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偽りの楽園
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偽りの楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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レオデミドフ3部作を読んだ後で同じ作者の作品を読みたいと思い手に取った。 物語の舞台はソ連秘密警察の陰謀とは遠い、リタイアした両親が生活する自然豊かな北欧の農村。 ロンドンで気儘に暮らす一人息子のところへ病院から逃げ出した母が突然やって来て父と地域の有力者達が共謀して犯罪を犯し告発しようとする彼女を社会的に抹殺しようとしてると仄めかす。 のどかな田舎町で一体何が起こったのか? 上巻はほぼ母の語りで地域社会につきもののよそ者への嫌がらせや、自分達の土地を取り上げようと画策する地域社会の名士の悪行が語られるが、犯罪と呼べる核心はなくどこまで本当の話か分からないモヤモヤのうちに終わる。 下巻で自ら現地に乗り込んだ息子により事実が明らかにされるが、誰が語る何処までの話が本当なのか分からないままエンディングへ。 小説としては良く出来た作品だと思うし、レオデミドフ譚を彷彿させる緊迫感もあるが、このエンディングならここまでの冒険譚を語る必要があったのかという感は否めない。 ここまで引っ張るのなら歴史的な陰謀とかが暴かれた方がスッキリしたなと言うのが正直な感想。 読めば読んだなりに面白いとは思うが。 | ||||
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前半の母の思わせぶりな口調からどんな事件が潜んでいるのかとおもいきや・・・ いや驚愕の事実であることには変わらないんだけどさぁ~・・・ソレ?それなの?みたいなかんじです。 あと主人公の母がミアに肩入れしすぎてて見ていて苦痛でした。これちょっと息子の立場ないよなー このお母さんに息子ではなく娘とかいたらもうちょっとマシだったんでしょうかね。息子のダニエルはダメなやつですがイイ奴なんですけどね。 それで一番ずこーときたのは悪者ぽく書かれてた人が全然悪くなかったり ひどい目にあったんじゃないの?て思われてる娘のミアのほうがむしろオイオイおまえちょっとな・・・てところ後半あったので 全然感情移入もできませんでした。ほんとホーカンが言ってた通りただの甘やかされた子だよ。結局全部お金だしちゃってパパも甘々なんだよなあ 娘と父、息子と母、の親子関係を描いた作品として読めばちょっとは面白いかも?ただ事件小説として読むんだとしたらパンチは弱いし面白い事件も ないんで駄作になっちゃうかも。人間関係がそこまで嫌な感じじゃなかったので読後感は悪くはない作品です。 | ||||
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延々とダニエルの母親の筋の通らない話を読まされたの少し苦痛だった。 別に悪のたくらみがあったわけでもなく、母親の過去がカギを握っていた。 あと、分量的に上下巻にする必要はなかったと思う。 映画化は監督のうでのみせどころですなあ、低予算で済みそうだし頑張ってね。 | ||||
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ひと騒がせもはなはだしいですよ(苦笑)。 上巻にはものすごくハマりました。 説得力ハンパない。 それがだんだん・・・ 「さすが!トム・ロブ・スミス!」 ↓ 「あれれ・・・・トム・ロブ・スミス・・・・」 ↓ 「どうしたんやっ!?トム・ロブ・スミス!」 酷評レビューが多いのもうなずけます。 終盤は急ぎ過ぎです。 せっかくの「『信頼』の物語」が、「ただのアホらしい大騒ぎ」になっちゃって。 そもそも、いちばん悪いのはセシリアだと思う読者は私だけ??? (ネタバレじゃありません。) この作品から得られる教訓は、「安いモノにはワケがある」です。 気をつけましょう。 (これを映画化するセンスはいかがなものか?) | ||||
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ページ数も多くないし、文字も多くないし、上下巻に分けず、一冊にまとめても良かったと思います。 面白かったし、読むのに夢中になったけど、読後の満足感はチャイルド44などに比べて、とても低かった。 なんとなく、作者の思い入れというか、熱のいれ方、力の入り方があっさりしている気がする。 それだけチャイルド44がすごかったのかもしれないけど。 大満足とはとても言えないです。 | ||||
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上巻で物語にひきずりこまれたのですが下巻でもあまり真相への距離は縮まらず…終盤になってやっと物語がうごきます、それも急展開! が、最初の勢いがあっただけにしりすぼみ感は否めません。 プロットのうまさ意外さというよりも、ストーリーテラーとしての筆者の腕にやられてしまった、そんな感覚です。 | ||||
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