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ザ・ボーダー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ザ・ボーダー 上 (ハーパーBOOKS)
ザ・ボーダー 下 (ハーパーBOOKS)

ザ・ボーダーの評価: 4.41/5点 レビュー 34件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 1~20 1/2ページ
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No.30:
(5pt)

つらい

つらすぎる現実
涙が止まらない
でも読了することで得られるものが大きいのだと思う
下巻にも挑みます
ザ・ボーダー 上 (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:ザ・ボーダー 上 (ハーパーBOOKS)より
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No.29:
(4pt)

現実的な面白さ

多少 繰り返しの表現か
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No.28:
(5pt)

シリーズ通してすばらしかった 大満足

『犬の力』『ザ・カルテル』に続く、3部作-3作目。…すごい、シリーズ・フィナーレにふさわしい内容だ。当初、上下巻でのこの分厚さにおじけづいたが、読みだしたら止まらず、9日間、この世界にどっぷりと引き込まれた。

「メキシコのカルテルがアメリカの政治を支配しようとしている」
小説の中のアメリカ大統領とその娘婿の汚職の影は、何人ものレビュアーが述べているようにトランプ前大統領にかなり近い印象を受ける。まあ、実際では息子も含まれそうだが。
日本では安倍元総理大臣が射殺された事件を発端に、2022年8月現在、宗教団体と政治家の怪しげな関係性についての報道が連日テレビをにぎわせている。政治と金は付きものだ。“メキシコの麻薬” と “韓国の邪悪な宗教”――他国の一般市民の生活や人生を崩壊させてしまうという点では繋がるところがあるなと読みながら感じた。そしてだらしないのは、日本では何ら有効的な対策がとられないことだ。

下巻P158「この世の善は聖人が成し遂げるんじゃない。妥協を知る人間が精一杯のことをして成し遂げるんだ」――文中でクソ上院議員が言ったセリフだが、あながち間違いではないなという印象をもつ。
ジャッキーやニコの弱さもまた然り、リアルだ。
ただ、他のレビュアーも記載しているが、下巻終盤でのケラーのセリフ「すべての麻薬の合法化」には私も賛同しかねる。作者の私見か。
個人的に、1作目『犬の力』以来のカランとノーラの再登場はうれしかった。
ラストに残った奴は殺されてほしかったが、まあ、こんなもんかも、とも。

とにかくとてつもない大作の一言に尽きる。
これだけのものを読んだ後はリセットが必要だ。次の小説を読み始めるまで数日空けなくては。
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No.27:
(4pt)

一作目と続編までの執筆時間と濃度は、

現実の事態激化への怒り、前作から完結まで更なる濃さは先日まで大統領だった男へのより激しい怒りの凝縮を示す。
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No.26:
(4pt)

一作目と続編までの執筆時間と濃度は、

現実の事態激化への怒り、前作から完結まで更なる濃さは先日まで大統領だった男へのより激しい怒りの凝縮を示す。
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No.25:
(5pt)

社会勉強

かなり濃い内容です。小説としても細かい描写で気分が悪くなるくらい引き込まれますが、それ以上にこういう世界があるんだな、と勉強になります。カリフォルニアに住んでいたことがありますが、見えないところでこんな世界が繰り広げられておると思うと、ちょっとゾッとします。
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No.24:
(5pt)

社会勉強

かなり濃い内容です。小説としても細かい描写で気分が悪くなるくらい引き込まれますが、それ以上にこういう世界があるんだな、と勉強になります。カリフォルニアに住んでいたことがありますが、見えないところでこんな世界が繰り広げられておると思うと、ちょっとゾッとします。
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No.23:
(5pt)

素晴らしいったらありゃしない

素晴らしい
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No.22:
(5pt)

素晴らしいったらありゃしない

素晴らしい
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No.21:
(5pt)

ドン・ウィンズロウの歯軋りが聞こえる!!

