裏六甲異人館の惨劇



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初公開日(参考)1987年09月
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長編小説

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裏六甲異人館の惨劇 (講談社ノベルス)

1987年09月01日 裏六甲異人館の惨劇 (講談社ノベルス)

神戸、六甲山の異人館で外国人宝石商の惨殺死体が発見され、ブラック・ファンタジーと名づけられた黒真珠が消失した。“黒真珠夫人”の真隅夫人、宝石デザイナーの忍田、美人ハウスキーパーの野川ほか、怪しい人物には必ずアリバイが…。名探偵五城秀樹の推理で鉄のアリバイが崩れ、恐るべき真相が明らかになる! (「BOOK」データベースより)




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裏六甲異人館の惨劇の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


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No.1:
(4pt)

昭和末の本格ミステリはどんなものだったか

講談社ノベルス1987年9月刊行…なんと『十角館の殺人』と同じ月に同じレーベルから刊行の、「新本格」ブーム直前において旧(?)に属するベテランが手がけた「館モノ」ミステリであります。
で、内容はといえば「人間が描けていない? 何それ?」といわんばかりに登場人物はとことんゲームの駒扱い。冒頭から殺人事件が発生し、探偵役が捜査に乗り出し、真相を推理するという展開に徹していて物語なんてあってないようなもの。ほとんど真相のアイデア一本勝負といっていいような、推理パズルの極北的一作でした。いやー、見え見えな真相かと思ったら見事に足元をすくわれてしまい、雑な描写や御都合主義展開と思えたものがきっちり伏線として回収されていったので、すっかりやられてしまいましたよ。
昭和末の本格ミステリはどんなものだったか、温故知新のおつもりでお楽しみください。2時間サスペンスっぽい展開に「腋のヘアで人気のポルノ女優」「以前は過激派の左翼学生だったけどいまはお屋敷のメイドさん」なんてキャラ設定に当時の時流が偲ばれます。ポルノ女優な女の子は振り返ってみると作中で一番(唯一?)まともな登場人物だったのですが、「ポルノ女優にしては明朗に健康という変わった特徴を持つ、珍重すべき存在」なんて書かれていて、そんなところにも時世の移り変わりをひしひしと。
裏六甲異人館の惨劇 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:裏六甲異人館の惨劇 (講談社ノベルス)より
4061813218



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