大谷羊太郎(おおたにようたろう)の作品一覧

「三保の天女はよかったな…」刺殺された父親が残した不可解な言葉。羽衣を隠された天女に仮託する心の闇の秘密とは…。

東京・武蔵野市のマンションの敷地で、全身黒ずくめの男の変死体が見つかった。

東京・練馬区で殺人未遂事件が起きた。襲われたのは、金融投資会社の専務夫人。

東京・杉並区の住宅街で、製菓会社の副社長をしている女性が殺された。社長の夫は失踪中だという。

東京・江東区のマンションで殺人事件が発生、現場のテーブルの上には、ベネチアングラスが置かれていた。

事件は、会社創立70周年の記念式典の最中に起こった。

警視庁に110番通報があった。「主人が、朝、起きたら死んでいたんです」。

群馬県月夜野の別荘で、もと女優の美根原千草が殺された。現場の状況から、犯人は被害者と顔見知りの者と推定された。

東京・荒川区の古びた木造アパートで、女性の殺人死体が発見された。

大物政治家の豪邸で開かれたパーティ会場で、毒殺事件が発生した。殺されたのは、政治家の長男・芳樹。

警視庁の新人女性刑事・島野理絵は、友人の片桐美由紀と信州・高遠まで日帰り旅行をした。

秋沢紗矢香は、夫・亮の母親の墓参りの帰りに、娘・真希と三人で甲府昇仙峡を見物した。

クラブホステスだった飛山初絵は、老資産家と結婚後、夫を殺害して莫大な遺産を手に入れた。

ヤミ金融界の大物・北岡寛之助邸に二人組の強盗が侵入、現金5千万円を強奪した。

風光名媚で、いにしえより多くの芸術家が集った尾道を旅行していた原口滋夫が失踪した。

宮越綾菜は、カジュアル衣料会社の社長令嬢で、父親が社員の中から選んだ友也と結婚し、誰もが羨むような満ち足りた生活を送っていた。

突如として行方をくらました往年のスター歌手・橘加奈子。

血塗られた過去を消し去り“三つの顔”を使い分ける女。末期ガンで寝たきりになりながらも復讐を考え実行しようとする老人。

東京で平凡な学生生活を送っていた塩野妙子が大学卒業直前に、仲間に追われ深夜突然訪れた男と体験した奇妙な10日間の同棲生活―24年後に起きた連続殺人事件の謎を解く鍵はすべてそこにあった。

