建築屍材



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初公開日(参考)2001年09月
分類

長編小説

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建築屍材

2001年09月29日 建築屍材

解体され、ナンバリングされた挙句、跡形も無く消え去ってしまった3人の死体。不審な人影の追跡劇と、密室からの人間消失。配達された小指。生乾きのコンクリート上に残された足跡。矛盾した犯人の行動。姿無き殺人者の仕業としか思われない不可能犯罪。杳として見えない犯行の動機。そして、山積する謎とトリックの解明に挑む名探偵―建設中のビルを舞台に組み立てられる、狂気のジグソーパズルの全体像は?本格ミステリへの情熱に満ちた、第11回鮎川哲也賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

建築屍材の総合評価:4.88/10点レビュー 8件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

建築屍材の感想

著者の工学部建築学科卒というフィールドを生かしたミステリだ。名古屋が舞台であるビルの建築中で起きる殺人事件だが、死体消失と目撃した人影も密室内で消えるというトリックで読者を引っ張る展開だ。
著者の持つ学識を充分に使ったトリックで確かにこれまで例の無いトリックだろう。つまり死体消失についてだが。だが、全体を見渡せばそのストーリーにはどうも無理を感じてしまう。意図も動機も理解できない。
話の流れが偏っている。トリックありきのストーリーだからだろう。人間を描くよりも本格としてトリック重視で書くといっているが、それにしても人の心の内が作者の都合で決まるのは勝手すぎると思う。
しかし、セメントもコンクリートもモルタルも良く解かっていなかった自分にしてみればこのプチ知識は勉強になった。ビル建設についての工法、工程などこれまで知らなかったことがいろいろと知れて面白かったので
そういった面からは読んで良かったといえる。しかし、自分の得意分野から外れたところでどれだけ書けるかが作家としての資質を問われる事になるわけで、その意味ではこの後の作品が真価を問われることになるので
鮎川哲也賞の名に恥じない作品を出して欲しい。

ニコラス刑事
25MT9OHA
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未読の方はご注意ください

No.7:
(3pt)

なんかチグハグ……

「死体の隠し方」や「なぜ女性秘書を殺したか?」はというポイントは度肝を抜かれました。
ただ、「犯人像」「動機」「ダイイングメッセージ」はとってつけたような感じで感心しませんでした。
建築屍材Amazon書評・レビュー:建築屍材より
4488023568
No.6:
(5pt)

建築途中のビルでの斬新な死体隠匿トリック

館ものミステリーは数多くあるが、建築途中の近代的ビルがトリックに絡んでくるという意欲作である。
ナンバリングされたバラバラ死体、ちぐはぐな殺害方法、死体消失、人間消失、足跡のないコンクリと島田荘司が選考委員で評価したのが納得の不可能トリックのつるべ打ち。
特に死体消失トリックは過去に類がない発想のものであり、これだけでも読む価値がある。
冒頭に挟み込まれたトレーシングペーパーの設計図も最後の最後で意味が分かる楽しいオマケ付き。
反面、人間味皆無の人物像に、はっきり言ってどの犯行もリアリティは皆無である。まさに本格に殉じたトリックありきの本格ミステリー。
建築屍材Amazon書評・レビュー:建築屍材より
4488023568
No.5:
(2pt)

専門家らしくない非リアリティ

門前氏のデビュー作だし受賞作でもあるので、私自身はそこそこ面白く読めました。建築関係の知識の羅列がくどいと思われる方も多いと思いますが、私は個人的に建築が大好きなのでそれは苦ではありませんでした。星は二つと辛い評価ですが、一般の(建築のことについてあまり知らない)人が読むのであれば、三つかそれ以上与えても良かったかと思います。しかし……。
 門前氏は本当に建築の専門家なのでしょうか? 専門家だったとしても、現場を知らないのではないでしょうか。トリックの核を成す部分で、「これは絶対に不可能」という部分があります。私自身は建築の専門家ではありませんが、DIYなどで作業経験は豊富です。同じように現場での労働経験がある人であれば、この大きすぎるミスには必ず気付くと思います。ネタバレになるので敢えて書きませんが、その一点の瑕疵のために、私はこの作品に高評価を与えることはできません。

建築屍材Amazon書評・レビュー:建築屍材より
4488023568
No.4:
(1pt)

途中でリタイア

この本を手に取ったきっかけは、この方の新作が、ある雑誌で強く薦められていたからです。
で、そちらを読む前にデビュー作のこの「建築屍材」を読んでみようと思いました。
建築関係には興味があるし、専門的な知識で味付けされている推理小説は好きなタイプなので、期待して読んでみたんですが・・・
だめだー。もうこれ以上読む気になれないです。途中でリタイアしました。
ミステリーを最後まで読まずに途中でやめるなんて、はじめての経験です・・・
切迫感やドキドキ感もこの後の展開への期待も感じることができず、人物の性格描写も会話も退屈・・・読み進める意欲がなくなりました。
この後は、雑誌で薦めていた新作を読もうと思っていたけど、なんだかもう微妙な気持ちになってしまいました・・・
建築屍材Amazon書評・レビュー:建築屍材より
4488023568
No.3:
(1pt)

途中でリタイア

この本を手に取ったきっかけは、この方の新作が、ある雑誌で強く薦められていたからです。
で、そちらを読む前にデビュー作のこの「建築屍材」を読んでみようと思いました。
建築関係には興味があるし、専門的な知識で味付けされている推理小説は好きなタイプなので、期待して読んでみたんですが・・・
だめだー。もうこれ以上読む気になれないです。途中でリタイアしました。
ミステリーを最後まで読まずに途中でやめるなんて、はじめての経験です・・・
切迫感やドキドキ感もこの後の展開への期待も感じることができず、人物の性格描写も会話も退屈・・・読み進める意欲がなくなりました。
この後は、雑誌で薦めていた新作を読もうと思っていたけど、なんだかもう微妙な気持ちになってしまいました・・・
建築屍材Amazon書評・レビュー:建築屍材より
4488023568



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