やっと読み終えた。この本はどのジャンルに属するのだろうか⁈何を我らに問うているのか⁈
深く考えさせられる。答は、解決策はあるのか?分からない。
NHKの海外ドキュメントで観たラストベルトでの鎮痛剤過剰投与の医療現場製薬会社。投与された者が中国製ピンク・ヘロインに走る。生活困窮者がドラッグ売人となり、捕まると、家族が生活の糧を得るために、ドラッグ売人になる。長期に収監されれば、家族・親子関係の崩壊を生む。日本でも同じで社会復帰も難しい。警察は、ドラッグ売人検挙でポイントを稼ぐ。民間刑務所産業の存在。
何かが狂っていて、読者には朧げに解決策が浮かぶであろうが、それが実際可能なのか?
17歳の少女グレタさんが発している声に簡単には頷けないのと同じか⁈
アメリカにおける兵器・銃器産業の存在。アメリカ歴史のバナナ戦争からも分かるグローバル経済の混沌。
ビッグとグレートの意味を取り違えているトランプと支持者。
答・解決策は簡単明白なのだが、一挙には運ばぬ社会。
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No.20:
(5pt)

深いのに後味爽快

人生で読んだ小説の中でもトップ3に入る面白さでした!映画に勝る小説です。
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No.19:
(4pt)

オススメ

オススメです
日本では気がつけない「世界」が克明に描かれている
考え込まずに読み流すことは
不可能
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No.18:
(4pt)

ネタバレあり

ジェームスエルロイの一連の作品アメリカンタブロイドシリーズとかと、この三部作でアメリカの犯罪を理解した気になれる。
実際にアメリカの他小説、映画を見る際に充分なバックボーンになると思います。
読んでおくべき作品。
政治事情で慌てて出した感があるが充分な読後を得られました。
しかしハッピーエンドを誰が予想したか・・
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No.17:
(5pt)

全シリーズ読み終えて

犬の力を最初に読み、カルテル、ザ・ボーダーと全部見ました。とても大きな世界観で書かれて一切退屈することなく読破できます。これ程素晴らしい本に次また出会えるのはいつになるのだろうか
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No.16:
(4pt)

お奨め

作者の三部作の完結編。登場人物が多彩で、数も膨大。読み進めると、ちょっと混乱するが、さすがの名作。楽しめました。
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No.15:
(5pt)

最後に一筋の光が

内容はあらすじや他の方のレビューお任せしますが、間違いなく面白いのでぜひお勧めです。
登場人物がほぼ全て犯罪者で、あっけないほど簡単に死んで物語から退場してしまうが、
最後にまさかこの人物が!?と思う1シーンがあります。
圧倒的な空虚感の物語の中で唯一微かな光を感じました。
こんなすごい三部作を届けてくれたドン・ウィンズロウにただただ感謝です!
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No.14:
(5pt)

3部作一気読み

圧倒的な物語。読んでない時もそわそわしてしまうので一気に3作読んでしまった。
アメリカという超巨大帝国に隣接するメキシコの宿命を麻薬戦争中心に描いたノンフィクションのような小説。各エピソードでは、実際の事件を基に語られていることが多く、警察同士の銃撃戦、皮剥やバラバラ死体やサッカーボールに貼り付けられた顔も著者のオリジナルではない。ネットで探せばアメリカを目指すグアテマラ人も荒廃した街もバラバラ死体も全てリアルであることがわかる。この地獄はまだ現在進行形であり打開策として著者は麻薬を合法にするしかない(ザ・カルテル下巻解説)という意見のようだがこの三部作だけでなくずっと麻薬を取り巻く世界を小説で描いている著者の世界観からするとこれ以外の意見はあるのか?
映画よりゲームオブスローンズのようにお金と時間をかけたドラマにしてじっくりとこの地獄を描いて欲しい。
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No.13:
(4pt)

