複合誘拐
- 誘拐ミステリ (101)
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大谷羊太郎の作品は、『本格ミステリ・フラッシュバック』で、かなり高く評価されている。 そこで、簡単に入手できる本作を、試しに読んでみた。 非常に面白い。結末に向けて二転三転四転するにもかかわらず、きちんと第1章からの伏線を回収するなど、推理劇としてよくできている。 本格推理風味のある誘拐サスペンスの作例では、森村誠一の『凄愴圏』を読んでガッカリした事が思い出される。 被害者だけでなく犯人もまた、偶然に左右され運命にもてあそばれた存在であるという点を描き出すのに、『凄愴圏』では、文字通り偶然の連鎖から生まれるサスペンスに流れてしまった。 一方『複合誘拐』では、懸命の推理と捜査による緊迫感がラストまで保たれており、ミステリとしては格段に優れた出来になっている。 | ||||
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