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偽りの楽園
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偽りの楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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レオデミドフ3部作を読んだ後で同じ作者の作品を読みたいと思い手に取った。 物語の舞台はソ連秘密警察の陰謀とは遠い、リタイアした両親が生活する自然豊かな北欧の農村。 ロンドンで気儘に暮らす一人息子のところへ病院から逃げ出した母が突然やって来て父と地域の有力者達が共謀して犯罪を犯し告発しようとする彼女を社会的に抹殺しようとしてると仄めかす。 のどかな田舎町で一体何が起こったのか? 上巻はほぼ母の語りで地域社会につきもののよそ者への嫌がらせや、自分達の土地を取り上げようと画策する地域社会の名士の悪行が語られるが、犯罪と呼べる核心はなくどこまで本当の話か分からないモヤモヤのうちに終わる。 下巻で自ら現地に乗り込んだ息子により事実が明らかにされるが、誰が語る何処までの話が本当なのか分からないままエンディングへ。 小説としては良く出来た作品だと思うし、レオデミドフ譚を彷彿させる緊迫感もあるが、このエンディングならここまでの冒険譚を語る必要があったのかという感は否めない。 ここまで引っ張るのなら歴史的な陰謀とかが暴かれた方がスッキリしたなと言うのが正直な感想。 読めば読んだなりに面白いとは思うが。 | ||||
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私は前に買うかどうかを躊躇しましたが、私がそれを得たとき、私はこれを買う良い決断をしたと言わなければなりません。 問題は全くありません。 価格のために素晴らしい作品。 id はこれを再度買います。大きな価値。 より多くの最終的に購入する! それはとてもよく、とても安価であることのための素晴らしい仕事をしません 良い製品です。特に価格のために。すべては、あなたがそれを打つことができない価格のために非常に満足して説明されています。私は再び購入する! | ||||
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前半の母の思わせぶりな口調からどんな事件が潜んでいるのかとおもいきや・・・ いや驚愕の事実であることには変わらないんだけどさぁ~・・・ソレ?それなの?みたいなかんじです。 あと主人公の母がミアに肩入れしすぎてて見ていて苦痛でした。これちょっと息子の立場ないよなー このお母さんに息子ではなく娘とかいたらもうちょっとマシだったんでしょうかね。息子のダニエルはダメなやつですがイイ奴なんですけどね。 それで一番ずこーときたのは悪者ぽく書かれてた人が全然悪くなかったり ひどい目にあったんじゃないの?て思われてる娘のミアのほうがむしろオイオイおまえちょっとな・・・てところ後半あったので 全然感情移入もできませんでした。ほんとホーカンが言ってた通りただの甘やかされた子だよ。結局全部お金だしちゃってパパも甘々なんだよなあ 娘と父、息子と母、の親子関係を描いた作品として読めばちょっとは面白いかも?ただ事件小説として読むんだとしたらパンチは弱いし面白い事件も ないんで駄作になっちゃうかも。人間関係がそこまで嫌な感じじゃなかったので読後感は悪くはない作品です。 | ||||
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星一つは褒め過ぎ。マイナス★だろう。 トム・ロブ・スミスの新作で、どこかの三味線書評者が「傑作」というから大いに期待して読んだが、見事に裏切られた。 狂人に繰り言を延々と語らせる冗長極まる上巻。やっつけ仕事の下巻。 プロの作家とは思えない。 トム・ロブ・スミスは、才能が枯渇したのだろう。 久々の「読んで損した本」。 | ||||
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延々とダニエルの母親の筋の通らない話を読まされたの少し苦痛だった。 別に悪のたくらみがあったわけでもなく、母親の過去がカギを握っていた。 あと、分量的に上下巻にする必要はなかったと思う。 映画化は監督のうでのみせどころですなあ、低予算で済みそうだし頑張ってね。 | ||||
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ひと騒がせもはなはだしいですよ(苦笑)。 上巻にはものすごくハマりました。 説得力ハンパない。 それがだんだん・・・ 「さすが!トム・ロブ・スミス!」 ↓ 「あれれ・・・・トム・ロブ・スミス・・・・」 ↓ 「どうしたんやっ!?トム・ロブ・スミス!」 酷評レビューが多いのもうなずけます。 終盤は急ぎ過ぎです。 せっかくの「『信頼』の物語」が、「ただのアホらしい大騒ぎ」になっちゃって。 そもそも、いちばん悪いのはセシリアだと思う読者は私だけ??? (ネタバレじゃありません。) この作品から得られる教訓は、「安いモノにはワケがある」です。 気をつけましょう。 (これを映画化するセンスはいかがなものか?) | ||||
