滅びのモノクローム
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滅びのモノクロームの総合評価:
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全3件 1~3 1/1ページ
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駄作。 | ||||
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あらすじや、帯を読んだときの期待感からはかけ離れた内容。 | ||||
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週刊文春の年間ミステリーベストテンが新人賞、特に乱歩賞受賞作に異常に甘いことは有名だ。 1980年代などは1位2位がほとんど指定席で、佳作や次点刊行作もあわせ4位まで独占したこともある。 推理作家協会員達は新人に優しく、同輩に厳しいのだろう。1990年代に入り「このミステリーがすごい」 が始まると、こちらは対照的に新人にシビアで、同じ作品が片や1位、片や50位以下なんてことも珍しく なくなった。 で、2003年乱歩賞受賞作「滅びのモノクローム」も、文春3位、「このミス」ゼロ票(順位にすれば100位 以下か)という結果となった。文庫解説の井家上隆之氏は、これが憤懣やるかたないらしくて 「若い世代の“歴史離れ”というのは好意的に過ぎる、歴史に対する“無知”というしかない、じつに 恐るべき現実の反映としか見えない」 とまで書いている。賞賛や批判について異議を唱える、というのは判るが、黙殺について異議、しかも ここまで激烈な異議を唱えるというのは異例ではないか。 60名の選考委員が、この作に票を投じなかったというだけで「無知というしかない」とまでバッサリ斬 られているのである(実際は匿名座談会の「テーマが陳腐」というコメントに対して向けられたものの ようが気もするが)。きっと凄まじいまでの歴史の真実が、感動的なエンターテインメントの形で提出 されているに違いない・・・・ という期待は半分冗談だったが、そのまた半分も満たしてくれることはなかった。別に人々はこの作に 自虐史観がどうのこうのと批判を加えたわけではなかったのである。テーマが大切であればあるほど、 より巧緻なドラマの中で説得力を以て描かなければ読者の胸に届くことはない。そこが本作は決定的に 不足しているのである。これでは「無駄に重いデーマ」ではないか。むしろ歴史を軽く見ているのは 作者や井家上氏の方ではないだろうか。 | ||||
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平明な文体で読み易い作品。出だしの骨董市の描写は優れていて、期待感は高まっていきますが・・・・・・。また、昔の日光中禅寺湖周辺の描写も中々のもので、この作者の持ち味がいきています。但し、推理物としては、完成度がイマイチです。減点法ではこんな感じですが、釣りの魅力と深いを読みをできる方ならば、ここに戦時中の犯罪を絡ませたのは、少し無理筋であっても私は作者のオリジナル性として評価しました。再読したら、「13階段」や「パラソル・・・・・・・」と牽けを取らない傑作でお勧めです。 | ||||
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読めないほどレベルの低い作品ではないが、戦争絡みの話と殺し屋の設定がとにかく酷い まるでギャグで書いたかのような雰囲気をかもし出し作品の程度を下げてしまっている これを読む勇気ある人はそのあたりの気の抜ける内容に覚悟しておいたほうがいいだろう | ||||
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フィルムの謎は提示されるが,事件が起こらない。 中盤230ページを読むとようやく殺人が起こる。 場面が頻繁に変わって書かれるが,”誰が”,”何を” ”どういう関係があるのか”というのがさっぱりわからない。 読者は読み進んでから,戻りに戻らなければならないだろう。 動機もはっきりしない。 手がかりも示されず,謎解きの小説ではない。 テーマは重厚だが,これはミステリーなのだろうか。 釣りと歴史に興味がある人にはよいのかもしれない。 門外漢にはあまりに冗長だが。 乱歩賞と構えて読むと失望する。 | ||||
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何の予備知識もなくこの本を読みました。のっけから今住んでいる仙台が出てきて、次に大好きなフライフィッシング、憧れのHARDY PERFECTリールが出てきて おやおやと思っていたら学生時代にバイトしていた日光中禅寺湖畔の風景と次々に自分と重なる部分に深くひきつけられました。しかしながら 不気味な謎解きの展開があって その原因が判ると一気にあっさりと不満足な結末を迎えて 幽霊の正体みたり枯れ尾花みたいな話でした。 主役の二人がディーン・クーンツの主人公の善人パターンで 悪役もなんだか悪モノぶりが物足りないし、フライフィッシングの薀蓄も物足りなかった。 全部中途半端。 | ||||
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