土曜日の殺人者



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初公開日(参考)1997年10月
分類

長編小説

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土曜日の殺人者 (集英社文庫)

1997年10月31日 土曜日の殺人者 (集英社文庫)

オスロの記録的に暑い春の夜。現場に大量の血が流されているのに犠牲者がいない。不可解な三つの事件が起きたのは決まって土曜日。同じ頃、女子学生が自室で金髪の男にレイプされる。娘の父親は復讐を誓って男を捜しはじめたが、一方、美人警部補ハンネはこれらの事件の共通項を見つけだす。そこにはノルウェーの社会の歪みが隠されていた。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

土曜日の殺人者の総合評価:7.50/10点レビュー 2件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
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(8pt)

アンネホルト氏、二冊目

前回「凍える街」を読んだ時は、ホルト氏の本はもういいかなと思ったのですが
また挑戦してみました。

「凍える街」よりも古い本になるのですね、この「土曜日の殺人者」は面白かったです。
主人公も展開も私好みで、これなら引き続きまた新しい本を読んでみようという気になりました。
嫌いにならなくて良かった!


ももか
3UKDKR1P
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

レイプへの復讐は、どこまで許されるのか?

ノルウェーの女性警部補ハンナ・シリーズの第二作。大量の血が残されている現場なのに被害者がいない不可解な連続事件と女子学生レイプ事件に取り組む、本格的警察ミステリーである。
現場には大量の血が残されているのに被害者が見つからない不可解な事件が相次いで発生。どれも土曜日に起きていた。同じ頃、一人暮らしの女子学生クリスティーネが自宅でレイプされる事件が起きた。多数の事件をかかえるハンネ警部補は地道な捜査で二つの事件のつながりを見つけるのだが、なかなか犯人を特定することが出来なかった。一方、警察が頼りにならないと確信した被害者クリスティーネの父親は自分の手で犯人を見つけ出し、復讐しようと決心する・・・。
卑劣なレイプ犯に対し警察や司法が無力だと思ったとき、市民はリンチの誘惑に駆られる。元法務大臣でもあるホルトは当然のことながら法の正義が貫かれるべきで私刑(リンチ)には否定的なのだが、レイプに対する刑罰や社会の認識が甘いことにいら立ち、そこに警鐘を鳴らす意味で書き上げられた作品と言える。さらに、移民の受け入れもサブテーマとなっており、極めて社会性が強い作品だが、ミステリーとしての完成度も合格点である。
シリーズ・ファンはもちろん、警察ミステリー・ファンには安心してオススメする。

iisan
927253Y1
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