ただ去るが如く



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初公開日(参考)1998年10月
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長編小説

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ただ去るが如く (角川文庫)

2001年09月01日 ただ去るが如く (角川文庫)

5年前、組の幹部を殺害して大阪を後にした橋爪優作は、北陸の海辺の町で所帯を持ち、一見かたぎのような生活を送っていた。だが、その裏では元タンカー乗りの老人と手を組み、“表沙汰にできない金”を強奪するという裏仕事に手を染めていた。冬のある日、京都のお茶屋で闇献金を奪取した優作は、旧知の女実業家に現場を押さえられ、ありがたくない仕事を押しつけられる。ある業者から広域暴力団、共和会に渡る3億円の横取りだ。やむなく女の言い分を受け入れた優作は、因縁の男たちと対峙することになるが…。傑作ロマン・ノワール。 (「BOOK」データベースより)




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ただ去るが如くの総合評価:6.50/10点レビュー 2件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

埋もれた傑作

著者の初期作品の傑作のひとつと間違いなく言える程、面白い。
主人公は元ヤクザで田舎で老人と手を組んで裏金強奪の裏稼業をしていて、その場面をヤクザ時代の知り合い女実業家に見られ、3億円の強奪を強要される。ただ単純に脅迫するような女実業家ではない事を知っていて調べていくと彼女もヤクザに狙われ死んでしまう。主人公もヤクザ時代に自分の組を仲間と共に幹部を殺すことで潰していて、その仲間との因縁も全て3億円強奪に集約していく。
3億円をどのように強奪するかを主人公達が考えるところも読みごたえがあるし、潰した組の組長娘とも関係や魅力的な登場人物も良い。

ノワ-ルとはいっても、著者の優しさがあって主人公が悪になりきれず、読み易く多少展開の強引さはあるが中だるみがなく一気読み間違いなし。

タカタソン
HU0OGV5Q
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(3pt)

シンパシーが抱けません

いかにもハードボイルドという、タイトルの格好良さに惹かれて、時々購入する作家ですが、残念なことに、まだ「当たり」に出会ったことがありません。
 では、悪いかというと決してそうではなく、この作品も、目まぐるしく攻守が入れ替わる展開、相棒との信頼関係、ほのかな恋愛等が盛りだくさんでストーリー的にも破綻がありません。
 結局のところ、主人公にどれほど肩入れして読めるかによる評価の違いで、自分にとってはあまり合わなかっただけです。主人公の魅力が乏しいと、どれほど凝ったストーリーでも、ハラハラドキドキできず、ただ長いだけの物語になってしまうということを、改めて感じた作品でした。
ただ去るが如く (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ただ去るが如く (角川文庫)より
4041911052



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