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ザ・ボーダー
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ザ・ボーダーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
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つらすぎる現実 涙が止まらない でも読了することで得られるものが大きいのだと思う 下巻にも挑みます | ||||
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普通物語は過去形で語られるものだが、殆どが「〜いる」「〜する」等々演劇台本のト書のように書かれている。以前中村文則の小説でも同じような文体に出会った。違和感がありこうした部分は脳内で過去形に置き換えて読まざるを得なかった。この文体は原文のものか訳者のものか?物語は面白かった。ただ、唐突に場面が変わる事が多くあらすじを追いにくい。 | ||||
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多少 繰り返しの表現か | ||||
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『犬の力』『ザ・カルテル』に続く、3部作-3作目。…すごい、シリーズ・フィナーレにふさわしい内容だ。当初、上下巻でのこの分厚さにおじけづいたが、読みだしたら止まらず、9日間、この世界にどっぷりと引き込まれた。 「メキシコのカルテルがアメリカの政治を支配しようとしている」 小説の中のアメリカ大統領とその娘婿の汚職の影は、何人ものレビュアーが述べているようにトランプ前大統領にかなり近い印象を受ける。まあ、実際では息子も含まれそうだが。 日本では安倍元総理大臣が射殺された事件を発端に、2022年8月現在、宗教団体と政治家の怪しげな関係性についての報道が連日テレビをにぎわせている。政治と金は付きものだ。“メキシコの麻薬” と “韓国の邪悪な宗教”――他国の一般市民の生活や人生を崩壊させてしまうという点では繋がるところがあるなと読みながら感じた。そしてだらしないのは、日本では何ら有効的な対策がとられないことだ。 下巻P158「この世の善は聖人が成し遂げるんじゃない。妥協を知る人間が精一杯のことをして成し遂げるんだ」――文中でクソ上院議員が言ったセリフだが、あながち間違いではないなという印象をもつ。 ジャッキーやニコの弱さもまた然り、リアルだ。 ただ、他のレビュアーも記載しているが、下巻終盤でのケラーのセリフ「すべての麻薬の合法化」には私も賛同しかねる。作者の私見か。 個人的に、1作目『犬の力』以来のカランとノーラの再登場はうれしかった。 ラストに残った奴は殺されてほしかったが、まあ、こんなもんかも、とも。 とにかくとてつもない大作の一言に尽きる。 これだけのものを読んだ後はリセットが必要だ。次の小説を読み始めるまで数日空けなくては。 | ||||
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現実の事態激化への怒り、前作から完結まで更なる濃さは先日まで大統領だった男へのより激しい怒りの凝縮を示す。 | ||||
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現実の事態激化への怒り、前作から完結まで更なる濃さは先日まで大統領だった男へのより激しい怒りの凝縮を示す。 | ||||
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悪いものは悪いと正義を貫くのではなかったのか?暴力の中にも一本筋の通っていたものが、なぜかリベラルの珍問答に堕ちてしまう。 麻薬戦争には金がかかるから ⇒ 麻薬は合法化する?、不法移民は故国に居てもアメリカに来てもギャングになる ⇒ 国境の壁は馬鹿げた愚策?、とにかくトランプは悪い? アート・ケラーその他登場人物の後日譚として割り切って。 | ||||
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かなり濃い内容です。小説としても細かい描写で気分が悪くなるくらい引き込まれますが、それ以上にこういう世界があるんだな、と勉強になります。カリフォルニアに住んでいたことがありますが、見えないところでこんな世界が繰り広げられておると思うと、ちょっとゾッとします。 | ||||
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かなり濃い内容です。小説としても細かい描写で気分が悪くなるくらい引き込まれますが、それ以上にこういう世界があるんだな、と勉強になります。カリフォルニアに住んでいたことがありますが、見えないところでこんな世界が繰り広げられておると思うと、ちょっとゾッとします。 | ||||
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素晴らしい | ||||
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素晴らしい | ||||
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多くの読者同様「犬の力」「ザ・カルテル」の続きを知りたくて購入。 ただし作品としての完成度、登場人物の魅力は大きくパワーダウンしている。 結局、前2作が傑作すぎたんです。 たとえ本作で落胆すると判っていても、前2作の読者はこの「ザ・ボーダー」を読んでしまいのでしょうね。 | ||||
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やっと読み終えた。この本はどのジャンルに属するのだろうか⁈何を我らに問うているのか⁈ 深く考えさせられる。答は、解決策はあるのか?分からない。 NHKの海外ドキュメントで観たラストベルトでの鎮痛剤過剰投与の医療現場製薬会社。投与された者が中国製ピンク・ヘロインに走る。生活困窮者がドラッグ売人となり、捕まると、家族が生活の糧を得るために、ドラッグ売人になる。長期に収監されれば、家族・親子関係の崩壊を生む。日本でも同じで社会復帰も難しい。警察は、ドラッグ売人検挙でポイントを稼ぐ。民間刑務所産業の存在。 何かが狂っていて、読者には朧げに解決策が浮かぶであろうが、それが実際可能なのか? 17歳の少女グレタさんが発している声に簡単には頷けないのと同じか⁈ アメリカにおける兵器・銃器産業の存在。アメリカ歴史のバナナ戦争からも分かるグローバル経済の混沌。 ビッグとグレートの意味を取り違えているトランプと支持者。 答・解決策は簡単明白なのだが、一挙には運ばぬ社会。 | ||||
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人生で読んだ小説の中でもトップ3に入る面白さでした!映画に勝る小説です。 | ||||
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オススメです 日本では気がつけない「世界」が克明に描かれている 考え込まずに読み流すことは 不可能 | ||||
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「犬の力」や「カルテル」の頃に比べて前作の「ダフォース」も今作も文章がやたら饒舌で長ったらしく、結果として中々ストーリーが進まず読むのが苦痛に感じるのは自分だけでしょうか・・・。S・キング先生が今回も推薦文を書かれていましたが文章もキング先生の影響を受けたんでしょうかね? 核心部分以外の余計な文章満載のキング的な小説が苦手な人は今作も厳しいかな? ちなみに自分は「ダフォース」も今作も上巻の途中でリタイヤしました・・・ | ||||
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ジェームスエルロイの一連の作品アメリカンタブロイドシリーズとかと、この三部作でアメリカの犯罪を理解した気になれる。 実際にアメリカの他小説、映画を見る際に充分なバックボーンになると思います。 読んでおくべき作品。 政治事情で慌てて出した感があるが充分な読後を得られました。 しかしハッピーエンドを誰が予想したか・・ | ||||
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犬の力を最初に読み、カルテル、ザ・ボーダーと全部見ました。とても大きな世界観で書かれて一切退屈することなく読破できます。これ程素晴らしい本に次また出会えるのはいつになるのだろうか | ||||
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作者の三部作の完結編。登場人物が多彩で、数も膨大。読み進めると、ちょっと混乱するが、さすがの名作。楽しめました。 | ||||
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内容はあらすじや他の方のレビューお任せしますが、間違いなく面白いのでぜひお勧めです。 登場人物がほぼ全て犯罪者で、あっけないほど簡単に死んで物語から退場してしまうが、 最後にまさかこの人物が!?と思う1シーンがあります。 圧倒的な空虚感の物語の中で唯一微かな光を感じました。 こんなすごい三部作を届けてくれたドン・ウィンズロウにただただ感謝です! | ||||
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