幸 SACHI
- 認知症 (79)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
幸 SACHIの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価が高かったので、文庫化を機に期待と共に読み始めました。 ストーリーの細かい話は、ここでは言いませんが、相棒の女性刑事が妊婦であるという設定が、良かったり悪かったりです。 香納さんの作品にしては、派手さはなく重厚な物語ですが、最後まできっちり読ませる話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大当たりです。これまでずっと期待しながら読んでは外してきた著者でした。 よくもこれだけ複雑なストーリーを思いついたものです。 一人称で語る主人公の造形はわりとありがちですが、相棒がまさかの臨月刑事。 そして、ごく短いながらも胸がすくような終盤の(これもまさかの)アクション劇。 「組織じゃない。問題は、俺が何をやっているかだ」という台詞は、主人公だけのものではなく、この小説の骨子です。 よかったです。お見事! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本を購入し梱包を開くと、帯に「著者の最高峰、12年ぶりの書き下ろし」とあった。 著者の作品は、ストーリー性あふれる中に叙情とか余韻のあるものが多いので、これは期待できると思って読み始めると、途中で止められず、まる半日かけて読み終わった。 さすが香納諒一の作品であり、帯の謳い文句に間違いはなかった。 とにかく著者が全力でストーリーを造り、書き上げた作品の感があり、読むほうもざっと読み流すのではなく、物語の中に溶け込み、一緒になって感情を共有できるほどの入れ込みが必要だと思った。 多少内容が盛り込みすぎという気もするが、著者のこの作品に対する思いがそうしたのであろう。 当然、五つ星に該当する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
香納諒一にしてはかなり静かな刑事物。 二つの事件が交錯し、二転三転とした後意外な人間が浮上するところは香納諒一らしいものの、 そこにいたる人間関係の複雑さはいままでにない読み応えでした。 人はみな悩み傷ついて、あがきながら生きている。 そのなかの小さな幸せがいかに大切か、登場人物それぞれの口から語られます。 刑事物とは思えない濃密な人間ドラマは、いままでのイメージを打ち破るすばらしい出来栄えです。 K.S.Pのスピード感を求める向きには物足りないかも知れませんが、 香納諒一の新境地を開拓したなと思わずにはいられません。 ラストの幸せに満ちたシーンには、思わず涙がこぼれることを覚悟してください。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|