殺人の棋譜
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斎藤栄先生こんな良い本を書いていらしたのですね!日美子シリーズとかじゃなく! | ||||
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江戸川乱歩賞が輩出した西村京太郎と並ぶオッサン向け大衆推理小説を多発する量産型作家の斎藤栄氏の江戸川乱歩賞受賞作で、数多い氏の著作の中でも最初に出た作品である。 誘拐ものであり、事件の捻った真相はなかなか意外性もあり、誘拐サスペンスとしてはなかなか面白い。 だが、タイトルにもあるが、将棋の世界を舞台にしているのだが、たまたま誘拐された娘の子供が棋士だったという以上の意味はなく、誘拐事件のプロットと将棋のネタが関連するようなことは全くない。別に棋士でなくても役者でも役人でもサラリーマンでも普通に成立するプロットである。 ここらへんは江戸川乱歩賞特有の特定業種を舞台にしないといけないという暗黙のルールが良い方向には作用しなかった弊害とも言える。 | ||||
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恋人に殺人の疑いが。 原因は分からない。 恋愛小説でもある。 Angelが鍵となる。 薬害のような社会小説でもある。 それでいて、推理小説としては一流だと思う。 この本がなぜ爆発的に売れないのかが疑問。 | ||||
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作品の入り方としては申し分無い。新鋭棋士の娘が誘拐され、身代金が要求される。犯人の指示に従って金を作り、渡すものの娘は帰ってこない。警察の捜査により、容疑者が浮かび上がるものの殺されていて…という展開は悪くない。そこに至る河辺やその家族たちの苛立ち、苦悩と言った物もしっかりと描かれている。 ただ、全体的に見るとうーん…と思う部分が多い。まず、ハッキリ言って、将棋というのが作品全体に何も関係ない。単純に誘拐された子供の父親が棋士だった、というだけで他の職業であっても何の問題も無かったと思う。そもそも、河辺は、娘を誘拐されて苦悩する父親以上の役割が無い。 最後のどんでん返しもやや外した感じ。アンフェアな部分があるのは構わないのだが、するのであればそこに至るまでの伏線をキッチリと張っておいて欲しかった。なんか、真犯人の動機も取ってつけただけ、という感じなのだ。 乱歩賞受賞作は、これまでかなり読んできたけれども、正直、かなり低い評価になってしまう。 | ||||
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作品の入り方としては申し分無い。新鋭棋士の娘が誘拐され、身代金が要求される。犯人の指示に従って金を作り、渡すものの娘は帰ってこない。警察の捜査により、容疑者が浮かび上がるものの殺されていて…という展開は悪くない。そこに至る河辺やその家族たちの苛立ち、苦悩と言った物もしっかりと描かれている。 ただ、全体的に見るとうーん…と思う部分が多い。まず、ハッキリ言って、将棋というのが作品全体に何も関係ない。単純に誘拐された子供の父親が棋士だった、というだけで他の職業であっても何の問題も無かったと思う。そもそも、河辺は、娘を誘拐されて苦悩する父親以上の役割が無い。 最後のどんでん返しもやや外した感じ。アンフェアな部分があるのは構わないのだが、するのであればそこに至るまでの伏線をキッチリと張っておいて欲しかった。なんか、真犯人の動機も取ってつけただけ、という感じなのだ。 乱歩賞受賞作は、これまでかなり読んできたけれども、正直、かなり低い評価になってしまう。 | ||||
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