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ストーリーは主人公の一人称で進められますが、その中で母親がリタイアメントのために移住した先での不可解な出来事が、結構なボリュームで挟み込まれます。移住したスウェーデンの田舎町で地元の有力者の娘(16歳・養子)の失踪には町の有力者が共謀しているのではと主人公の母親が疑念を持ちます。 しかし、母のティルデが警察に相談しても相手にされないばかりか、周囲から精神疾患患者に仕立て上げられてしまいます。自分の夫までもが加担している陰謀は、どこまでほんとに起こっているのか終盤まで全くわかりません。ラストはどんでん返しともいえる意外なものでしたが、計算し尽くされた構成はこれまでの物とは一味違いました。とかく意外なラストはどうしても唐突感があるのですが、本作品は実に自然に絡まった糸を解きほぐしています。 また、スウェーデンの抱える社会問題、家族関係、経済不振などが背骨となって作品お厚みを持たせています。それをふまえた結末は文芸作品を思わせる作品になっています。 「チャイルド44」から始まる三部作は、歴史大河思わせる重厚で素晴らしいものでした。しかし分量的に尻込みしてしまう方にはまず本作を読んでいただき、彼(トム・ロブ・スミス)の筆力を実感するのもいいのではないでしょうか。 | ||||
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ここでの評価は傑作or駄作で極端に分れてますが、個人的には年間ベスト3クラスの渋い傑作と思います。 がしかし、煽りやあらすじに出てくる「狂乱の宴」って一体何のことかと。 中州の掘建て小屋にコンドームが落ちてたことか? 地味だが味わい深い作品世界を、こうやって禍々しく演出しようとする版元の余計な行為が、いらん予断を生み作品評価を下げるんだよなぁ。 | ||||
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焦っているはずのお母さんの話は下巻の半分を超えたあたりまで続きます。 なんで焦っているはずなのに、こんなに悠長に話すのか? まぁ、それは良いとしても、この長い話が何かの伏線になるのだろうなと、注意を払いながら読み進める。 そしてその後語り手の息子がついにスウェーデンに行く。 本の背表紙には「驚愕の事実」があるらしい。 ワクワクする。 しかし…。 ここからはネタバレになるので詳細は書きませんが、何それ?今までなんだったの?何が驚愕? 厳しいが期待していたから余計にひどく感じる。 時間の無駄だった。 | ||||
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本当に驚いた。 まさか、これがトムロブスミスの作品とは。 さらに驚いたのは年末恒例の某社のランキング上位に入ってること。 いくら、好みは人それぞれでも、「あなたはこの作品の何を評価したの!」と突っ込みたくなる。 この作品にもっとも相応しい言葉は「やおい」=山なし、落ちなし、意味なし、である。 母親の異常に長く、意味のない独白は何なんだ! | ||||
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上巻へのレビューです。 下巻を読んでしまうと、通しての本のイメージが頭に残るため、下巻を読み始める前にレビューを載せます。 多くのレビューをしている方たちと同じで私も「チャイルド44」にはまった読者です。その後の続編は少しずつ違和感を感じていったものの、この作者の新作ならば、読まねばと思い読み始めました。 ストーリーは本の背表紙に載っているのを読むと面白そうだし。 ストーリーは語り手の母親がスウェーデンで起こった話を語り手が聞いていく展開で続く。 しかし上巻だけ読むとつまらない。 なぜかはこの作者自体が233ページで自ら述べているではないか、それは「まわりくどい話の進め方」だからなのだ。 これから下巻を読むと、この長いまわりくどい話が見事伏線として繋がるのかもしれない。 しかし上巻だけでは今のところ単に長いだけ。何も事件らしい事件はおきていない。だから星は2つのみ。 このままかまわりくどさが意味がなかったら星は1つにするつもりです。 | ||||
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ページ数も多くないし、文字も多くないし、上下巻に分けず、一冊にまとめても良かったと思います。 面白かったし、読むのに夢中になったけど、読後の満足感はチャイルド44などに比べて、とても低かった。 なんとなく、作者の思い入れというか、熱のいれ方、力の入り方があっさりしている気がする。 それだけチャイルド44がすごかったのかもしれないけど。 大満足とはとても言えないです。 | ||||
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仕事ではよく「結論から話せ」といわれるが、何度もそう突っ込みたくなる母の告白。 自分は忍耐強くないので、何度も読むのをやめようとしてしまった。 下巻もしばらく同じリズムでうんざりしたが、 息子による検証パートが始まってからようやくいらいらせずに読めるようになった。 ただ、検証パートのほうは駆け足の印象があって物足りない。 母の回想パートと、息子による検証パートのボリュームが逆ならよかったかなあ。 | ||||
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僕の母親が丁度、主人公の母親の様な電波ダダ漏れのキチ〇イ女だったので、主人公の母親に対しては勿論、自分の母親を思い出して殺意がわいてきました。 これからこの本を手に取るつもりの人の中にも、きっと御自身の家庭に精神に問題のある家族がいて地獄の苦しみを味わった経験がある人がいる筈です。 その人たちの為にも忠告します。 トラウマが再発するので読む事をお勧めしません。 有害図書かと思った。 | ||||
