下のピアのコンビが難事件を解決、のはずが、 今回オリヴァーは奥さんの浮気疑惑に絡められて全くの役立たずに・・・・(笑) 正直このコンビにまだ思い入れがないので、君たち、さっさと事件に集中しなさい!と切れそうになりました。 冤罪なのか、どうなのかが謎のトビアスとその両親があまりに不憫で、刑事たちの私生活描写が出て来るたびに あ〜早く事件のほうに話が戻らないかな・・・・と思ってしまいました。 ピア以外の刑事がダメすぎて。(苦笑) 警察小説として読むなら、こういったいい方に解釈すれば「個性的」な刑事たちの存在も面白がれるのでしょうが、 どうしてもピアと元旦那以外が好きになれず。 前作もそうですが、事件に絡む人物たちのほうに感情移入してしまったので、刑事たちの描写になると話の流れにまったがかけられた 感じになり、もどかしたかったです。 多分第一作からの翻訳でないのもオリヴァーとその他の刑事たちに思い入れができない理由なのかも。 シリーズ物は最初から読まないと、メインキャラの成長や(もしくは堕落)もわからなくて辛い部分もあり。 「深い疵」以前の作品も早く翻訳してくださ〜い。 | ||||
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かつて2人の少女を殺したとして逮捕されたトビーは、11年の刑期を終えて故郷へ戻ってきた。被害者の遺体は発見されず、トビー自身も冤罪を主張していた事件だったが、出所した彼を故郷の人々は冷たい視線で迎える。そして彼の出所直後、被害少女のうちのひとりとおぼしき遺体が発見される…。 昨年日本語訳が出た『深い疵』と同じく、ボーデンシュタイン主席警部とピア警部の二人が捜査に活躍するドイツの警察小説の続編です。『深い疵』がドイツの戦中戦後史によって刻まれた「疵」を描いている一方、こちらの『白雪姫〜』は、ひとたび犯罪が起こった時に村独自の掟の中で生きる人々が彼らなりの正義をどう行使して共同体を守ろうとするのかを見つめた物語といえるでしょう。ですからこの小説を読みながら私は、1970年代に日本で一世を風靡した横溝正史の作品を思い出していたのですが、巻末で福井健太氏が書く解説の中に全く同じ感想を読んで、我が意を得たりと思ったのです。 ただし、『深い疵』の面白さに比べると『白雪姫〜』の話運びは少々もどかしく感じられました。560頁超のこの長編物語で、終盤150頁はもう少しテンポアップしても良かったのではないかという気がします。 ボーデンシュタイン主席警部とピア警部それぞれの、事件の捜査の進展とは直接関係のない私生活が細かく描かれるさまは、スウェーデンの警察小説<マルティン・ベック>シリーズ(『笑う警官』など)を想起させますが、あまり興味をひきませんでした。ドイツ本国では、『深い疵』に先行する作品が2編書かれているにもかかわらず、日本ではその2編の前に『深い疵』と『白雪姫〜』が先行して翻訳されるという変則的な出版になったために、シリーズを通して描かれているのであろう刑事たちの私生活に読者がうまく伴走することができなくなったのではないでしょうか。 とはいえ、ドイツのAmazonサイトを見ると、昨2012年に本国で出版されたシリーズ第6作「Boeser Wolf」(『邪悪な狼』)の評判がすこぶる良いようなので、翻訳が出たら手に取ってみたいものです。 | ||||
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構成は緻密。但し、限られた舞台の中での多すぎる登場人物を,相関を付ける為に、過去の隠れた関係が明かされる場面が 多く、それに依存している点に不自然さを感じて、読後感がスッキリしない。 | ||||
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舞台はドイツです。 事件のことだけでなく登場人物の入り組んだ人間関係に続きが気になって仕方なかったです。 ドイツ人ってそうなんだ、と思ってしまいました。 ドイツ人もいろいろだとは思いますが。 | ||||
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ドイツミステリーのまぎれもない傑作です。 誰もがもしかしたら持っているだろう闇の部分に迫る現代のメルヘン! | ||||
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