夜を待ちながら
- タクシードライバー (11)
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かつて裏の世界でヤバい仕事をしていた浜田英二は、 過去にその仕事を辞めることになった事件を起こした連中が、 英二に親しい人間を襲い出したことによって、 過去の事件の精算をするために、かつての相棒・鈴川とともに立ち上がる。 能力に秀でた者同士がチームを組んでデカい仕事をやってのける・・・ というのは、「我らが時の輝き」がまさにそうだったけど、 この「夜を待ちながら」は、まさにその発展系だと思う。 正確に言うと、 「我らが~」は5人で、「夜を~」は英二と鈴川の二人なんだけど、 ラストと言うかエピローグの展開が凄い。 ネタバレになるけど、英二・鈴川の前に一人の人間が現れてチーム結成を宣言する。 英二も鈴川も二度とヤバい仕事はやらないつもりだったけど、 話を聞いているうちにワクワクしてきて(よっしゃ、やるか!)と、 チームを結成して終了になる。 「我らが~」では、ここまでハッキリとしたエピローグでは無かったので、 嬉しい終わり方だった(「我らが~」では、チームが出来るかも?みたいな終わり方だった)。 暗いエンディングの多い北方ハードボイルド作品にあって、 ちゃんと仇討ちを成功させて、味方は誰も死なず、 しかも物凄く明るいエンディングで終わるという珍しい作品。 主役の英二が相当に強いのも好感度大。 続編を熱望します。 | ||||
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北方さんの小説はこれが初でしたが、とてもストーリーがしっかりしていて引き込まれるので、あっという間に読み終わっている感じでした。一緒に『雨は心だけ濡らす』も購入しました。 | ||||
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タクシードライバーの主人公がどんな過去を持っているのか?どんどん読み進んでしまいます。最後の方ではこの作品の続きが読みたくなりました。これってシリーズものになるのか?なんとなく期待のある伏線を感じました。 | ||||
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北方謙三のハードボイルド。 ハードボイルドを読もうとするときに期 待するほとんどすべての要素とそれ以上のものがこの本の中にはあると 思う。活字を読むごとに腹の底にたまっていくような文脈は彼にしか出 せない。ハードボイルド以内ではなく、それ以外でそれ以上。 | ||||
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タクシードライバー浜田、浜田流という男の生き様が愛するものたちの心を捉える、血の繋がらない娘を娘として大事に育んでいた、それは亡くした妻の忘れ形見でもあった、愛した妻とともに仲間も亡くした、惰性の仕事と海釣りの日々、その平穏な日常に不穏な空気が漂い始めた時、浜田の胸に何かが灯った、敵は現役、引退した浜田たちに勝機はあるか、ぶち殺してやる、愛する娘を守るため、すべてに決着をつけるため浜田は埠頭で殺し合いに臨んだ、男の生きる意味とは、人間の生きる意味とは、男、浜田の浜田流が読者の心に鋭く迫る名作です | ||||
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