時をきざむ潮
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全1件 1~1 1/1ページ
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岩手の海辺の村を舞台にしているので方言も仕方ないのですが、もう少し分かりやすく書いてくれればと思いました。全体的にバランスが悪く謎解き要素がほとんどないミステリーでした。この作家は筆力がないです。 | ||||
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古代から受け継がれた土着の民の原始共産国家が存在しているという設定の、伝奇×ハードボイルドで江戸川乱歩賞受賞作という触れ込みに釣られたものの、肝心のえぞ共和国についての掘り下げが弱くて期待外れだった。高橋克彦ばりの感じかと思ってたから。 ただ、シリーズらしいので他のえぞ共和国シリーズでは細かく集落について書かれたものもあるのかな。 とにかく本作は江戸川乱歩賞受賞作なだけあって、田舎の刑事モノとしての側面が強い。海の描写と自然現象を使ったトリックなど、雰囲気は抜群。ラストも意外性がある。 ただ本格ミステリとしては、ぶっちゃけ想像通りに話が進むので、その点でも弱かった。 『地図にない谷』は落人部落×ミステリらしく、あらすじや評判読む限り、こっちの方が面白そう。 イ族の設定も……うーん、目の付け所はいいかもしれないけど証拠が少ないよなぁ。やっぱりこのへんのネタは高橋克彦あたりに再考してもらわないと。 | ||||
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Very nice | ||||
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ミステリーはどうあるべきとか、純文学はどうあるべきとか、そういったこだわりは一切ないので、面白い本は面白いとしか言いようがありません。 「地図にない谷」も一気に読みましたが、これも一気に読みました。 この方の本には、一種独特の香りがあります。 沼田まほかるの粘つくような香り、篠田節子のドライな香り… 女流作家の魅力って、まさに香りだと思います。 香りのない女流作家はいっぱいいるけど、その時はいいと思っても、すぐにどうでもよくなってしまいます。 このラストですが、私は素晴らしいと思いました。 | ||||
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ラストにいくにつれて段々、雑な情景になっているような気がしました。ラストが自分は嫌いです。 | ||||
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昭和52年度の江戸川乱歩賞受賞作であり、同時受賞として梶 龍雄 氏の透明な季節があるが、この年の受賞作は乱歩賞の傾向がいきなり変ったのかと言いたくなるほど、二作品とも本格ミステリー度が非常に低い。ほぼ普通の小説である。普通は同時受賞の回は一方が本格度が低くてももう一つは本格路線のが受賞するのだが・・・。 本作は東北の離れ小島の閉鎖村社会に関わっていく駐在の姿を通して、その島の因習の伝奇性を強調した雰囲気で、一応殺人事件が起こって謎解き要素はあるにはるが、トリックらしいトリックは全くなく、作者も物語の要素の一つとしてしか位置づけはしてないようである。 小説としての力量はあるが、本格ミステリーでは全くいため、そういうのを期待すると全くの肩透かしとなる。これは形を変えたハードボイルドものなかもしれない。その意味では受賞したのも納得できると言えるか・・・。 | ||||
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