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数字を一つ思い浮かべろ
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数字を一つ思い浮かべろの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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訳の日本語に流れがなく、読みづらい。 とにかく心理描写が多すぎる。 しかもほとんどがネガティブな感情で、重複が多いのでうんざりした。 最初のトリックに惹かれて読み続けたが、まさかの結末だった。 さすがに今の時代にこれほど大っぴらに仕掛けて、噂にもならないことはないでしょう、と。 いくら手書きでも(笑) 『後ろ向き』は使い古されたテクニックだし、肝心な犯人当てもわかりやすかった。 私は当てたことはあまり無いので、かなり難易度が低いのだと思う。 一応最後まで読めたので星3つにしておきます。 | ||||
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本書は、深い問題を抱えた登場人物たちに驚くべき自己開示の瞬間を迫るという、絶妙なプロットのサスペンス小説です。 ニューヨーク市警のトップ殺人捜査官を退職し、現在はニューヨーク州北部で妻のマドレーヌと新しい生活を始めたデイブ・ガーニー。 「数字を一つ思い浮かべて見ろ!」 彼に元にこのような文面の手紙が何週間にも渡って届き続けます。この手紙は、ガーニーにとって退職後のマンネリ化した日々に刺激を与えるものでした。しかし、ほどなくして大規模な連続殺人事件が発生し、ガーニーは捜査に巻き込まれることになります。 手紙の主は、脅しと警告に満ちた韻を踏むのが好きで、証拠を残さず捜査陣をいつも煙に巻く一筋縄ではいかない人物です。これに対し、捜査活動の中心人物となったガーニーは、ほどなく地元警察を驚愕に陥れるほどの推理力を発揮することになります。あたかも千里眼のように見える相手と知恵を競い合うガーニーですが、悲劇に彩られた過去は次第に彼を悩ませ、いつしか結婚生活に危険な断崖絶壁を予感させることになります。 この本で私が印象に残った点は、随所で発生する法執行機関の不可解な決定と不信感が漂ってくる点です。途中から、アメリカの刑事ミステリの王道である警察機構内部の対立構造が絡み始め、捜査活動とは別の圧力で苦悩するガーニーの姿が非常にもどかしくなるところもGoodでした。 | ||||
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どう考えても不可能な数字のトリックを解き明かしながら犯人に迫っていくストーリーはめっぽう面白い。久しぶりに一気に読み上げた。ミステリーファン、必読。 | ||||
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まさか、こういうトリックじゃないよね、と思って読み進めたが、正にその通りだったのである意味、驚き。でも、文章や主人公のキャラは良かったので☆3です。 | ||||
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蔦屋あたりでよくおすすめDVD ででている、よくあるアメリカのB級ミステリー映画のような展開、犯人像の絞り込みに時間をかけるが実際の犯人は なーんだこの人物かという感じで 意外性もなく 驚きもなく まあ登場人物で言ったらこいつぐらいかなと思った人が犯人で、疑問であった動機がいまいち理解に苦しみ あまりミステリーとしての出来栄えはいまいち。 翻訳の方も頑張っているが 原作に忠実の訳すことに注意されていて作品の物語性が失われた感じ 、もう少しハラハラドキドキ感をにじませるようにしてもらえばいいのに。 | ||||
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あり得ない事が小説の面白さとは言え、最初のトリックは直ぐに思い付くが、直ぐに話題になり、おしまい。そこから話を膨らませると、読んでいて辛いし、面白くない。 | ||||
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数字のトリックはミステリーファンならすぐ思いつくレベル。 ドキドキハラハラはディーヴァーには遠く及ばない。 主人公の行動も無計画。 捜査班のチームワークもひどい。 こんな捜査でいいのか? 伏線回収も不十分。 ちゃんと捜査してればもっと早く犯人見つかったのでは? | ||||
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シリアルキラーと心に傷を負った刑事、という最近のサスペンスの定番ではありますが 本格推理モノをほうふつとさせる不条理な謎、それを解決する合理的な推理も存分に味わえる。 科学捜査がフィクションの世界でも当たり前になった現在、もう滅びてしまったと思われた 頭脳派探偵の復活です。 しかしながら、そういう本格推理モノにありがちな「登場人物の記号化」もない。 一筋縄ではいかないキャラクター描写は人間ドラマをじっくり味わわせてくれる。 それでいてどの要素も破綻がない。 欲張りで贅沢なミステリーでありサスペンスです。 | ||||
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アプリで紹介していた内容が面白そうで読んでみたが期待していたほどではなかった。 | ||||
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謎解き9割、家族の物語1割。 ハウダニットのトリックはこれくらいシンプルなほうが「やられた感」があって好き。 専門知識は不要で、まさに頭の体操といったところ。 家族については、主人公と妻、息子の関係がメイン。 主人公と父、母の間に何があったのかをもっと丁寧に描いてくれたら、 犯人との対比が面白いものになったのでは。 | ||||
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プロットは面白いのに 主人公の妻への想いが余分。このセンチメンタルな感じがストーリーに水を指している。残念な作品。 | ||||
