アルキメデスは手を汚さない



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初公開日(参考)1973年01月
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長編小説

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アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)

2006年09月16日 アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)

「アルキメデス」という不可解な言葉だけを残して、女子高生・美雪は絶命。さらにクラスメートが教室で毒殺未遂に倒れ、行方不明者も出て、学内は騒然!大人たちも巻き込んだミステリアスな事件の真相は?’70年代の学園を舞台に、若者の友情と反抗を描く伝説の青春ミステリー。江戸川乱歩賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.75pt

アルキメデスは手を汚さないの総合評価:7.06/10点レビュー 63件。Cランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

アルキメデスは手を汚さないの感想


「アルキメデス」という言葉を残して死んでいった女子高生・美雪。彼女の死の真相を握る級友たちは大人たちの追及を嘲笑うようにかわしていく。クラスメートの弁当に紛れた毒、ある男の失踪、いずれの事件にも柳生という生徒が関わっているようだが・・・。
昭和47年の学園を舞台に若者の未成熟な友情と世間への反抗を示した青春推理小説。


1972年の江戸川乱歩賞、高校を舞台に人の死の真相を扱った青春ミステリーの先駆けといえる作品ですね。とはいえその青春は現代とはとても似つかないような内容となっています。解説に「青春悪漢小説」と述べられている通り、この作品に出てくる高校生たちはアウトローで小生意気で大人への敬意を知らぬ未成熟な若者です。当時はSNSは勿論、携帯の普及もない時代なので若者たちのストレスや主張は直接的な言動や行動によって示すしかないのでしょう。それが正解なのか不正解なのはさて置き、おそろしく行動的で危なっかしい青年たちが事件の中心陣取っています。一方で追及する側の大人たちはというと極一部を除き、まともな大人たちなのでさらに青年たちの生意気さを際立たせています。
物語の謎が氷解した後に残る若者たちへの印象は「分からない」、「理解できない」という意見が多いと思います。それは作中の刑事もそう感じている通り作者も納得づくの計算、本作はそんな得体の知れぬような不安定な若者像をあえて表現していると感じます。



りーり
9EDFH0HC
No.3:
(5pt)

東野圭吾が初めて読んだミステリーらしい

なるほど「放課後」に通じるものがありますね。もう少し人物のキャラクターが表現されていればよかったのですが。特に柴本健次郎。

わたろう
0BCEGGR4
No.2:
(7pt)

アルキメデスは手を汚さないの感想

東野圭吾の作風に大きな影響を与えたことで有名な作品。雰囲気が東野圭吾の『同級生』に似ています。小峰元の作品の中で、本作だけはいまだに書店に売っています。

BOY
IM7XWAPW
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

アルキメデスは手を汚さないの感想

70年代の青春ミステリ。
40年近く前の小説なのにあまり古さを感じませんでした。
東野圭吾がこの本を読んで作家を志したという話をきいて、
雰囲気がなるほどって思いました。
謎解きは薄めでした。

ゆー
98N04ZLM
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.59:
(5pt)

東野作品の原点‼️

読書した当時を思い出す作品です。
懐かしさと、なるほどと思わされるトリックに改めて感心しました。
良い作品です。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)Amazon書評・レビュー:アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.58:
(4pt)

半世紀!

『アルキメデスは手を汚さない』は、いわば「今どきの若い者は」小説。1970年代の高校生(今どきの若い者)の生態を描いているのですが、半世紀を経た今となっては正直ピンときません。最後の「汚れた世間には、手を汚して立ち向かおうじゃないか」というのが、子供時代を卒業していく青年へのはなむけの言葉かな。
江戸川乱歩賞全集(9)アルキメデスは手を汚さない 暗黒告知 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:江戸川乱歩賞全集(9)アルキメデスは手を汚さない 暗黒告知 (講談社文庫)より
4062649624
No.57:
(5pt)

気持ちよかった

元祖推理系ライトノベルです。
小学生の頃に全シリーズ読破しました。
江戸川乱歩、コナンドイル、モーリスルブラン、アガサクリスティほぼ全部読破しました、図書館小僧でした。
それぞれの空気感が違っていてその中に浸るのが堪らなく気持ちよかった。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)Amazon書評・レビュー:アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.56:
(4pt)

数十年ぶりに再読しました

内容はほとんど忘れていましたが、たまには同じ本を読んで見るというのもいいもんだと思いました。ディオゲネスやヒポクラテスも読んでみようかな。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)Amazon書評・レビュー:アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140
No.55:
(1pt)

人物にことごとく魅力がない

とにかく登場人物の誰もかれもが感情移入したくない嫌なやつや魅力のないやつばかり。
最後まで我慢して読みましたが、結局同じでストレスが溜まるだけでした。
高校生の言葉も変。
いくら昭和の学生運動の余韻が残るころだとしても、まるで戦前の文学青年みたい。
トリックは、理屈はわかるけど無理矢理感たっぷり。
乱歩賞でも最近のこのミス大賞でもそうですが、トリックや展開ばかりで人物がまるでだめな薄っぺらな作品が多い。
とくにミステリーの賞については、ちゃんと魅力的で深みのある人物が描けることを最低限度の受賞条件にしてほしい。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)Amazon書評・レビュー:アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)より
4061360140



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