ついに終わる、アート・ケラーの物語

犬の力、ザ・カルテルと続いてきたアート・ケラーの麻薬戦争もついにこのザ・ボーダーで終焉を迎えました。
彼の伝説の決着は付きました。しかし、メキシコとアメリカ、世界から麻薬戦争が消えてなくなったわけではありません。
作中では2018年5月までが語られています。その後は我々が実際に見聞きしていく現実の世界で語られていくことでしょう。

最終盤の展開は少し作者の理想(というか、現実のアメリカに対するアンチテーゼ?)に走りすぎているような気はします。
まんまトランプ大統領の「デニソン大統領」の存在は、作者の政治的、思想的な立ち位置を明確にしすぎているきらいがあり、トランプ大統領への好悪は別にして、歴史的な評価の定まっていない現役の人物を登場させてしまい物語に大きく絡ませてしまう手法には少し引っかかる人がいるかも知れません。
ということでザ・ボーダーに関しては星4ですが、シリーズ全体としては間違いなく星5です。

これから読む方、三部作通して、テレビゲーム以上に人が実にあっさりとバタバタ死んでいくので、ご注意を。
しかしこれは、かなりの部分、現実の出来事をおおもとにしているのです。
地球の裏側ではこれに近いことが間違いなく起きていた(今もなお起きている?)のです。

なお「犬の力」の電子書籍版はまだありませんし、書籍版も再販されていないのか、特に上巻は古本でしか手に入りません。見つけたら買っておくことをおすすめします。

ところで、何年か前に噂になったリドリー・スコットによる映画化の話はいったいどうなってるんだ??
超楽しみにしてるんだけど!!
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4596541183
No.12:
(4pt)

ついに終わる、アート・ケラーの物語

犬の力、ザ・カルテルと続いてきたアート・ケラーの麻薬戦争もついにこのザ・ボーダーで終焉を迎えました。
彼の伝説の決着は付きました。しかし、メキシコとアメリカ、世界から麻薬戦争が消えてなくなったわけではありません。
作中では2018年5月までが語られています。その後は我々が実際に見聞きしていく現実の世界で語られていくことでしょう。

最終盤の展開は少し作者の理想(というか、現実のアメリカに対するアンチテーゼ?)に走りすぎているような気はします。
まんまトランプ大統領の「デニソン大統領」の存在は、作者の政治的、思想的な立ち位置を明確にしすぎているきらいがあり、トランプ大統領への好悪は別にして、歴史的な評価の定まっていない現役の人物を登場させてしまい物語に大きく絡ませてしまう手法には少し引っかかる人がいるかも知れません。
ということでザ・ボーダーに関しては星4ですが、シリーズ全体としては間違いなく星5です。

これから読む方、三部作通して、テレビゲーム以上に人が実にあっさりとバタバタ死んでいくので、ご注意を。
しかしこれは、かなりの部分、現実の出来事をおおもとにしているのです。
地球の裏側ではこれに近いことが間違いなく起きていた(今もなお起きている?)のです。

なお「犬の力」の電子書籍版はまだありませんし、書籍版も再販されていないのか、特に上巻は古本でしか手に入りません。見つけたら買っておくことをおすすめします。

ところで、何年か前に噂になったリドリー・スコットによる映画化の話はいったいどうなってるんだ??
超楽しみにしてるんだけど!!
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4596541191
No.11:
(5pt)

待ってました

犬の力、ザ・カルテルと作品が成長していく様子は圧巻です。
こんなおもしろい、犯罪小説は、なかなかないです。
諜報界のF・フォーサイス、麻薬カルテル小説のD・ウィンズロウという形が定着した感があります。
個人的には、南アメリカの麻薬カルテルがフィリピンやタイに拠点をというニュースがあるので、こちらも描いていただければ、どっぷり浸れる世界なんですが。
特にフィリピンは経済成長と犯罪成長のせめぎ合いがあるので、何とも題材にして欲しい分野ですね。
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