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600Pは長すぎる。余計な形容、修飾、無駄な記述を除けば、500Pぐらいでいけるのではないか。特に主人公の友人だというセミナー主催者。そのセミナーの内容まで事細かく書いているが、結局な~んも本筋とは絡まないんじゃ~ん。読み終わった後で、若干の徒労感が…。こんなとこはすっ飛ばして、ちゃっちゃと話を進めればいいものを。謎の提示は面白かったが、なんかなあ、ちょっと残念。警察物に昔懐かしい「本格」的「名探偵」が出てきて、解決しちゃうような作品。この主人公であと5作書いているそうだが、果たして今後も訳されるかどうか。 | ||||
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新聞書評で気になってキンドルで買ってみました。 翻訳小説は登場人物が覚えられず、あまり読むことはないのですが、本作は謎が謎を呼び、大変リーダビリティが高かったため、一晩で読んでしまいました。 頭を整理するために、謎が出るたびにノートに書きだしていたのですが、ハウダニット・ホワイダニット・フーダニットと次々出てきて(全部で15個くらい?)息をつく暇もありませんでした。 一体どうやって解決するのかと思ったらクライマックスの急展開。 面白かったです。 | ||||
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ニューヨーク市警の"元"一級刑事を主人公とした対サイコパスの警察小説。作者の意匠としてはこれにパズル(謎解き)小説の風味を加えようとしたらしい。更に、引退した主人公と妻との家族小説の趣きも加えようとした事が窺える。読み応え充分と言いたい所だが、詰め込み過ぎで退屈感を覚えた。作者が何に主眼を置いているのか不明なのである。 上でパズル(謎解き)小説と書いたが、パズル(謎)は2つ出て来る。 (1) 数字当て(2種類) (2) 雪の上の足跡 まず(2)から行くと、ミステリ・ファンが喜びそうな題材だが、目新しさがなくガッカリ。その上、この謎を解くための記述が少な過ぎて、読者が推理する余地がなく、他の箇所で無駄な描写が多いのと併せて、作者の書き方の拙さが目立つ(しつこいようだが、何が主眼なのか、作者自身反省して欲しい)。一方、(1)の内1つは簡単過ぎて、読みながらその場で分かってしまった。もう1つは、作者が提出した回答は危険過ぎる。(作者の見積もりでは)一万人~一万五千人の相手の中の誰かが、「こんな手紙が届きました」とネット(SNS)に投稿すれば、犯人の計画はオジャンである。その上、この方法では犯人の身元特定に繋がり易く(実際、こんな方法を採っていなければ、犯人が本作に登場する事はなかった)、不合理極まりない(小説に出て来るサイコパスは異常だが合理的でなければならない)。サイコパスのもう1つの特徴は一貫性だが、「雪の上の足跡」事件を除くと、かなり杜撰(手抜き)で、事件間のギャップが大きいのも難点。 心意気は買えるが、謎の織り込み方や全体構成をもっと工夫すべきだったろう。私は謎解きミステリのファンなので、作者の今後に期待したい。 | ||||
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およそあり得ないような謎をいくつか提示して、論理的且つ合理的に解決にしている点は素晴らしい。スタイルは警察小説の変形だが、内容は本格探偵ものに近い。 ただ事件が始まるまでを含めて全体がやや冗長な感じがすること、謎だらけの犯人にどう辿り着くのかと思っていたら、エンディングが安易なドタバタの活劇風で面白くないことがマイナス。 この主人公のシリーズは本国では本作で6作目ということであるが、前作は今後翻訳予定があるのか気になる。 | ||||
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このメイントリック何回も使われている なぜ評価が高いのか謎です | ||||
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翻訳者の語彙の豊かさと英語版を日本語で読む人への配慮を痛烈に感じる作品でした。ストーリーも良く練られていてミステリー的な部分だけではなく、登場人物の感情をも織りまぜた探偵小説です。風景や光景、主人公夫妻のやりとり、心情と相まった天候などの描写が物語多くを占めていすぎることが、私としてはあまり好みではなかったので星三つです。 | ||||
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すごい。もし脱ニートしてミステリー書くならこんな感じの描きたい。 大胆で大味なトリック。 そんで広げた風呂敷をただたたむのではなく鶴を織り上げてみせたみたいな感じの展開。 すごい。 普段小説読まないけどこういうのだったら読みたいですねー。 | ||||
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シンプルに謎解きが楽しいミステリです。 いろいろ現代風なストーリーの味付けはあるのですが、基本は古典的な本格ミステリだと思います。今年の収穫でした! | ||||
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普段はノンフィクション系の本ばかり読んでいて、ミステリーをほとんど読んだことのない者の感想です。ただし、子供の頃にホームズや明智小五郎の活躍に胸を躍らせたことはあります。雑誌の書評を見て、読んでみようと思いました。 1、ストーリーがテンポ良く進んでいくので、最後まで一気に読めてしまいます。おもしろいです。 2、この小説は、「どのようにして」「なぜ」「だれが」という三つの要素を上手に組み合わせて物語を構築しています。その組み合わせがこの小説の肝で、それぞれの要素自体の出来栄えは、驚くようなものではないと思います(この点は、私自身がミステリーをほとんど読んでいないので、他の作品との相対評価ではなく、絶対評価としての個人的な感想です。)。 3、たとえば、「どのようにして」については、複数の興味深い謎が提示されますが、いずれの謎も提示された時点か、その少し後で、「こうじゃないの?」と見当がつくところがあります。特に少しでも手品の知識のある人にとっては、そうだと思います。また、「だれが」についても、「どのようにして」が小説の中で解決された時点で、ある程度目ぼしがつくのに、紙幅の関係なのか、警察の捜査がその方向に向かうわけではない点に不満が残ります。 4、このように要素自体に多少の弱さは見られますが、三つの要素の組み合わせ方がうまく、ストーリーがテンポ良く進んでいくので、全体としてはとてもおもしろい小説に仕上がっています。私は一気に読んでしまいました。秋の夜長をこの小説とともに過ごすのは、悪いアイデアではないと思います。全体的な評価は3.5点です。 | ||||
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