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まったくつまらない本を買ってしまった。 今年の最低評価一位です。 上巻の初めはまだひきこまれて、どんな話になっていくのかわくわくしました。 中ごろから、なんか話がひつこくて、イライラさせられ、でも下巻ではきっと何かが起こるのだと期待しながら・・・・・ 結局何の話で、何の事件なの? 他のサイトでもとても良い評価ですが、わたしにはつまらなく、ひさびさにお金返してほしいと思った本でした | ||||
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絶賛レビューの嵐に呆れますが、本当に心底駄作です。 チャイルド44も過大評価なきらいがありますが、その後のグラーグ57、エージェント6は完璧な傑作。ミステリ業界のみならず、あらゆるエンタメ小説好きに自信を持って推せます。 しかしこれはどうしたことでしょう? 出版したこと自体が何かの間違いかと。 基本的にババアの電波独白に付き合わされるだけです。 それがまた改行して新たに段落をいちいち設けてるので、ははあん、ここでまたウダウダ言うのかと丸わかりで萎えます。 そんなウダウダを苦心惨憺して読んでいる内に、なぜ読んでるのかわからなくなって投げました。 映画化が決まってるそうですが、なるほど、ダメなシナリオのような構成でピッタリですね。 観ませんけど。 | ||||
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この作家の前作、レオ・デミドフ三部作とは異なり、派手な謀略も追跡及び逃走劇もありません。 でも、そんな派手な舞台を用意しなくても、読者を惹き付ける作品を書けることを証明した作品だと思います。 上巻は、ほぼ息子のダニエルと母親の会話で構成され、両親の移住先のスウェーデンの田舎で起きた事件や母親のスウェーデンでの子供時代の話が語られます。 おかしいのは母親なのか、父親なのか、母親の語る話は一体どこへ向かって転がって行くのか、と不安な思いをさせられ、ドキドキしながらあっという間に読み終えました。 スウェーデンの田舎の生活の風景や生活についての描写も、個人的には興味深く、楽しめました。 | ||||
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イヤミスに飽きた推理好きな方におすすめです。 派手なアクションがあるわけでも敏腕刑事が活躍するわけでもありませんが、極上のサスペンスです。 閉じられた世界の人間関係の難しさ、愛と信頼の微妙なバランス、家族、男性社会の壁……。 スウェーデンを舞台にしながらも、世界共通の普遍的なテーマが根底にあり、三部作とはまた別の魅力に満ちた、”心”の物語だと思います。 | ||||
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下巻では、後半を過ぎてからダニエルが実際にスウェーデンの母親の実家や移住先へ行き、一気に真相が明らかにされます。 母親の話を息子が丹念に聞いている部分が長いので真相解明部分が短すぎる気もしましたが、端折られた感じは特にしなかったので、構成のバランスは良いのだと思います。 「親の反応が怖くて言えなかった」とか「子どもに心配させたくないから言えなかった」というどこの家庭にもありそうなエピソードには「そういうことってあるよねえ」と、親近感を覚えましたし、最近、読後感の悪いミステリが多い中、読後感は悪くなく大変好感が持てる作品でした。 | ||||
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「チャイルド44」を凌ぐ最新作!! どこが?(・_・?) イギリスから妻の故郷のスウェーデンに移住した夫婦と、絶縁状態だった ゲイの息子の家族愛♪ とありますが・・・・・ 延々と精神を患った妻であり母親が創り上げた妄想に、延々と付き合わされるだけです。 サイドストーリーもグダグダです。 で、一体何があったの?と、読者を代弁するように息子が質問します。 「それは後で話すわ!」 ( ̄□ ̄;)エッ? なにがあったのかは、下巻の139頁にようやく登場します。 「子供たちが虐待されているかもしれない!」 ( ̄△ ̄;)エッ・・? それだけです( -_-) 結局は目を覆いたくなる、耳を覆いたくなる、忌まわしい犯罪は何もありません。 おぞましい儀式や虐殺された遺体も、な~んにもありません。 空想のトロルがちょこっと出てきますが・・・・ これ、「チャイルド44」凌いでるのか?なんなんだ、これ? 家族愛? 母、父、息子はお互いのこと全然理解しあうこともなく、 猜疑心に苛まれているのに、どこに家族愛があるの? 巻末にある、各マスコミの絶賛のコメントや訳者の自画自賛、解説者の 苦しげな見解・・・・・ トム・ロブ・スミス4作目の痛恨の駄作としか言いようがないぞ、これ。 しかも、映画化なんかも決まってしまっているらしい。戦慄する! 上巻306頁630円税別、下巻296頁630円税別の本作は、 1巻608頁にまとめて450円位にしたらどうなの?と言わずにはいられない。 腰巻のコメントも、訳者もマスコミも偽りだらけだ! | ||||
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