座席ナンバー7Aの恐怖



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初公開日(参考)2019年03月
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長編小説

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座席ナンバー7Aの恐怖

2019年03月08日 座席ナンバー7Aの恐怖

娘の命が惜しければ、おまえがいま乗っている飛行機を落とせ。 事件解決のデッドラインはブエノスアイレス発の旅客機がベルリンに着陸する瞬間。 とんでもない仕掛けをひそませた〈閉鎖空間タイムリミット・サスペンス〉! 出産を控えた娘に会うため、精神科医クリューガーは旅客機に乗り込んだ。だが機が高空に達したとき、携帯電話が鳴る。相手は言う――娘を誘拐した。解放してほしければその旅客機を落とせ。同機のチーフパーサーのカーヤは、高校生だったときに無差別銃撃事件に巻き込まれ、心の傷を負ってクリューガーの患者となった。彼はカーヤの心の弱点を知り尽くしている。そこを突いて彼女の心を破壊し、飛行機を落とせ。 一方、ベルリン。クリューガーの娘ネレは若い男に拉致された。どことも知れぬ廃墟に監禁されたネレ。その行方を追うクリューガーの元恋人フェリ。空の密室に閉ざされたクリューガーは、なんとか事態の突破口を見出そうと恐怖に駆られつつ奔走するが、謎は深まるばかり。無差別銃撃事件の隠された真相とは? そして、なぜ機内には死んだはずの彼の妻の香水がどこからともなく香ってくるのか……? 飛行機内で展開する謎また謎。監禁された女性をめぐる必死の追跡と、その陰に張り巡らされた奸計また奸計。ドイツのベストセラー作家が再び贈る閉鎖空間サスペンス。すべての謎が解かれたとき、物語全体に波及する真実が明らかになる!(「BOOK」データベースより)




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座席ナンバー7Aの恐怖の総合評価:8.20/10点レビュー 10件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

密室タイムリミット・サスペンスに新趣向

前作「乗客ナンバー23の消失」が人気を呼んだドイツのサスペンス作家・フィツェックの日本での新作。舞台を旅客機に移した、前作と同じようなテイストの閉鎖空間タイムリミット・サスペンスである。
娘の出産に合わせてベルリンに向かう飛行機に乗った精神科医クリューガーは、離陸した機内で何ものかから「娘を誘拐した。娘の命を救いたければ、言う通りにしろ」という脅迫電話を受け取った。その指令とは、かつて治療した女性で同機のチーフパーサーであるカーヤの心を破壊し、ベルリン到着までに飛行機を墜落させろというものだった。恐怖に陥ったクリューガーは、ベルリンにいるかつて関係があった女性精神科医フェリに娘を捜してくれるように懇願し、また機内では何とか危機を回避できないかと狂ったように行動するのだったが、ベルリンへの到着までの時間は刻々と少なくなっていくのだった・・・。
飛行中のジェット機と地上での娘の出産という2つの出来事がリンクしながら、タイムリミット・サスペンスを盛り上げる。さらに、登場人物がみな、それぞれの心理的な闇を抱えているというサイコ・サスペンス要素が一層の不気味さを加えて、緊迫感のあるストーリーが展開される。ただ、事件の背景とか動機があまりにも吹っ飛んでいるし、誘拐された娘の出産にまつわる情景描写がグロテスク過ぎるのがちょっと興ざめである。
前作でファンになった方には、前作以上の出来だと自信を持ってオススメできる。また、タイムリミットもの、サイコサスペンスのファにもオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9:
(4pt)

最後まで楽しめる定番のフィツェック流、二転三転のサイコサスペンス

フィツェックの作品は、どれもカテゴリがサスペンス、しかも二転三転すると分かっているので、安心して楽しめる。

本作も、掴みから良く出来ているだけでなく、後半の少しずつ話の全貌を見せながら話の方向性が変わって行く展開は見事だし、ラストも良く練れている。

ただし、登場人物が多い分、こんなにうまく話が展開する?(ご都合主義?)と言えないことも無いが、よどみのないストーリー展開なのでラストまで楽しめた。

ただ不思議なのは、どの作品もとても視覚的なのに映画化されていない事。
今作だって立派に映画化出来るだろうに。
座席ナンバー7Aの恐怖Amazon書評・レビュー:座席ナンバー7Aの恐怖より
4163909923
No.8:
(4pt)

面白くて、やめられないけれど・・

朝読み始めて、止まらなくなり、深夜12時で読み終わりました。確かに面白かった!しかし、目まぐるしい物語の展開の先々に、都合よく新たな怪しい人や場面が現れる感じがしたのが気になるところ。精神科医と人の心を支配するサイコパスとの闘い、心に傷を負った人の屈折など、目まぐるしく、飽きさせないのは作者の力量なのでしょう。時間を持て余す日に、お薦めです。
座席ナンバー7Aの恐怖Amazon書評・レビュー:座席ナンバー7Aの恐怖より
4163909923
No.7:
(5pt)

目まぐるしい展開、予想もつかない結末

この作家の小説を読むのは、これで4冊目です。今度の作品でも、これまでと同様に、スタートの設定からは思いもよらない結末と、そこに至るまでのジェットコースターのような展開を楽しむことが出来ました。
目まぐるしく展開するストーリーと意外性が持ち味の作品なので、出来るだけ予備知識が無い状態で読んだほうが楽しめる作品だと思います。
2018年に話題になった、同じ作家の「乗客ナンバー23の消失」を楽しめた方、オーソドックスなミステリよりも凝った構成やアイデアに満ちた作品が好きな方にお勧めできると思います。
座席ナンバー7Aの恐怖Amazon書評・レビュー:座席ナンバー7Aの恐怖より
4163909923
No.6:
(4pt)

一気読みしたくなります

一日時間の取れる日に読み始めるのがよいと思います。

主人公の飛行機恐怖症ぶりがとても面白いです。しかし、やや残虐な場面も一部あります。他者の著書「その女アレックス」ほどではありませんが。

やや気になったのは、主人公が600人の命と自分の娘たちの命を比較して、どちらを選ぶべきか逡巡するところがあまりなかったところです。ここは親としては悩むところではないでしょうか。私なら、最悪子どもは諦めて、600人の命を選ぶでしょう。娘よごめん。そして、機長や警察に事情を話して13時間以内に発見する事を願うだけでしょう。

でも、そうすると物語は終わってしまうか?
座席ナンバー7Aの恐怖Amazon書評・レビュー:座席ナンバー7Aの恐怖より
4163909923
No.5:
(3pt)

ちょっと極端かも

食肉抗議団体の方々が読んだら激怒しそうな記載もあります。(後書きで弁解されていますが)
話としては二転三転して面白く読めましたが、主人公の行動など結構極端なものが多いです。好き嫌い分かれるかもしれません。
座席ナンバー7Aの恐怖Amazon書評・レビュー:座席ナンバー7Aの恐怖より
4163909923



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