サイコブレイカー
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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とても怖い物語でした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ひしひしと忍び寄る恐怖感がたまりません。 映画化を念頭に書いているのか、映像が頭に浮かびやすくて読みやすい作品だと思います。 真冬に、暖房を切って読むことをお勧めします。 | ||||
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デビュー作「治療島」(2006)が非常に面白かった、ドイツ人のサイコ・サスペンス作家の第4作目。始めはダルかったが、後半一気に畳み込む展開で面白かった。 ネタバレを避けますが、精神病院内での殺人鬼との対決がメイン。現代で、その事件のカルテを大学生読む様子と過去のサイコブレーカー事件の様子の描写が2重構成になっています。 結末は、まったくの予想外でした。びっくりです。後日談にて、丁寧に解説が加わっているので、なるほどと腑に落ちます。書籍の中のページにアドレスが書いてある黄色いポストイットが貼ってあって、「何じゃこりゃ、誰かのしおりが残っているのか」と剥がしてしまいましたが、実はそれも仕掛けでした。なんとまあ、そんなこと分かりません。「ラジオ・キラー」(2007)、「前世療法」(2008)が今一つだったので、作家への関心が盛り返しました。一読の価値ありです。 | ||||
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冒頭の数ページでかなり期待値が上がり、そこからのなかだるみ感は否めない。(他の方が指摘しているように翻訳に難アリか?) が、途中での心理トリック的クイズには見事に騙され、再び引きつけられる。 娯楽としてはまぁ及第点。 クロロホルムで気を失わせることは実際には非常に困難な作業のようです。途中でリアリティがゼロになったため、低い評価とさせていただきます。 こういった本や映画などの作品では、もうクロロホルムで眠らせるってーお決まりの展開はやめて欲しい。 犯人も予想通りでした。おわり。 | ||||
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ストーリーはともかく、翻訳が本当に下手。セリフの言い回しや語尾の選び方も、素人が書いたとしても、もうちょっとましだろうというレベル。この赤根って人の翻訳物全般に言える。よく出版できたなあと思う。編集者はもうちょっと上手い人連れてきてくれ。 | ||||
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主人公はTLE(側頭葉系癇癪)という、治療方法の見つからない発作に悩む天才的統計学者。 この病のために職を失い将来への希望も見出せずにいる中、藁をもつかむ思いで服用した実験薬によって彼は特殊な能力を覚醒してしまう。それは、人生の場面場面における選択が起こし得る、あらゆる未来の分岐を瞬時に見てしまうという、いわゆる未来予知ともいえる特殊な能力だった。 私たちの人生もまた、主人公同様に選択と決断の連続でなりたっている。当然、選び進んだ道によって周囲へも影響を及ぼし、良しにつけ悪しきにつけ幾つかの結果をもたらすものだ。 しかし主人公は、結果を知った上で選択することを、じゃんけんの後出しの様で潔しとせず、彼を取り巻く人々の人生に影響を与えてしまうことへの責任を感じ葛藤する。 何れの選択がどの様な結論に結びつくのか予想の範囲を超えない私たち常人の方が、無責任で居られる分、余程幸せなのかもしれない。 作中で能力の理由づけを説明するために、ハイゼンベルクの確率論的宇宙論やダーウィンの進化論、また相対性理論などについて分かりやすく論じられているのが面白い。 | ||||
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