美人OLの北条佐知子が南軽井沢の別荘で見たものは…。その日を境に彼女を襲う不可解な出来事。

貞淑な人妻が指名手配中の結婚詐欺師と失踪した。

高田絵里は恋人の大倉登志夫からの奇妙な頼みで、自宅を3日間だけ空けるため知人の女子大生二人と伊勢・鳥羽方面へ旅行に出かけた。

愛する夫に愛人の影が?深沢霧代は夫・弦一郎のデート場所をつかみ、京都東山へと向かったが、空振りに終った。

若き未亡人麻季子は前夫の旧知である稲山不動産の御曹司道夫と再婚。

夫との離婚問題に悩む多摩子は衝動的に琵琶湖まで旅行し、吉原と名乗る男性と知り合いお互いに心惹かれあった。

早瀬里佳子の娘、藍子が置き手紙を残し家出をした。

幸せな結婚生活を送っていた阿川澄江に一通の手紙が届いた。

高崎で実業家として財をなした芦野老人は、現在は息子に会社を譲り、悠々自適の生活を送っていた。

高村明日香は兄のように慕う広崎光一の父子二代にわたる不可解な失踪の謎を解こうと友達と一緒に二人が姿を消した奈良斑鳩に向かった。

ある夜、大学生の翔はゆきずりの美女に一目惚れした。なんとか近づきたいと尾行した翔だったが、青山霊園で見失ってしまう。

森下美登里の婚約者、秋沢俊夫が突然失踪し、俊夫の親友、相川友彦も謎の事故死を遂げた。

撃たれ役、斬られ役が専門の売れない俳優高見沢は、奇妙なアルバイトを機に変人と噂のある推理作家の月宮と知り合った。

難問解決の秘訣とは?人生指南の名探偵登場!!畑直文の家族に次々と起こる謎に満ちた難事件。その解決の方法は。

栃木県宇都宮市郊外で起きた現金強奪事件。それはショベルカーで壁をぶち破り金庫ごと奪いとるという荒っぽい手口の犯行だった。

深沢千秋は代々木小公園で六年前故郷の兵庫県龍野で別れた初恋の相手、矢沼圭一の女連れの姿を見かけ、夢中で後を追いかけた。

何歳から始めてもいい。自分の好きな道に賭けてみよう。

初夏の東京・府中。ある廃ビルの一室で男が殺された。

本書は、既刊のものと重複しないように選んだ新たな密室短編のアンソロジィで、昭和30年代から昭和60年代にかけて発表された8作を収録している。

現在、世間で通用している年齢感覚や価値観は、人の寿命が六十歳までの時代のもの。今となっては過去の遺物だ。

22歳の女子大生の死体が見つかった。マンションの一人暮らし。

資産家で実業家の妻に頭のあがらない川名行夫は、旅行中に知り合った牧野小夜子と老神温泉で一夜を共にする。

人気作家、哲村玲次郎の他殺体が発見された。捜査線上に、彼の恋敵である浅田利行が直ちに挙がった。

都内の建築資材会社に勤めるＯＬ豊原亜紀は、恋人の綿貫志郎とドライブした北関東の山奥で、二度も幻の女性に出会う。

旅先で出会った男から用事を頼まれて、古寺を訪ねた大学生のヨウは、惨殺死体を発見してショックを受ける。

平凡な生活をしていた坂井由美子はふとしたことから、落合正純を尾行しはじめた。

首都圏で金曜の夜ごと連続婦女暴行事件が発生した。

政財界のフィクサー尾越の裏金5億円を積んで、関越道を白いBMWが走る。運転するのは美女ひとり。

殺された若い女性の部屋は、窓やドアが完全にロックされておりごていねいにもチェーンまで掛けられていた。

警視庁捜査1課の村岡刑事は、久々の休暇で神戸の旧友を訪ねた。

ナイフで店員を傷つけ、コンビニから金を盗んだ男がいた。

児玉忽一とはじめて会ったとき、武浦美奈子の背筋にしびれるような感覚が走った。

昔バンドマンだった父は急に「瀬田の唐橋が見たい」と娘の路子に言いおいて大津に旅立った。

朝鮮戦争末期、佐世保港の灯を見降ろす丘で米軍水兵が変死した。三十九年後、事件の真相を追って甥の青年フレッドが来日。

大阪「海遊館」で葉子の父、名取興業社長の事故死についての疑惑をほのめかした元社員・今泉が、東京ベイエリア「葛西臨海公園」で殺された。

三角関係を精算するために、恋敵の池川由利のアパートを訪ねた世間知らずのお嬢様・神野祥子は、ふとしたはずみから由利を殺害してしまった。

レイプ事件が発端となり、女が殺された。しかし容疑者は三人の証言者に支えられた鉄壁のアリバイで武装していた。

上原厚子は愕然とした。それは27年間の人生で初めての衝撃だった。

私立探偵の牧原慎介は、資産家の兵藤慶一から妻・理絵子の不倫調査を依頓された。

建築設計事務所で残業中の社員二人は、向かいに建つ鏑木商事の社長が銃撃されるのを目撃した。

地上げ屋の隠し財産を狙った男女は、まんまと数億円相当の金品を盗み出すことに成功する。

二月の初め、OLの雨宮優子は婚約者の地根三津夫を年下の女性に奪われ、傷心旅行にグアムを選んだ。

藤堂新一は10年前、亡父から引き継いだ事業が困窮のどん底にあり、窃盗を働いた。

燃え立つ炎のような草紅葉に彩られる尾瀬の秋。

首都圏近郊のアパートで、一人暮らしのＯＬ・平沼美奈子が襲われた。

吉成行夫には、十二年来の秘密があった。

雪の降りしきるクリスマス・イブ、札幌の芸人宿に偶然泊まり合せた十三人の客の中の一人が絞殺された。

亡父から真面目だけを取り柄に育てられた西並玄一郎。

商事会社勤務のOL、得田彰子は、結婚を前提に交際していた、車のセールスマン、常沢尚広に裏切られ、傷心旅行のドライブに出かけた。

依頼は電話で受け、人前に決して姿は見せない。卓抜した情報収集能力と観察力を兼ね備えた「写録（しゃろく）探偵事務所」。

ある日、ふと手にした新聞の記事にあった“瓶の破裂”というキーワードから、子供の頃の古い記憶がよみがえる…。

子どもの頃から目立ちたがり屋の拝原欣治はひと回りも年上のレストラン・チェーン店の女社長と結婚した。

高井沢文雄は神保貞介殺害のため、神保家の別荘の床下にダイナマイトを仕掛けた。

都心・池袋の雑居ビル。長い夜を過ごすガードマンたちが、ドスン、という地響きの音を聞いた。

実業家・黒住泰造のもとに、“殺されかけたお前の息子より”という奇妙な脅迫状が届いた。

横地邦生の婚約者、河内三枝子は、一人旅に出た水上温泉で他殺体で発見された。

3年半の刑期を了え、出所した柴山は思わず目を疑った。

資産家、鍋原家の主、栄造はガンに冒され療養所で伏している。

作家の森川は17年前、たまたま見学した録音スタジオから歌手が失踪するという事件にでくわした。

推理作家志望の根岸登志彦は、7月15日午前3時アパートの一室で、50メートル先のメゾン・ガーネット401号室に住むアイドルスター、佐伯真弓が自室から墜落するのを目撃した。

殺された男が死亡推定時刻に電話をかけていた。その男は四年前の謎の焼死事件にも関与していたことが判明。

ガードマンが殺された。厳重な警備の盲点を巧みについた犯人は不敵にも、犯行現場にTAKERUという謎の文字を残していった。

芸能評論家・町田卓二はある夜、誰も入れるはずのないマンションの自室に帰ると、吸いかけの葉巻きが灰皿で煙を上げていた。

芸能界の驚くべき内幕を鋭く抉る著者会心の傑作長編!!

東京・高島平のパブで開かれたカラオケパーティ。「ここに集まった者の中に、自分の犯した犯罪を隠している人間がいる。

落合義夫、２４歳。

三津田建業創立20周年祝賀会で、社長三津田良造は創業時の秘話を披露したのち、死体となって発見された。