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そしてミランダを殺す



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【この小説が収録されている参考書籍】
そしてミランダを殺す (創元推理文庫)

そしてミランダを殺すの評価: 7.78/10点 レビュー 9件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.78pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

久々に面白いミステリーに出会えました!良かった!

タイトル良し!表紙も良し!
もちろんストーリーも抜群に良し!
通常なら「8点」といったところですが、今後に期待を込めて「9点」です。
これは映画化されてもいいと思うのですが、果たして話がそこまで進んでいるのでしょうか。
読者を惹きつけるものがあるので、映画になっても十分話題性があると思います。
「ゴーンガール」は映画化されましたが、それよりも「そしてミランダを殺す」の方が魅力的でした。

こういう作家さんにはもっと小説を書いて欲しいですね~。
先が楽しみです。要チェックですよ!

ももか
3UKDKR1P
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

そしてミランダを殺すの感想

本というのも趣味嗜好品なので、ここで私がおススメの高評価をつけてもあなたには何の価値もないかも知れません。しかし、同じアンテナを持っている人であれば必ず楽しんで貰えるはずです。
最近読んだ中では間違いなく面白かったと言えます。物語が始まる空港のバーでの二人の会話からも面白さを予感します。女は本を閉じ、バッグのそばに表を上にして置いた。『殺意の迷宮』パトリシア・ハイスミス。
フフフ、と頬が緩みました。スリリングな展開が続くストーリーですが、それをきちんと書き表して読者を引っ張っていく文章力が魅力です。交互に一人の人物による視点で書かれて物語は進みますが、漠然とした予想は第一部までです。
第二部からは予想外の展開が続きます。この先どうなっていくのかまるで読めません。最後の第三部から始まる刑事の視点で進むところも良いですね。緊張がどんどん高まります。この構成の上手さがこの物語を面白くしている
一番の要因でしょう。それと重要なのは無理がないということです。書く側に沿った独りよがりな言葉を並べて物語を進めるのではなく、素直な気分で人物に感情移入出来るように書き込まれているのです。危ないぞ、気を付けろ、用心しろよと人物に入り込んでのハラハラ感が続く第二部などは堪りません。あと、小道具の使い方も中々どうして。サラっと読んだ駐車違反の切符のくだりも・・・・・・ね( ´艸`)。展開に繋がっていくひとつのキーになっているんですから侮れません。  著者の経歴など詳しいところは分かりませんが、これからも書き続けてくれるようなので他の作品も楽しみたいと思います。
うん、とにかく予想外の美味しさと量も大盛りだったのでお腹がいっぱいになり充分に満足しました、ということですね。 !(^^)!                 
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
               



ニコラス刑事
25MT9OHA

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