透明な季節

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種別
長編
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4,652回
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1
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8
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あらすじ

1980年09月01日 透明な季節 (講談社文庫 か 9-1)

ミステリーの傑作。江戸川乱歩賞受賞作。ぼくは夜明けまで犯人を追っていた……――ポケゴリが死んだ。しかも、殺されたのだ。あの憎い配属将校の死は、とても喜ばしい。殺した奴は、ほんとうに偉い、と思う。でも、あの美しい薫さんが、あいつの奥さんだったなんて、ぼくの胸は、張り裂けそうだ。……戦時下の学園生活を舞台に、年上の女性に淡い思慕を抱く一中学生の体験を描く、青春推理長編。江戸川乱歩賞受賞作!(「BOOK」データベースより)

評判

透明な季節の評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

透明な季節の総合評価:

8.22/10点 レビュー 9件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

神社の境内

淡い青春の日々です。 

わたろう
0BCEGGR4

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8
(5pt)

戦時下の青春。

基本的に私は推理小説だとかミステリーというものを好まない。謎やトリックのために殺人、いや殺人と言うリアリティまであるだろうか、あればあったで露悪的で不快だが、血のりの飛ぶ空疎な人形劇を見せられているようで。というと人形劇を譏っているようだが、要するに人間ではなくマネキンが動いているような空々しい感想しか持てないということ。数年前古書店で本書の文庫を見かけ。毒々しいというか昔の看板絵のようなカバーイラストに逆に興味を惹かれ頁を繰ってみた。トリックはあるが、私はそこには全く関心がない。人が活き活きと生息していた。そして太平洋戦争末期の時代の空気がくきやかに描かれていた。騒然とした情勢のなか、事件でさらに騒然するなかに、瑞々しく透明感のある青春が営まれてあって。ささやかな出会いと別れ。哀しみ、さりながら爽やかさ。著者は、推理小説の宿命的な壁として、謎やトリックに力をおけば人間が死んでゆくし、人間に力をいれれば謎やトリックが死んでゆく、そのどちらも生かしたものを目ざしたのこと。そしてまた、戦争に巻き込まれ知られずに亡くなっていった数多の人を思い出してもらう縁になれば、という思いもあるとか。私は謎やトリックは後から付いてくるものであって、まずは人がありきと信じて疑わない。人が生きていて、その時代が表れていて。推理小説という形をとった、痛切な青春小説の傑作です。
透明な季節 (講談社文庫 か 9-1) Amazon書評・レビュー: 透明な季節 (講談社文庫 か 9-1)より
4061361759
No.7
(5pt)

戦時下の青春。

基本的に私は推理小説だとかミステリーというものを好まない。謎やトリックのために殺人、いや殺人と言うリアリティまであるだろうか、あればあったで露悪的で不快だが、血のりの飛ぶ空疎な人形劇を見せられているようで。というと人形劇を譏っているようだが、要するに人間ではなくマネキンが動いているような空々しい感想しか持てないということ。数年前古書店で本書の文庫を見かけ。毒々しいというか昔の看板絵のようなカバーイラストに逆に興味を惹かれ頁を繰ってみた。トリックはあるが、私はそこには全く関心がない。人が活き活きと生息していた。そして太平洋戦争末期の時代の空気がくきやかに描かれていた。騒然とした情勢のなか、事件でさらに騒然するなかに、瑞々しく透明感のある青春が営まれてあって。ささやかな出会いと別れ。哀しみ、さりながら爽やかさ。著者は、推理小説の宿命的な壁として、謎やトリックに力をおけば人間が死んでゆくし、人間に力をいれれば謎やトリックが死んでゆく、そのどちらも生かしたものを目ざしたのこと。そしてまた、戦争に巻き込まれ知られずに亡くなっていった数多の人を思い出してもらう縁になれば、という思いもあるとか。私は謎やトリックは後から付いてくるものであって、まずは人がありきと信じて疑わない。人が生きていて、その時代が表れていて。推理小説という形をとった、痛切な青春小説の傑作です。
透明な季節 (1980年) (Roman books) Amazon書評・レビュー: 透明な季節 (1980年) (Roman books)より
B000J8A9FE
No.6
(5pt)

戦時下の青春。

基本的に私は推理小説だとかミステリーというものを好まない。謎やトリックのために殺人、いや殺人と言うリアリティまであるだろうか、あればあったで露悪的で不快だが、血のりの飛ぶ空疎な人形劇を見せられているようで。というと人形劇を譏っているようだが、要するに人間ではなくマネキンが動いているような空々しい感想しか持てないということ。数年前古書店で本書の文庫を見かけ。毒々しいというか昔の看板絵のようなカバーイラストに逆に興味を惹かれ頁を繰ってみた。トリックはあるが、私はそこには全く関心がない。人が活き活きと生息していた。そして太平洋戦争末期の時代の空気がくきやかに描かれていた。騒然とした情勢のなか、事件でさらに騒然するなかに、瑞々しく透明感のある青春が営まれてあって。ささやかな出会いと別れ。哀しみ、さりながら爽やかさ。著者は、推理小説の宿命的な壁として、謎やトリックに力をおけば人間が死んでゆくし、人間に力をいれれば謎やトリックが死んでゆく、そのどちらも生かしたものを目ざしたのこと。そしてまた、戦争に巻き込まれ知られずに亡くなっていった数多の人を思い出してもらう縁になれば、という思いもあるとか。私は謎やトリックは後から付いてくるものであって、まずは人がありきと信じて疑わない。人が生きていて、その時代が表れていて。推理小説という形をとった、痛切な青春小説の傑作です。
透明な季節 (1977年) Amazon書評・レビュー: 透明な季節 (1977年)より
B000J8UIJ6
No.5
(5pt)

傑作再読

30年以上前に購入して愛読していました、舞台も比較的自宅から近く
今は当時の面影も薄くなりつつありますが、たまに根津神社に立ち寄る
度にこの小説を思い出します。
 タイトル通り透明感のある後味そしてあの時代は生まれていないので
判りませんが何となく日本が終末に向かう静謐感が感じられます。
 何故か作者その他の作品ともに絶版ですが電子書籍で読めるのはありがたいです。
 ちなみにこの小説は昔テレビドラマ化されています。
確か2時間のサスペンス劇場枠でしたがなかなか力作でした。
主演は芦川誠・中野良子・ポケゴリは泉谷しげる(適役)など。
透明な季節 (講談社文庫 か 9-1) Amazon書評・レビュー: 透明な季節 (講談社文庫 か 9-1)より
4061361759
No.4
(5pt)

傑作再読

30年以上前に購入して愛読していました、舞台も比較的自宅から近く
今は当時の面影も薄くなりつつありますが、たまに根津神社に立ち寄る
度にこの小説を思い出します。
 タイトル通り透明感のある後味そしてあの時代は生まれていないので
判りませんが何となく日本が終末に向かう静謐感が感じられます。
 何故か作者その他の作品ともに絶版ですが電子書籍で読めるのはありがたいです。
 ちなみにこの小説は昔テレビドラマ化されています。
確か2時間のサスペンス劇場枠でしたがなかなか力作でした。
主演は芦川誠・中野良子・ポケゴリは泉谷しげる(適役)など。
透明な季節 (1977年) Amazon書評・レビュー: 透明な季節 (1977年)より
B000J8UIJ6

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