約束 K・S・Pアナザー
- 横領 (72)
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 | 2019年06月12日 約束 K・S・Pアナザー (祥伝社文庫) 親友の父を殺した秀夫は、服役中に連絡を絶った最愛の人を捜していた。だが、伝手となる男の殺害現場に遭遇。そこで、震災復興事業の横領を示す文書と大金の入った鞄を託されるが、少年康昊に持ち去られる。鞄回収のため悪徳刑事天明谷を遣う殺人者一味や、在日韓国人の不良金貸し一派が執拗に迫る中、秀夫を救った少年は山分けを主張。暗黒街を駆ける大争奪戦の行方は?(「BOOK」データベースより) |
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| 作者さんの、KSPシリーズとしての作品を悪評価する方が多いようですが、その部分を気にせず単なる犯罪小説として読めばそれなりに面白いですよ。 中盤のストーリー展開は一気に読ませてくれます。 まぁ、ラストの展開はちょっと性善に寄りすぎだとは思いますが、十分面白い作品だと思います。 | ||||
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| 「アナザー」と言い訳しているはいえ、K・S・Pとして発表してはいけません。全くの別で、無関係の作品です。 | ||||
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| 香納諒一は、中堅ハードボイルド作家としての確立された地位と文体を捨て、新たな文体を確立し、さらなる飛躍をした類まれな作家で、作品に外れのない日本では最も信頼できる作家だと評価していた。 しかし、この作品は何だ？まるで馳星周か新堂冬樹の作品のような後味の悪さ。しかも外伝とはいえ、Ｋ・Ｓ・Ｐをこんなふうに扱ったら、もうＫ・Ｓ・Ｐの続編も書けないではないか。好きなシリーズだったのに。 この作品の事は忘れて、少し前の香納諒一に戻って欲しい。 | ||||
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| KSPシリーズが気に入って読んでいたので、今回も同シリーズと思い購入。 確かにKSP（警視庁歌舞伎町分署）が舞台の話ですが、前シリーズまでの登場人物はほぼ出ていなく、よく見ると「アナザー」とか、特別編と記されていましたので、別物なんですね。 だったら、もう少し分かりやすく書いてほしかった。 | ||||
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